2023年を振り返り~ | 特定非営利活動法人 秋田スポーツPLUS 加藤光平

特定非営利活動法人 秋田スポーツPLUS 加藤光平

〝特定非営利活動法人秋田スポーツPLUS”代表を務める加藤が個人発信するプライベートブログ。2022年9月よりフリーペーパー秋田スポーツPLUS内、加藤光平備忘録をこちらに移行。

長文ファンの皆様、お待たせいたしました(このくだり、知っている方は知っていますよね)

計画表を見ながら今年1年の自分の動向を振り返ってみました。今年もいろんな所へ足を運び、いろんな人に出会い、いろんな学びがありました。

 

  月ごとに見る1年の振り返り

1月、楽しみに楽しみにしていたJFAフットボールカンファレンス横浜へ参加する為、羽田に到着してから申込みの不備に気づき参加不可・・・1日目はジュニアユースのスペイン遠征の打ち合わせでしたが、カンファレンス参加予定だった2日目・3日目のスケジュールが急遽空いてしまい、いきなり前日オファーでカレンロバートさんの木更津スポーツビレッジを視察させて頂くお願いを。今思えばこれがもう波乱の2023年を予期していた気も・・・



月末には大阪、ヨドコウスタジアムのピッチに立ち、風間八宏さんと初対面。風間塾に参加し風間メソッドを講義と実技で体感。刺激的な1月でした。

3月にはその風間さんを秋田にお迎えしサッカークリニック。1月末に初めてお会いし、その場でオファーをし、3月には秋田でクリニックが実現するこの自分の無謀ぶりと風間さんのフットワークの軽さ、そしてマネージャーさんの仕事と決断の速さ。どのクリニックもそう簡単ではないので、開催者冥利として別の感激を感じていた加藤でした。





4月、パートナーである西岡メディカルさん訪問に加え、コンサのトレーニング見学と日本ハムファイターズの新拠点:エスコンフィールドの見学。

そして、秋田市と八橋運動公園球技場のネーミングライツパ―トナー契約が締結され、ニュースに。全国的にも珍しいスポーツ団体によるネーミングライツ取得で秋田スポーツPLUS・ASPスタジアムが誕生。除幕式が行われ、テレビなどでも取り上げられました。




とにかくテレビ、新聞などメディアに出たくない加藤としては、この件は出来るだけ大きく拡散されてくれる事を望みつつも、自分があちこち出るのだけは最小限にしたいと願っていた中で、まずまず最低限の露出で済んだかなと・・・まず映像で自分が映る姿を見るのがとにかく嫌で絶対見ないですし、11月にも少々ラジオなどにも出ましたが、自分の声や話している声を聞くのが物凄く嫌なのでテレビでもラジオでも何かで見返す、聞き返すことは100%ありません。そして、家族にも言わない(苦笑)

5月は鹿島アントラーズつくばジュニアユースに進んだアカデミー卒業生の試合を見に車で茨城県へ。

6月、人生初の山口県へ。2022年に同じA級U12ライセンス講習で受講した鷲頭さんを訪ね、経営されている合宿施設やフェスティバル運営について学びに。他にも県内の様々な施設へ足を運び、見学させて頂きました。最終日は1人東京へ移動してビックサイトでのスポーツビジネス産業展へ。

7月、専用グラウンドの創出に向け、毎日のようにあの銀行、この銀行、はたまたあそこにも~と、打合せ、提出物の作成でピッチ外を走り回っていた月。7月が佳境でした。

グラウンドを作るのにかかる費用は明確に数字が出て、あとは借り入れの条件面の調整と融資実行の可否次第という中で、ASPが法人単独でこれを進めるべく全力を注いでいました。最後、打ち合わせに行った某公庫では(某の意味がないか・・・)豪雨災害で目の前の歩道が決壊、正面の道路は池状態の中、駐車も出来ない為、車は遠くに止め、池の水たまりを革靴でビショビショになりながら打ち合わせに行きました。



8月は灼熱の夏休みを地獄のスケジュール。

8/5・8/6・8/7とU13の関西遠征で奈良・大阪へ。帰りの飛行機が遅れ、20:45秋田着予定が22:30頃に。そこから事務所で作業、帰宅して洗濯、翌日の準備と、就寝が2時頃。そして3時間睡眠で起床5時からの車でU14の埼玉・千葉遠征へ向かう地獄の1週間。8/5-8/7が関西で8/8-8/11が関東という刺激的なスケジュールでした。

飛行機による前日の2時間タイムロスは計算外でしたが、運転はしっかり2人体制で選手の安全面が脅かされないよう対応。問題は1人で運転の加藤。誰か乗せているわけではないので何かあったらまあそれはそれでドンマイで済む話ですが(苦笑)疲労と睡眠不足で8時間運転はやばいな~と思いつつも、ミスチルを8時間熱唱し、眠気0で埼玉到着。ただし喉が少し壊れる・・・



