2024.2.18(日)のステゴ回顧 | ふだにぃのブログ

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2/18(日)の振り返り。

 

ゴルシ産=2勝・2着1回・3着2回

Fメノ産=3着1回

Rライン産=1勝

母父ステゴ=1勝

母父オルフェ=3着1回

今日の馬券圏内 小倉=3頭/京都=3頭/東京=3頭

単勝回収率128.4%・複勝回収率78.7%

 

 

まず一頭入魂勝負馬に挙げていた  

東京11R=12着ドゥラエレーデ(単勝3番人気5.5倍/16頭)は

内目の枠から発馬は五分だったがダートコースに入る付近でダッシュ絶好に決まって

逃げ馬の直後2番手集団4頭の間につけて、前半600mを33秒9の速い流れに先行食らいついて運び

3角のコーナーリングで3列目に下がり前の先行勢を見ながら、隊列の外へ持ち出し仕掛けを待つ展開に

直線は隊列の右前に勝ち馬を見ながら絶好な状態で運んでいたのだが、追い出してもこの2走のような追って渋太い味が無く

早々にスタミナが切れてしまい、残り1Fは見せ場なく失速してしまうことに。

ここ2走が超強力な馬相手に健闘できていたが、今日は積極的に運んだのが裏目になってしまい

上級舞台で継続して安定して上位争い健闘し続けることの難しさを改めて痛感した感じに。

まだ明け4歳の春で、この1走だけの完敗で力尽きたとは到底思いたくない。

まだまだ地力をつけていく段階で上級善戦を味わえただけでも素晴らしいことだし、

この大敗で海外遠征は一旦断念すると思われ、しっかり立て直して改めて上級舞台通用の強い姿を見せてもらいたいもの。

 

 

 

小倉4R=1着クリノクオン(単勝1番人気3.2倍/12頭)は

序盤はそれほどダッシュ速くなく中団馬群の後ろにつけ、襷コースでテイエムクロマルが飛越失敗落馬する付近で

馬群の間を捌きながら先行4番手外まで浮上し、順回りに替わって飛越の巧さで逃げ馬の直後単独2番手まで押し上げて

2周目向正面に入ると逃げ馬の背後にピタッとつけると減速しない飛越ごとに前に並び掛け、単独先頭に躍り出ると

3角では馬場の良い部分を選び隊列の外目を通り2馬身半リードをつけて逃げ脚を伸ばし

4角で後続の接近にも軽快に手応え良くリードを保って、直線の最終障害も無事クリアすると

いきおい衰えずに4馬身のリードを保ったまま押し切り勝ち!

これが障害入り4戦目で着実に一戦ごとにレースを覚え進境を遂げて見事にレインボーライン産駒のJRA初勝利を飾った格好。

晩成の成長力もあり距離が伸びて持ち味を発揮する血統らしい成長曲線。上級でもいきなりではなく少しずつ通用する構図か。

 

 

 

東京4R=2着マイネルオーシャン(単勝3番人気3.2倍/16頭)は

最内枠からポンと好ダッシュ決めスッと逃げ馬の1馬身半後ろ単騎2番手を早々に確保し

直後に控えマークする人気馬を従えるような格好でも、手綱ガッチリと運んで、

前半61秒後の淡々としたペースに、直線向いても手応え良く堂々先頭に立ち押し切りを図るのを

馬群の内から浮上し並び掛けてきた勝ち馬に抜かせまいと一旦は渋太く食い下がっていたのだが、

クビほどグイッと前に出られると大きくは千切られはしなかったが盛り返す脚色とまでは至らず。

今日は人気を3頭で割って、勝ち馬相手にマークされた分の差という感じ。

中山替わりも問題ないはずで、次走こそは相手関係なく勝機を掴んでもらいたいもの。


 

 

