やっと出ました!もう、もう、待っていました!
Under the Rose 7 春の賛歌 (バーズコミックス デラックス)/船戸 明里
今回はさすがに表紙が「アーサー=ロウランド伯爵」。憂いています。
5巻、6巻ではロウランド家で開かれたハウスパーティーでの出来事が丹念に綴られ、6巻ではレイチェルとウィリアムの関係に変化が見られました。そして6巻巻末の衝撃的な伯爵の告白。
・・・って、7巻の巻末にもまだ知らなかった衝撃の告白が( ̄□ ̄;)!!
ああ、すでに次の巻が読みたいよorz
また2年待つの・・・?うう(_ _。)
レイチェル、ウィリアムの関係は、緩やかに変化を見せていますね。特にウィリアム。彼の気持ちの微妙な変化、細かなコマのひとつひとつを見ては
にやにやしてしまいます:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
ううむ、この2人に関しては、じれったい展開。ま、それどころでない、というところですが。
次々と「秘密」が暴かれ、これまでの様々な「意味不明」な出来事や行動について、パズルのピースがはまるように繋がっていきます。
そして、見えてくるものは・・・
o(;△;)o
この闇のスパイラルが、光に照らされる日がくることを望みます。
さて、この物語、ウィリアムを見ているとつくづく思ってしまいます。
家族の闇は
一番優しい人に最もふりかかる
ということ。ウィリアムはおそらくロウランド家の闇をその身に引き受けて、父、母、弟たちを守ってきたのです。そして、その優しさによってかぶってきた「闇」は、彼の心を蝕み、はけ口を必要としていた。彼は父を思い、母を思い、でも同時に憎んでもいたのではないかと想像します。
本来、守られるべき「息子」という存在である自分。母を守るべき父親は、母自身の拒絶により無関心に。そして、母に至っては「自分は守られるもの」であることを欲し、伯爵や世界を拒絶しつつもウィリアムに伯爵を重ねてみている。弱い人間です。この歪んだ夫婦の力関係の渦中に置かれた彼の、「弱いもの」に対する虐めは、まさに母:アンナへのささやかな代理復讐だったのでは、と思わされます。
レイチェルは、自分自身のことについては弱く脆い。だからこそウィリアムは目をつけた、と言えるかもしれません。でも「誰かを守る」立場に立った時に見せる驚くほどの強さ。これこそ、彼が最も欲してきたものなのではないでしょうか?憮然とした表情の端々に垣間見える、彼の本音。素直にその変化を受け止められる日が来るのを待ち遠しく思います。
この巻では、さらに彼が一身に受けてきた闇の一部が見えてきます。彼の闇に引きずり込まれ、最も彼に近いレイチェルだからこそ気付く闇。ウィリアムを唯一「ひとりの子ども」として見ることのできる彼女であるからこそ、見える風景の中で。
ウィリアムの真に笑う姿が見たい
そう、強く願ってしまう、この第7巻。
ちなみに
口ひげのない伯爵、素敵だ(≧▽≦)
ある意味、私としては一番の衝撃的シーンでした(笑)。
全員プレゼント「別冊ライナスくん」(笑)
ぜひとも応募しなくては…
いたいけなアフロディーテ (アフロディーテシリーズ) (クイーンズコミックス)/塩森 恵子
情熱のアフロディーテ (アフロディーテシリーズ) (クイーンズコミックス)/塩森 恵子
永遠のアフロディーテ 全2巻完結(クイーンズコミックス) /塩森 恵子
こちら、一言で言えば
逆ハーレム万歳!(≧▽≦)
なお話。ただし、この物語の主人公、
35歳、バツ1
離婚1年後、ひきこもりの末に社会復帰、という境遇。これまでにここで紹介した「SO BAD」とか乙女ゲーム的なものに比べると、全体的に大人テイストです。
あらすじは…
35歳、バツ1の山下しのぶ。夫の浮気により10年の結婚生活もむなしく離婚。1年ひきこもりをしていたが、母親の奨めにより、母の親友の息子(かつての同級生):多岐川が代表を務める編集プロダクション「アザープレイス」に雇われることに。多岐川にとって母親の強要による不本意な雇用。きつい言葉にもしのぶの決意は揺らがず、やがて、アザープレイスの面々と打ち解けていくが…
この物語。主人公が素敵です。
