Fender USA 1977年製テレキャスター フロントPU修理 その2 | RE/F-TECH の足あと by u-tak

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RE/F-TECHとは、ビンテージ、アンティークをこよなく愛するミュージシャンu-takが、
旧き良きギター、アンプを中心に、修理、カスタムする小さな工房である。。。
子供たち(子役)の成長記も、ぼちぼちとお届けします。

調が出演させていただいている、Last Star さんの SKY と言う曲のMV、YouTubeの再生回数が1週間で1.4万回!


なかなか良いペースです。

未だご覧になっていない方は、是非。


そして、超過密ウィークがやってきました。
来週末まで、バタバタです。

朝から3人を順に車で送り、、、それぞれ別々のイベントに向かいました。

u-takは明日も打合せで、来週早々遠征も。

全て別々の案件です。

遠征の準備もしなければなりません。

 

分身の術、使えるものなら使いたい。。

 

 

さて、Fender USA 77年製テレのフロントPU修理の続きです。

 

前回は、巻き戻したコイル表面にラッカーを噴いたところまででしたね。

1日以上乾燥させて、仕上がり。

ラッカーの白濁も無くなり、キレイになりました。

 

PUカバーを取付け。

裏面の爪を慎重に折り曲げてPUカバーを固定。

リード線を元通りに取付け。

写真はありませんが、黒のマイナス線はハトメを貫通してPUカバーにもはんだ付けしています。

 

仕上がりの抵抗値は7.03kΩ at 21.5℃

テレキャスターテスト機に搭載してサウンドチェック

TONE回路が無く、VOLも500kΩですので、信号のロスが少ない事もあって、70'sのカラッとした出音です。

1弦がやや弱いですが、これは1弦PP(ポールピース)が裏面に飛び出し、低いためと思われます。

 

※ サウンドチェックの音の傾向は、搭載するギター、アンプ、その他セッティングにより変化しますので、あくまで参考となります。

 

上の写真の手に一番近いPPが1弦で、低いことが分かると思います。

 

PPが動きそうなら修正できないか確認してみましたが、ラッカーで固められているため全く動きませんでした。。

 

フロントで中低音の鳴りを活かした使い方をするなら余り気にはなりませんが、バランスを気にする場合はPU全体の高さセッティングを1弦側が高くなる様にした方が良いかもしれません。

最終的にはオーナー様のギターに搭載し、ほぼ問題無いとのことでしたので、一件落着です。

 

オーナー様のテレキャスターではVOLが1MΩ+ハイパスフィルタとのことで、高音が抜けやすいため1弦があまり引けて聴こえないのだと思われます。

 

 

2023年2つ目の修理完了。

今回も無事に修理が出来ました。

 

今から遠征の準備をします。

資料も作らなければならないのですが、その前に身だしなみから。

靴の手入れです。

 

社会人は靴を見られます。

若い頃は先輩の受け売りだったのですが、今は自分もビジネス相手の身だしなみ、特に靴やカバンを知らない間に見る様になっています。。

 

特に靴の手入れは時間もかかって、面倒で、手を付け難いものだと思います。

使い込んでいるけど手入れされた靴を履いている人は、色々気付けて気を使える人の事が多く、ビジネス上の相手としては好感が持てます。

 

若い人でも、ファッションの嗜好は違っても、何かで同じことが言えるのではないかと思ったり。

 

 

 

では、また。

u-tak