京都6R=3着メイプルタピット(単勝5番人気9.4倍/11頭)は

まずまず五分の発馬からポジション争いから中位を単騎ポツンと追走する形から

向正面で隊列の内沿いを通って好位勢の後ろまで接近し3角手前で単騎3番手まで浮上し

3・4角は後続が早めに仕掛ける中で先行2頭の後ろでジックリと脚を溜めて

直線向いて外へ持ち出し外から併せてきた勝ち馬との競り合いで先行2頭へ迫り伸びようとしたが

勝ち馬に競り負けると残り100mは前と同じ脚色になって馬券圏どまりに。

距離延長で持ち味の渋太さを生かすレースは披露したのだが、前目で運んだ分終いの決め手に繋がらなかった感じ。
今日以上の消耗戦の決着になればもっと際どく好勝負できた可能性も。

 

 

 

小倉7R=1着グレイトクラウン(単勝12番人気36.1倍/16頭)&

    =4着ウインサマースノー(単勝7番人気22.2倍/16頭)&

    =11着ルクスマーベリック(単勝3番人気5.6倍/16頭)は

まずまず揃った発馬からマーベリックが積極的に先行単騎3番手につけ、

サマースノーも行き脚良く先行争いから4・5番手を追走し、その後ろにグレイトが中団で構えて、

前半59秒6の淀みない流れにマーベリックが4角手前から逃げ馬の外から並び掛けて

遅れた中団でサマースノーとグレイトが仕掛け好位の後ろまで接近

直線はマーベリックの粘り淡泊に失速するのを隊列の内外を挟みながら追い出し、

サマースノーが内へ進路を切り替えモタついている間に

グレイトクラウンが隊列の内ラチ沿いに切れ込みズバッと突き抜けると後続に1馬身半差つける快勝。

デビューから2走とも前目で運び、前走は失速していたが

今日は中団から溜めが利いたのか末脚を生かしたレースぶりと内容一変。

マーベリックも芝替わりでこれも今までより先行味を確かめられた

まだ適性や脚質など探りながら馬の持ち味を生かせる条件を早く見つけるのが先決だと再確認。

 

 

 

京都7R=1着マイネルカンパーナ(単勝3番人気5.6倍/8頭)&

    =3着ペネトレイトゴー(単勝6番人気43.2倍/8頭)は

カンパーナは好発を決め、大外枠からユリシーズが積極果敢に主導権を奪い3馬身離れた単独2番手にカンパーナがつけ

ペネトレイトは隊列から置かれたポツン最後方を淡々と運んでいく展開で1周目をゴール板前を通過し

1・2角のコーナリングでユリシーズが早くも7・8馬身とリードを広げ大逃げの形に持ち込んで

逃げ馬でも前半62秒2票のスローな流れで3秒近く大きく離れた2番手のカンパーナの位置でも超ドスローな展開に

3角の上り坂で逃げるユリシーズが急失速し、2番手以下の一団が一気に前を吸収して下り坂も各馬勢いつけて更に馬群が凝縮し

カンパーナが堂々と先頭に立って最後の直線を迎え、直後でマークしていた2着馬が馬場の6分処へ大きく張り出し持ち出すのとは逆に

カンパーナはまっすぐに馬場の3分処の傷んだところを通って粘り込みを図り、内外大きく離れた競り合いでいきおい衰えず押し切り勝ち!

その勝ち馬と同様の進路を通って伸びてきたペネトレイトが4着馬・5着馬の競り合いを内から交わし馬券圏内まで浮上する激走。

直線平坦で長い淀適性を見込んでレース選択した陣営の巧みさが光る勝ちっぷりで、昇級してからも楽しみありそう。

 

 

 