10年の結婚生活が「夫の浮気」、それも夫に言わせれば「君は運命の人ではなかった」という馬鹿みたいな理由で破綻。その人生の一大事を乗り越えた彼女は「嘘は嫌い、真実のみを求める」と、宣言。アザープレイスの面々にとって最初は
変な人( ゚ ▽ ゚ ;)
でした。
でも、「本当のことであれば何を言われてもいい」と、多岐川のきつい言葉も真摯に受け止め、どんなことでも本音で語る彼女の潔さには、同性としても応援したくなるキャラクターに。最初はどう扱ってよいかわからず、おそるおそる接していた社の面々も、彼女に心を開いていきます。
アザープレイスの面々は不遜で俺様な代表:多岐川 仁(35)、真面目で優しく童顔な副代表:順名 一義(30)、人当たりがよく女性の扱いがうまいデザイナー:成宮 礼司(26)、寡黙で対人恐怖症のWEB担当:遠藤 理智(24)、そして多岐川に拾われて以来見習いをしている八木沢信哉(19)。
「いたいけなアフロディーテ」では5人それぞれがしのぶに惹かれていくエピソードが描かれ、「情熱のアフロディーテ」では5人の攻防線へ。
なんていうか、この作品。
30過ぎの女性に夢と勇気を与えてくれます(笑)
彼女は不細工ではないものの、特別な美人ではありません。35歳、バツ1ということで、人生をちょっとあきらめている節もある。ヤンキーな母を持つ八木沢に言わせれば、「俺の母ちゃんの2歳下か」と、ほとんど母親なみ。ま、彼の本気度は少々微妙ではありますが、それでも、皆が彼女に惹かれる理由に「特別な人だけがもつ何か」があるわけではありません。彼女の素直さ、真面目さ、誠実さが、彼らの心に響いていく様子がわかるエピソードであるだけに、とても身近で説得力を感じます。
また、恋愛だけでなく仕事の面でも、彼女の頑張りは地道で、「何もできない」ひきこもりだった彼女が、仕事人としても成功していく姿は無理がなく、素直に応援できます。彼らとの関わりでだんだん輝きをましていく彼女と、彼女をとりまく彼らの攻防戦、
ほほえましいったらありません:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
物語中盤、彼ら誰をも選ばず、好意をすなおに受け取りながらも仕事に邁進するしのぶ。
「恋の途中」をもう少し味わっていたい
という彼女の気持ち。素直に
うらやましい(≧▽≦)
(笑)
最終的に誰に落ち着くかは、本編を読んで確認してくださいな。
酸いも甘いも知った大人テイストの甘~いエピソードに、ちょっとドキドキしてみたい方、彼らのわいわいとしたしのぶ獲得攻防戦に笑いたい方などに、おすすめです。
ちなみにこの「アザープレイス」は成人男性向け雑誌を編集しているだけあって、その会話はなかなかきわどい(笑)。ただひとり女性社員のしのぶに、なかばセクハラまがいの質問をすることも。例えば「女性が一番悦ぶHは何か?」に答えるしのぶ。
本音を言えば「そんなこと知るか、ボケ」なんだけど…
こんな仕事中の会話も自分が会議に参加しているようで面白かった。編集プロダクションの仕事風景としては、意外にリアルなんじゃないかと思います。
何度も読みたくなる、大好きな作品です。
情熱のアフロディーテ (アフロディーテシリーズ) (クイーンズコミックス)/塩森 恵子
永遠のアフロディーテ 全2巻完結(クイーンズコミックス) /塩森 恵子
こちら、一言で言えば
逆ハーレム万歳!(≧▽≦)
なお話。ただし、この物語の主人公、
35歳、バツ1
離婚1年後、ひきこもりの末に社会復帰、という境遇。これまでにここで紹介した「SO BAD」とか乙女ゲーム的なものに比べると、全体的に大人テイストです。
あらすじは…
35歳、バツ1の山下しのぶ。夫の浮気により10年の結婚生活もむなしく離婚。1年ひきこもりをしていたが、母親の奨めにより、母の親友の息子(かつての同級生):多岐川が代表を務める編集プロダクション「アザープレイス」に雇われることに。多岐川にとって母親の強要による不本意な雇用。きつい言葉にもしのぶの決意は揺らがず、やがて、アザープレイスの面々と打ち解けていくが…
この物語。主人公が素敵です。
