Fender Japan ST57 '89年製 レストア&カスタム その1 | RE/F-TECH の足あと by u-tak

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RE/F-TECHとは、ビンテージ、アンティークをこよなく愛するミュージシャンu-takが、
旧き良きギター、アンプを中心に、修理、カスタムする小さな工房である。。。
子供たち(子役)の成長記も、ぼちぼちとお届けします。

末っ子次男は関東バトンコンテストが終わり、次は7/10の目黒区のパーシモンほたる祭りに参加します。

 

パーシモンホールの大ホールで、出演時間は16:40から。

ダンス部門の最後の出演とのことです。

 

地域のお祭りですので、時間は前後する可能性があります。

来られる方は、時間に余裕をもってこられた方が良いかも、です。

 

そして、バトンの世界大会に向けた出発まで、1か月を切りました。

末っ子次男はクラブの練習だけでなく、天井の高い、大技が練習できる体育館を探しながら、自主練習も行っています。

 

そうそう、駒田先生がYoutubeのラジオで先日の関東バトンコンテストのことや、世界大会出場選手の応援グッズ販売の裏側を色々話してくれています。

 

よろしければ、お聴きくださいませ。

 

 

u-takはと言えば、ビンテージPUの修理が終わり、今は納品後の取付け確認待ちです。

 

現在はフェンダージャパンのストラトをレストア中ですので、そのログを先に残していきます。

 

今回はこちら。

Fender Japan ST57 です。

Gシリアルで、状態は結構使われた後、長らくメンテされず放置されていた模様。

 

ブリッジのイモネジも錆び付いて、ほぼ全部動きません。

ネックもかなり順反りで、フレットも弦下の凹みが大きく、かなり弦高を上げないとビビりが酷くて弾けない。。

 

PUのポールピースの高さも何だか変。

スタッガードですが、本来の高さではありません。。

 

早速分解して状態を確認していきます。

 

先ずはネックを外します。

ネックプレートの下は、塗装に錆が移っています。

また、ボディーの下側にはギタースタンドのゴムが溶けて着いています。

で、もしかするとラッカー塗装で上位グレード機かもと期待しましたが、ネックポケットに型式のスタンプナシ。。

でも、ボディーは恐らくアルダーで、センターで継がれている様に見えます。

 

ネック側にはST57のスタンプ。

そしてAスタンプ。

ネックヒールのデイトは89年11月30日

ネックの塗装もラッカーかな?と言う感じです。

 

そしてアウトプットジャックは、なんとSwtchcraft!

オリジナルであれば、やはり高級機の可能性がありますね。

 

しかし、サーキットはUSAパーツではなく、Fnender Japan のアルニコPUに日本製のパーツ。

ピックガードの全面アルミシールドは、久々に見ました。

珍しいと言えば、珍しいかも。

 

このJapan製アルニコPUも、安い機種には搭載されていません。

(安い機種はフェライトのバーマグネットタイプです。)

結構良い音がする、使いやすいPUです。

 

と、言うことで、先ずはこのサーキットをメンテしてレストアし、その後、カスタムするかどうか考えることにします。

 

先ずは、固着したブリッジのサドルから手当していきます。

トレモロ本体からは、サドルは何とか全て抜けました。

サドルを外しただけでこの錆とホコリ・・・

 

いつものCRC一夜漬け

翌日・・・

イモネジは結構強情に、サドルに固着し続けようと抵抗していましたが、六角レンチをペンチで回す荒業で、最後には全て抜くことが出来ました。

トレモロプレート側も清掃し、、、

装着!

年代相応の、良い感じのレリックになりました。

 

ブリッジが調整できるようになったので、次は先ず、ギターとしてちゃんと鳴らせるようになるかどうか、ネックとボディーを組んで、ネックの状態やフレットの状態を診ていきます。

 

 

長くなってきたので、今回はここまで。

 

 

いつも最後までお読みいただき有難うございます。

最後のプチ情報。

 

今年も、昨日7/1よりUSJのワンピースプレミアショーが始まりました。

長女と末っ子次男もお世話になった、関西の夏の一大ショーイベントと言っても良い出しものです。

 

末っ子次男は受験生ですが、今年は、これだけは何とか時間を作って観に行ければと思っています。

 

なぜかって?

観ればわかります・・・多分。

 

 

 

 

 

では、また。

u-tak