東京7R=3着アコークロー(単勝1番人気1.8倍/16頭)は

発馬は五分だったが序盤からスッと下げ後方集団馬群の後ろにポジションつけて

隊列の後ろから3番手を進み、比較的中団が固まっていく隊列で3角手前から馬群の間をついて流れに乗せようとするも

なかなかスピードに乗せて捌いて行けず。4角からジワッと隊列の外目へ持ち出し

直線はズラッと大きく広がった追い比べの外から3頭目をジワジワと伸び脚を使い

残り400m付近までは先行集団が粘り残っていた所をところを残り1F切って際立つ伸び脚でグイグイ末脚発揮し

ゴール前まで追い詰めにいったものの、前2頭を捕まえるには至らず。

良くも悪くも相手なりで適舞台で大崩れせずに堅実に好走を続けているがどうも決め手に欠く印象。

中山の2開催はいつも通りパスして、春の府中に照準を合わせて更なる相手レベルの低下に浮上チャンス巡ってくるか。

 

 

 

小倉8R=1着エリダヌス(単勝2番人気3.9倍/9頭)&

    =5着キュンストラー(単勝3番人気4.9倍/9頭)は

揃った発馬からエリダがスッと先行3番手外につけて、キュンスは隊列の中団後ろ内ラチ沿いへ下げ、

スノーディザイアはいつも通りポツンと隊列の最後方に控える展開から

手頃な頭数の割りに先団が比較的固まり加減で進み、3角で後続の接近に更に隊列が凝縮する流れに

キュンスが早めにエリダの外3番手争いまで浮上し、エリダは先行2頭の内沿いから前と並びかけ

4角から直線は内ラチ沿いの進路通ったエリダヌスが馬場の内外大きく使った追い比べで

6頭7頭拡がった競り合いで、残り1Fで堂々内沿いから先頭に躍り出ると

ゴール前では半馬身のリードを保ち切って押し切り勝ち!

京都7Rに続いて美浦ウッドで調整された同厩舎の4歳馬が、長距離遠征を物ともせずにシッカリ地力を発揮。

ようやく調整牧場と厩舎と馬の成長力がうまく噛み合うレースができて勝利につながっている印象にも。

昇級してもまだまだ伸びしろを見込め、相手なりに徐々に通用して良さそう。



 

 

東京10R=3着マイネルモーント(単勝1番人気2.6倍/9頭)は

大外枠からダッシュイマイチに序盤は後方3番手で手綱を引っ張り追走するも

向正面半ばで隊列の外を通って好位4番手外まで押し上げて

3角過ぎでゆったりとした一団の流れに逃げ先行勢をジックリ見ながら仕掛けを待ち

直線は前の2頭の外に手応えよく並び掛けようと、仕掛けを遅らせ徐々に加速しようもやや置かれ気味なり、

残り300mからエンジンが掛かって先に抜け出した勝ち馬を追って迫ろうとしたが

思いのほか末脚が長続きせず外から2着馬に交わされて、得意のこの舞台で勝ち獲りこぼすことに。

鞍上が前日落馬負傷で当日乗り替わりとなったのだがどうもこの鞍上がステゴ血の末脚の引き出し方を全然把握できてない。

この馬は府中だけにコースこだわる必要はなく、ひと叩きして上積み良化具合で前進に期待したい。


 

今日は小倉で3勝勝ち切りも含め全4勝!ただ1番人気での勝利は1つだけで、2つも人気を裏切ってしまう結果となりました。

如何にもステゴ血らしい『じゃない砲』な天邪鬼な結果とも考えられ、応援しながらもなかなか馬券の扱いが難しいと改めて感じますね。

ドゥラエレーデも本来の力ならこの相手で不甲斐ない大敗するはずじゃないんですけどねぇ。展開にやられたとそこに尽きますね。

海外遠征した一流馬たちが不在で格好をつけてもらいたかったですが、そんな相手でも臆することないのがこの血の良いところ。当然、巻き返し期してもらいたいっ!

さて来週から東は中山に戻り、西は阪神に替わります。重賞では中山記念にショウナンマグマが登録してます。

2月の開催最終週ということで、定年解散の厩舎もあれば、騎手を引退し次へ進むかたもいらっしゃいます。

そんな人たちに有終の美を飾れるようにステゴ血一族の馬たちが花を添えるべく激走してくれるかもしれません!

素晴らしい感動シーンがステゴ血とともに多くありますように、奮闘快走をワクワクして期待しましょ!