10年の結婚生活が「夫の浮気」、それも夫に言わせれば「君は運命の人ではなかった」という馬鹿みたいな理由で破綻。その人生の一大事を乗り越えた彼女は「嘘は嫌い、真実のみを求める」と、宣言。アザープレイスの面々にとって最初は
変な人( ゚ ▽ ゚ ;)
でした。
でも、「本当のことであれば何を言われてもいい」と、多岐川のきつい言葉も真摯に受け止め、どんなことでも本音で語る彼女の潔さには、同性としても応援したくなるキャラクターに。最初はどう扱ってよいかわからず、おそるおそる接していた社の面々も、彼女に心を開いていきます。
アザープレイスの面々は不遜で俺様な代表:多岐川 仁(35)、真面目で優しく童顔な副代表:順名 一義(30)、人当たりがよく女性の扱いがうまいデザイナー:成宮 礼司(26)、寡黙で対人恐怖症のWEB担当:遠藤 理智(24)、そして多岐川に拾われて以来見習いをしている八木沢信哉(19)。
「いたいけなアフロディーテ」では5人それぞれがしのぶに惹かれていくエピソードが描かれ、「情熱のアフロディーテ」では5人の攻防線へ。
なんていうか、この作品。
30過ぎの女性に夢と勇気を与えてくれます(笑)
彼女は不細工ではないものの、特別な美人ではありません。35歳、バツ1ということで、人生をちょっとあきらめている節もある。ヤンキーな母を持つ八木沢に言わせれば、「俺の母ちゃんの2歳下か」と、ほとんど母親なみ。ま、彼の本気度は少々微妙ではありますが、それでも、皆が彼女に惹かれる理由に「特別な人だけがもつ何か」があるわけではありません。彼女の素直さ、真面目さ、誠実さが、彼らの心に響いていく様子がわかるエピソードであるだけに、とても身近で説得力を感じます。
また、恋愛だけでなく仕事の面でも、彼女の頑張りは地道で、「何もできない」ひきこもりだった彼女が、仕事人としても成功していく姿は無理がなく、素直に応援できます。彼らとの関わりでだんだん輝きをましていく彼女と、彼女をとりまく彼らの攻防戦、
ほほえましいったらありません:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
物語中盤、彼ら誰をも選ばず、好意をすなおに受け取りながらも仕事に邁進するしのぶ。
「恋の途中」をもう少し味わっていたい
という彼女の気持ち。素直に
うらやましい(≧▽≦)
(笑)
最終的に誰に落ち着くかは、本編を読んで確認してくださいな。
酸いも甘いも知った大人テイストの甘~いエピソードに、ちょっとドキドキしてみたい方、彼らのわいわいとしたしのぶ獲得攻防戦に笑いたい方などに、おすすめです。
ちなみにこの「アザープレイス」は成人男性向け雑誌を編集しているだけあって、その会話はなかなかきわどい(笑)。ただひとり女性社員のしのぶに、なかばセクハラまがいの質問をすることも。例えば「女性が一番悦ぶHは何か?」に答えるしのぶ。
本音を言えば「そんなこと知るか、ボケ」なんだけど…
こんな仕事中の会話も自分が会議に参加しているようで面白かった。編集プロダクションの仕事風景としては、意外にリアルなんじゃないかと思います。
何度も読みたくなる、大好きな作品です。
「世界でいちばん優しい音楽」の作者さんの最新作「銀のスプーン」を読みました。
あらすじは…
父の三回忌を終えた早川家。その一家の大黒柱の母が検査入院をすることに。最初はほんの短い期間のはずで、母のカレーで凌いでいたものの、母の入院が長引くことに。受験を控えた高3の長男「律」は、中1の「調」、小6の「奏」の笑顔を見るために、毎日のご飯作りに邁進していく。
最近、はやりの「ご飯もの」です。レシピの書いてあるものもあり、「私も作ってみようかな?」と思います。ですが、お話は単に「おいしいご飯」がメインではありません。
母の病気に心を痛めながらも、家族の笑顔を守ろうと必至になる「律」の奮闘がこのお話のメイン。家族のつながり、「ご飯時間」のぬくもり、お互いがお互いを思いやる気持ちの温かさ。物語全体に
優しさと健気なせつなさがあふれています。
顔よし、性格よしで、学校では「神ビジュアル」と呼ばれている律が心の中で
フードプロセッサーが欲しい
と憂いていたり、真剣に激安広告と向き合っているシーンには、思わず笑みが:*:・( ̄∀ ̄)・:*:。
母の病気は先が見えず、それでも何も知らない弟妹を笑顔にするために健気に頑張る彼の姿にはもう
