個人的な記憶用です。
NHKスペシャル なぜ人間になれたのか
第三集 大地に種をまいたとき
http://www.nhk.or.jp/special/onair/120219.html
農耕 定住 畑 縄張りが生まれ 戦い(争い)が始まる
テストステロン 狩猟のための戦意高揚
狩猟を止め移動しなくなると、闘争心が人間同士に向かうようになった
初期の小麦は、風が吹くと直ぐに飛び散ってしまい収穫には適していなかった
ドベックリ古代遺跡には宗教施設があった
その巨大な石柱は、叩くと太鼓のように音がした
その遺跡では、異なる部族が集まり、原始的な宗教儀式を行い、争いを避けたのではないか
儀式では、普段は食べないような御馳走を食べた
敵対関係のものも集まって、一緒に御馳走を食べ酒を飲み、もてなす
貴重な食料を分け与えることで仲間意識を高める
昔は、小麦を使って酵母とともにビールを造っていたのではないか…
そのためと考えられる大きな瓶が発掘されていた
そのために収穫が難しい初期の小麦を栽培していたし、貴重な小麦で作るビールが儀式の中心をなしていた
仲間を増やし、みんなに振舞うためには、収穫量を増やさなければならない
初期の小麦が発見された1万2千年前で、栽培種が出てきたのは1500年後だった
栽培種の割合が増えたのは、さらに1500年後だった
この栽培種が増えるにしたがって、人口も増加していった
闘争のホルモンに抵抗するオキシトシンは、信頼のホルモン。
哺乳や恋愛で高まるが、結婚式の場に参加するだけでもオキシトシンは増える。
さらに、食料を貯めることができるようになった
温暖化が農耕文明を誘導したが、温暖化は氷河を溶かしたため海水面が上昇し、大水害が耕地を飲み込んだ。
この耕地減少が新天地へと向かわせ、農耕文明が各地へと拡がっていった。
そして、栽培したものを印鑑で封印し所有を明確にして保存した。
未来に保存できるようになると、貯蓄が始まる…