想い出のドラマ 2019-秘密の扉 | ♪ DEAR MY LIFE ♪

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〔韓国・中国ドラマ部門〕

秘密の扉
李氏朝鮮第21代王英祖(ヨンジョ)は、息子の思悼世子(サドセジャ)を
米びつに閉じ込め餓死させる。この、朝鮮王朝史に残る悲劇を
ミステリータッチで描いた時代劇。
 
初回、ハン・ソッキュ演じる英祖が登場。
さすが、貫禄あるな・・・。
 
なるほど、このドラマの最後が「イ・サン」冒頭の、
『米びつ事件』につながるわけですね。しか~し!
英祖が世子を殺した理由が同じってことはないでしょう。
必ず、新解釈が加わるはずなんで興味津々。
 
 
そして、もう一つの興味は、いや、こっちがメインか?
キム・ユジョンちゃんが見れるってことです!!(/ω\)イヤン
 
 
序盤、ユジョンちゃんの韓服姿や妓生姿にホレボレしていると、
たった3年後に、こんな姿↓に変貌しちゃいました!(/・ω・)/
 
 
ギャ―――!誰、この女!しかも、再会した世子に、、、
「何がお望みですか?一夜を共にしたいのなら、どうぞ」って、
お~い、服、脱ぎ始めたぞ~い。成長しすぎだよ。( ;∀;)
 
まあ、この途中交代には賛否両論あるでしょうが、
ユジョンちゃんに、このセリフは似合いませんわな。
いや、それでも言わせてみたい気もす。。。ボソボソッ・・・
 
中盤、英祖が王位につく際の連判状の存在がカギになり、
この連判状を入手した思悼世子の存在を危険視した老論派が、
世子を殺せ!と迫り、英祖が押し切られてしまったのか?
~と予想してたんですが、これ、違いました。(*'ω'*)
 
終盤、世子は平民にも開かれた科挙試験の失敗を糧に、
老論派に隠れて私的に学問を教える場所「書斎」を造るんですが、
これが露見、私兵養成を謀反と解釈した英祖が世子を殺す?
~と予想してたら、これまた違いました。(´・ω・`)
 
官軍による討伐に対して書斎に潜む鳴砂団の私兵が反撃。
これにより書斎メンバーは逆賊として捕縛され、
生き残った鳴砂団は英祖暗殺という手段を選ぶ。
なるほど、この暗殺計画が失敗して世子を殺すのね?
~と予想してたら、またまた違いました。( ゚Д゚)
 
英祖の寝所で間一髪、同士を斬り捨て、父を救う息子。
その手で自分を斬れと、優しく諭す父。
しかし流血による王座獲得の連鎖を拒絶する息子。
そして、自らの足で、米びつに向かう思悼世子。
 
 
これ、解釈が難しいところですが、自殺っていうことになるんでしょうか。
ある意味、歴史に殺された・・・という感じかな?
よし、謎は解けたぞワトソン君!と思う間もなく、何か始まった。
 
 
ムムム、やたら、しわくちゃになった英祖が出て来ました。
後ろ姿しか見えない人物の服は青色なので、たぶん世孫でしょう。
「サンよ、友を作れ、できれば食事を共にできる友を・・・」
あれま、思悼世子に対する言葉とは真逆の訓示ですが、
これって最後まで見てくれた「イ・サン」ファンへの御褒美かな?
 
ヨボヨボの英祖の身体を支えながら歩くサン。
カメラは、ず~と引いていき、小さくなる二人の姿。
 
ここで世子の声優さんの声でナレーション。
『宮殿の最も美しい場所に書斎(ソジェ)を建てよ。
そして、身分の差はなく人材を集め、夢を実現させよ。
それが、そうすることこそが、私の仇を討つ最善の方法なのだ。』
奎章閣(キュジャンガク)に颯爽と入室してきた赤い服の人物。
 
彼に拝礼する臣下、パク・ジェガ、チョン・ヤギョン、
ペク・ドンス、チェ・ジェゴンらの名前がテロップで紹介。
 
そして、部屋の奥で立ち止まり、
振り返ったサンの顔がアップで迫る!
 
ガ--------------ン!(゚Д゚;)
 
 
「私が、思悼世子(サドセジャ)の息子だ!」
 
世子=ソンを演じたイ・ジェフンくんがサンを演じてます。
いや、最後の最後で、こんな仕掛けを用意してたんですね。
 
この、ラスト15秒が、あるかないかで、
このドラマの印象は大きく変わるでしょう。マイッタ!
2019年8月22日---年9月24日★★★☆☆