せつなくて胸が痛い(ノ_・。)
そして、その彼の奮闘を最も身近に見ている弟妹たち。律とともに夕飯作りを手伝ったり、気遣ったり、ときに子どもらしいわがままを言ってみたりの様子に、見ているこちらも
「この笑顔を守りたい」
と思わされます。
「ごはん」は家族の基本。
世間では「孤食」という言葉が作られ問題視されるなど、「ご飯時間」が見直されていますね。子どもの成長に必要な「ごはん」は、単に食物の栄養だけではなく、「家族とのごはんの思い出」も心の栄養として大事なもの。逆に、それがしっかりしていると、何があっても「芯」の部分ではあたたかいものを持った人間に育つ。根っからの「悪人」にはなれない、と、思います。
律は本能的にそれが「すごく大事」なことだとわかっている。律自身もまだ将来が見えない、迷いの多い年頃なのに。
できた息子だよ、君は。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
律のような「彼」も素敵ですが、ここはやはり律のような「息子」が欲しい(笑)
ちょっと悲しくなっていきそうな伏線がいくつか張られていて、2巻以降の展開がとっても気になります。2巻も一緒に買っとけばよかった、と後悔orz
今日、買いにいけるかなぁ…
あらすじは…
父の三回忌を終えた早川家。その一家の大黒柱の母が検査入院をすることに。最初はほんの短い期間のはずで、母のカレーで凌いでいたものの、母の入院が長引くことに。受験を控えた高3の長男「律」は、中1の「調」、小6の「奏」の笑顔を見るために、毎日のご飯作りに邁進していく。
最近、はやりの「ご飯もの」です。レシピの書いてあるものもあり、「私も作ってみようかな?」と思います。ですが、お話は単に「おいしいご飯」がメインではありません。
母の病気に心を痛めながらも、家族の笑顔を守ろうと必至になる「律」の奮闘がこのお話のメイン。家族のつながり、「ご飯時間」のぬくもり、お互いがお互いを思いやる気持ちの温かさ。物語全体に
優しさと健気なせつなさがあふれています。
顔よし、性格よしで、学校では「神ビジュアル」と呼ばれている律が心の中で
フードプロセッサーが欲しい
と憂いていたり、真剣に激安広告と向き合っているシーンには、思わず笑みが:*:・( ̄∀ ̄)・:*:。
母の病気は先が見えず、それでも何も知らない弟妹を笑顔にするために健気に頑張る彼の姿にはもう
せつなくて胸が痛い(ノ_・。)
そして、その彼の奮闘を最も身近に見ている弟妹たち。律とともに夕飯作りを手伝ったり、気遣ったり、ときに子どもらしいわがままを言ってみたりの様子に、見ているこちらも
「この笑顔を守りたい」
と思わされます。
「ごはん」は家族の基本。
世間では「孤食」という言葉が作られ問題視されるなど、「ご飯時間」が見直されていますね。子どもの成長に必要な「ごはん」は、単に食物の栄養だけではなく、「家族とのごはんの思い出」も心の栄養として大事なもの。逆に、それがしっかりしていると、何があっても「芯」の部分ではあたたかいものを持った人間に育つ。根っからの「悪人」にはなれない、と、思います。
律は本能的にそれが「すごく大事」なことだとわかっている。律自身もまだ将来が見えない、迷いの多い年頃なのに。
できた息子だよ、君は。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
律のような「彼」も素敵ですが、ここはやはり律のような「息子」が欲しい(笑)
ちょっと悲しくなっていきそうな伏線がいくつか張られていて、2巻以降の展開がとっても気になります。2巻も一緒に買っとけばよかった、と後悔orz
今日、買いにいけるかなぁ…
今年発売された「オーガスト」の最新作「穢翼のユースティアを攻略しました。
↓OPはこちら
背景の美しさ、歌声の美しさに思わず感嘆してしまいます。
こちら、ほぼ一息に物語の核心「ティア」を攻略しました。基軸となる物語全編を見終わった感想…
重いよ、暗いよ
でも…・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
どうして、今、この年に、世に出てきたのか?
