昨日は、普及所の勉強会ということで、税金や、ライフプランについてのお話を聞きにいってきました
農業って、イメージとしては、のんびりまったり、でも重労働もある
中で自然と向き合っていく仕事って、イメージがあるんですが、(どうでしょう?私は、そんなイメージです
)実は、個人経営者として厳しい立場に置かれる職業なんですよね
私は、サラリーマンの父親のもとで育てられ、会社に勤めてから、農家の嫁になったので、そんな現実があるなんて考えもしなくて・・・
いや、なんとなくわかっていたつもりかもしれないけれど、実際は、本当に大変なことなんです。
以前は、農業でいわゆる「どんぶり勘定」ってやつでラクラクやっていけてた時代もあるんです。
でも、今は、ただ野菜を作って市場に出荷しているだけでは食べていけなくなっている現状があるわけです。
そんな話をしていたら、たぶんとめどないのでやめておきますが・・・
農業って、家計と経費がごっちゃになりやすいんですね
そこを、厳しく管理していかなければならないんだけれど・・・うまくいかないところが多々あります。
野菜を作って、売って、食べてもらって、「おいしい」と言ってもらう。それはとても素晴らしいこと
そこだけを見て、経営が成り立つならいいんですけれどね・・・
サラリーマン家庭と一番大きく違うのは、税金、国民年金、国民健康保険など、お給料から天引きされているお金が、収入に含まれるので、その分をもとから差し引いて家計を計算しなくてはならないこと
これって、大きいんですよね。
昨日の、モデルケースでは、収入の33パーセントとなっていました。
つまり、手取りで20万円の月収を確保しようと思ったら、約30万円の収入をあげておかなければならいということ。
30万円確保しようと思ったら、45万円になるということ・・・
農業にかかる経費はもちろん別ですよ。種代とか、肥料代とか・・・
農業に限らず、自営業されてる方はみなさんそうなんだと思いますが、この管理を自分たちでするって、なかなか大変
でも、やるしかないんですけれどね
いいものを作って、たくさん売る。これですね。
ちょっと、真面目なお話でした