関東遠征最終日は日本代表の拠点、JFA夢フィ―ルドへ。自分は日本代表vsブラジル戦の前日練習でトレーニングと施設を見学させて頂いた事がありこれが2回目。その時に連絡をとっていた経路でダメ元で選手の施設見学を依頼し、まさかのOKを頂き、しかも一般見学エリアを超え、自分が見学させて頂いた時と同じくピッチ内やトレーニングルーム、入浴室や監督室などにも入れてもらえた。幸運◎

8月末、大仙で行われている大会でゲストを探しているとのことで大会関係者からお話を頂き、秋田さんにオファー。快く引き受けてくださり、ASPも大会とクリニックへ参加。前日はグルージャホームの試合があった中で翌日に車で来て下さり感謝。お会い出来たのも嬉しかった◎



9月、ASPとして初開催の9歳以下大会をASPスタジアムで開催。大会の決勝を解説してもらう為、ミシェルさんに秋田へお越し頂く。大会参加者とジュニアユースへクリニックも実施。前日にミシェルさん、加藤、娘2人とねぶり流し館で竿燈妙技見学、男鹿観光へ。

10月、これまたASPとして初の試み、ジュニアユースのフェスティバルを10月3連休に2日間開催。中旬には自身初となる滋賀県へ足を運び、キムラスクエアガーデンさんの施設を視察。前日には久々となる日本代表の試合をノエビアスタジアムで観戦。代表戦としては今まで一番ピッチに近い席でした◎



12月は1発目、まずは東京へキッキングラボの田所さん、酸素ボックスやら展示会やらで足を運び、2発目、大阪へU15全国大会を視察。クリスマス前には娘2人を連れて妻抜き3人で神戸・大阪旅行(FB参照)へ。ラストはU13・U14全員参加で陸路鹿島遠征3日間で締め括り、例年よりかなり遅い12/30開催の年内ラストのアカデミーで法人の全ての日程を終えました。

 

  2022年に引き続き今年も・・・

今年は夏に学童保育で大きなアクシデントもあり、その際は出張もキャンセル、打ち合わせも全キャンセル、1ヶ月程スポーツ事業の現場から離れてフルコミット。思い当たる先輩経営者の方々にも沢山相談をし、経験した事のない毎日を過ごしました。

専用グラウンドについても今年最後に進めていた候補地が上手く進まず断念。1期生に対しての約束という意味で、現在の中2が在籍中に形にするという目標の中、工期から逆算すればこのお盆には候補地の決定と資金調達が確定しなければ不可能というリミットの中、結果的にそれが叶わなかった為、遠征終了時のお迎えの際に1期生保護者様へ経緯と結果をお伝えし謝罪。

1年間を振り返ると、本当に沢山の場所に足を運び、沢山の人に会い、沢山の新しい事を学べた1年でしたが、全体的に見ると思うようにいかなかった、ネガティブな感覚の残る1年でした。思い返すと2022年も1年の結びを「本当に嫌な事ばかりで、1日でも早く終わってしまえと思っていた2022年」と表現しています(どんだけ嫌なことあったん?笑)

2023年の年明けは心機一転、期待に胸を膨らませスタートしていたはずですが、今年も塩辛い1年でした。今年は「早く2023年終われ」というより「今年、無事年末迎えられるのか?」を社内でよく連発していました。とりあえずは2023年が終わろうとしていますが、2024年に対して過度な期待はすることなく、1年間粛々とすべきことを消化していきたいと思います。

2024年、新しくトライしていくであろう具体的なものは4つくらい今頭にあります。

それらはしっかりと形にしていきたいと思います。

また、ASPが実施している既存のものについても、選手、子供達、保護者様が喜んで頂けるような「今よりもっと」を目指して努力していきます。領域が広がり、自分が直接的に携わる箇所、時間は限定的になってきました。それが凄くもどかしく、どれも全て自分が直接提供できて、成功も失敗も全て自分で負うことが出来るならばそれがベストですが、そうすると出来る事の総量は少なくなる。サイズと質はトレードオフの関係にあります。ここに今自分は絶賛悩み苦しめられている気がします。この2年ほど、心穏やかに1年を終えられない原因があるのかもしれません。

スクールの最終日、保護者さんから「コーチ、来年は~」とお話を頂きました。ある視点から見れば期待を頂いている有難いお話ではありつつも、現状、自分がそうした期待におそらくストレートには応えられない中で、しかしながら何らかの形で絶対に応えたいその気持ちをどう形にするのか、そこが2024年以降の自分の在り方になっていきます。何にも無いけれど、気持ちだけはあります。ほんの少しでもいいので、なんとかその気持ちを形にして示すべき人達に示せるように努めて参ります。

 

2024年も秋田スポーツPLUS並びに加藤に対し変わらぬご支援、ご指導をよろしくお願いいたします~

 

加藤光平