正直、よく発売できたな、という気持ちがあります。でもそれとは裏腹に、今ほどこの物語の発売にふさわしい時期はない、という気もしたり。非情に複雑で考えさせられます。
物語の概要は・・・
聖女によって天空に浮かぶ都市、ノーヴァス=アイテル。ここはかつて貴族の住む「上層」と民衆の住む「下層」があったが、ある日、下層で大きな地盤沈下が起こる。後に「大崩落」と呼ばれるこの悲劇は、地盤沈下に巻き込まれた住民の生活を一変させる。容易に「上層」「下層」と行き来できなくなってしまったこの地区は、やがて「牢獄」とよばれる無秩序な世界となり、国の援助もままならない不毛地帯へ。そこで台頭してきたのが「不触金鎖」と呼ばれる一党。物資の流通を独占、この地を支配し、曲がりなりにも秩序を作っていく。
主人公、カイムはこの「不触金鎖」の営む娼館街の用心棒。仕事の中で不思議な現象を起こした「ティア」の面倒をみることに。ティアとの出会いから、カイムはこの都市のもつ謎に巻き込まれていく。
といった内容。
物語のしょっぱなから流れるテロップ
「仕方のないことが多すぎる」
「あらゆるものが不条理に彩られている」
この言葉がこの物語全編に覆いかぶさってきます。
不条理な不幸。
これはまさしく、今年3月に起こった大震災にも言える言葉。この物語の語る「悲劇」への嘆きが、この現実と重なり、より重く、深く、心を抉る言葉となっています。この作品の最初の告知が2009年。もちろん、こんな震災が起こるとは誰も予想だにしなかった頃。これが、この年、この時期に発売されたことにとても感慨を感じてしまいます。
壮大な物語です。
登場人物たちそれぞれ一人ひとりに、それぞれの生き様があり、その生き様に基づく価値観がある。その価値観は時に交わり、時に反発し、関係も微妙に変化しながら事象が進んでいく。また、ヒロインたちそれぞれが、関わったそのときだけでなく、その後の出来事でも関係を変えながら関わっていく様が、新しいと思います。
あるひとつの世界の滅亡の歴史を画面のこちら側で見守ったような感慨がありました。
それでも、生きていく
これがHappy Endかどうかはわかりません。
でも、この物語に登場する人々の逞しさには救われる思いのする作品となっています。
↓以下、ネタばれを含みます。
さて、この作品。
まず、ゲームシステムが今までとちょっと変わっています。
物語は基本、大きな一本筋。主人公カイムがティアを拾ってからの様々な出来事によって様々な謎の真相に少しずつ近づいていく、というのが根幹。
ティアの秘密、都市の秘密、大崩落はどうして起きたのか?
そして、その過程で関わるヒロインたち。なんていうか、カイム
モテ期です(≧▽≦)
彼女たちとの関わり、カイムが彼女らに振り向けば彼女たちのルート。振り向かなければ、その先のルート、となります。
が
その選択肢。
「彼女のためを思って」あえて「厳しく」接してみたら、
怒って関係終了orz
あれ?元気づけようとしたんだよ?その意図、わかってくれないの?
むむ、まあいいやと、気を取り直して次のヒロイン。
やっぱりここで「甘やかしちゃだめだよね?」と心を鬼にしたら…
ひとりで頑張る(@ ̄Д ̄@;)
あれ?( ゚ ▽ ゚ ;)
えーっと、叫んでいいですか?
この、根性なし!\(゜□゜)/
はい。
厳しくしてはいけないらしいです。好きな子には甘えさせてあげなくちゃね。
女の子たちとの関係は大雑把に言えば、こんな感じです。(大雑把すぎ?(笑))
個別ルートはあくまでも本筋の途中。今回、キャラ別はちょっと書きにくいので、一言コメントを改めて書こうかな?
…
ちなみに、カイムとの微妙な関係が終わったあとは皆「いい女」へと成長しています。カイム、つきあわずして
アゲ男:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
さて、本筋。
人は不条理な不幸に遭遇したとき、どうするのか?
この命題を多くのキャラクターに考えさせ、語らせ、体現させています。そして、もうひとつの命題。
自分が生まれてきた意味はなんだろう
ということ。主人公カイムは悩みます。
震災時、多くの人が実際に思ったのではないでしょうか?答えは人それぞれで、正解があるわけではない。この物語でも、「意味があるはず」と心のよりどころにするティアやコレット、「意味なんか無い」と言い切ってきたカイム、それぞれです。明確な答えはない。でもラストを見終わったときには、
意味はある
と、未来へ向けて一歩を踏み出す勇気こそを、この作品は感じさせてくれました。
ひとつの都市の伝説、滅亡、そして再生。
正直、ゲーム性は薄い気がしますが、作品の重厚な物語にとても満足しました。
終わってしまったのが残念。
最後に、
主人公カイムの声の方
Good Job!(≧▽≦)
主題歌、エンディング。荘厳で、透明感のある歌声がこの世界観にぴったり!素敵でした~♪
背景の美しさ、イラストの可愛さ。
それらも含めて、今回も堪能させていただきました。
また次回作、楽しみにしています。
↓OPはこちら
背景の美しさ、歌声の美しさに思わず感嘆してしまいます。
こちら、ほぼ一息に物語の核心「ティア」を攻略しました。基軸となる物語全編を見終わった感想…
重いよ、暗いよ
でも…・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
どうして、今、この年に、世に出てきたのか?
正直、よく発売できたな、という気持ちがあります。でもそれとは裏腹に、今ほどこの物語の発売にふさわしい時期はない、という気もしたり。非情に複雑で考えさせられます。
物語の概要は・・・
聖女によって天空に浮かぶ都市、ノーヴァス=アイテル。ここはかつて貴族の住む「上層」と民衆の住む「下層」があったが、ある日、下層で大きな地盤沈下が起こる。後に「大崩落」と呼ばれるこの悲劇は、地盤沈下に巻き込まれた住民の生活を一変させる。容易に「上層」「下層」と行き来できなくなってしまったこの地区は、やがて「牢獄」とよばれる無秩序な世界となり、国の援助もままならない不毛地帯へ。そこで台頭してきたのが「不触金鎖」と呼ばれる一党。物資の流通を独占、この地を支配し、曲がりなりにも秩序を作っていく。
主人公、カイムはこの「不触金鎖」の営む娼館街の用心棒。仕事の中で不思議な現象を起こした「ティア」の面倒をみることに。ティアとの出会いから、カイムはこの都市のもつ謎に巻き込まれていく。
といった内容。
物語のしょっぱなから流れるテロップ
「仕方のないことが多すぎる」
「あらゆるものが不条理に彩られている」
この言葉がこの物語全編に覆いかぶさってきます。
不条理な不幸。
これはまさしく、今年3月に起こった大震災にも言える言葉。この物語の語る「悲劇」への嘆きが、この現実と重なり、より重く、深く、心を抉る言葉となっています。この作品の最初の告知が2009年。もちろん、こんな震災が起こるとは誰も予想だにしなかった頃。これが、この年、この時期に発売されたことにとても感慨を感じてしまいます。
壮大な物語です。
登場人物たちそれぞれ一人ひとりに、それぞれの生き様があり、その生き様に基づく価値観がある。その価値観は時に交わり、時に反発し、関係も微妙に変化しながら事象が進んでいく。また、ヒロインたちそれぞれが、関わったそのときだけでなく、その後の出来事でも関係を変えながら関わっていく様が、新しいと思います。
あるひとつの世界の滅亡の歴史を画面のこちら側で見守ったような感慨がありました。
それでも、生きていく
これがHappy Endかどうかはわかりません。
でも、この物語に登場する人々の逞しさには救われる思いのする作品となっています。
↓以下、ネタばれを含みます。
さて、この作品。
まず、ゲームシステムが今までとちょっと変わっています。
物語は基本、大きな一本筋。主人公カイムがティアを拾ってからの様々な出来事によって様々な謎の真相に少しずつ近づいていく、というのが根幹。
ティアの秘密、都市の秘密、大崩落はどうして起きたのか?
そして、その過程で関わるヒロインたち。なんていうか、カイム
モテ期です(≧▽≦)
彼女たちとの関わり、カイムが彼女らに振り向けば彼女たちのルート。振り向かなければ、その先のルート、となります。
が
その選択肢。
「彼女のためを思って」あえて「厳しく」接してみたら、
怒って関係終了orz
あれ?元気づけようとしたんだよ?その意図、わかってくれないの?
むむ、まあいいやと、気を取り直して次のヒロイン。
やっぱりここで「甘やかしちゃだめだよね?」と心を鬼にしたら…
ひとりで頑張る(@ ̄Д ̄@;)
あれ?( ゚ ▽ ゚ ;)
えーっと、叫んでいいですか?
この、根性なし!\(゜□゜)/
はい。
厳しくしてはいけないらしいです。好きな子には甘えさせてあげなくちゃね。
女の子たちとの関係は大雑把に言えば、こんな感じです。(大雑把すぎ?(笑))
個別ルートはあくまでも本筋の途中。今回、キャラ別はちょっと書きにくいので、一言コメントを改めて書こうかな?
…
ちなみに、カイムとの微妙な関係が終わったあとは皆「いい女」へと成長しています。カイム、つきあわずして
アゲ男:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
さて、本筋。
人は不条理な不幸に遭遇したとき、どうするのか?
この命題を多くのキャラクターに考えさせ、語らせ、体現させています。そして、もうひとつの命題。
自分が生まれてきた意味はなんだろう
ということ。主人公カイムは悩みます。
震災時、多くの人が実際に思ったのではないでしょうか?答えは人それぞれで、正解があるわけではない。この物語でも、「意味があるはず」と心のよりどころにするティアやコレット、「意味なんか無い」と言い切ってきたカイム、それぞれです。明確な答えはない。でもラストを見終わったときには、
意味はある
と、未来へ向けて一歩を踏み出す勇気こそを、この作品は感じさせてくれました。
ひとつの都市の伝説、滅亡、そして再生。
正直、ゲーム性は薄い気がしますが、作品の重厚な物語にとても満足しました。
終わってしまったのが残念。
最後に、
主人公カイムの声の方
Good Job!(≧▽≦)
主題歌、エンディング。荘厳で、透明感のある歌声がこの世界観にぴったり!素敵でした~♪
背景の美しさ、イラストの可愛さ。
それらも含めて、今回も堪能させていただきました。
また次回作、楽しみにしています。
さてさて、お次は主人公の担任の先生、武藤一郎を攻略。

主人公の担任で美術教師。「だるい」が口癖で、担任としての責任感0。それどころか、しょっちゅう道に倒れていたり、湖で溺れていたり、とおよそ生命力とは無縁のような有様。主人公は委員長として、担任の無責任の穴を埋めたり、仕事に奔走したり、と振り回されます。
えーと、実をいえば最初はこの武藤先生に全く興味がありませんでした。
の~んびりな口調で、「だるい」「つかれた」「かえる」とおよそ大人とは言えない態度。その独特の話し方も「うーん」と思っていました。
が
なんでだろう・・・
どうしても放っておけない\(゜□゜)/
これが母性本能をくすぐる、というものなのでしょうか?
苦手だと思っていたのですが、攻略後は好感度UPしてました。
ちなみに、この先生を相手にしている主人公、他キャラと一緒にいるときよりもしっかり者の魅力的な女性にみえます。
手のかかる先生だからね・・・( ̄▽ ̄)=3
↓以下、ネタばれ含みます。
この先生、しょっちゅう道に転がっていたり、湖でおぼれかけていたり。おなかをすかして倒れているなんて、
どんだけ生き方が下手なんだ!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
思わず主人公がお弁当作ってしまう気持ちがわかります。もうね、こういう人にはとにかく食べさせたい。
食え!生きろ!ヽ(`Д´)ノ
と、ついつい構ってしまいたくなるのです。とんちんかんなことを言ったり、傍若無人な超マイペース人間で、相手をするのも大変だけれど、ここまで珍獣化している人に懐かれると、
野生動物を飼いならしたような達成感(・∀・)を感じます
母親のような気持ちで世話をやいて、だんだん子どもみたいに思えてしまうくせに、意外なところで
「大人だからねー」
と、大人のしたたかさを見せられたりして、
ずるい人です(〃∇〃)
いつのまにか、すっかりやられていました。
実は極道の世界で、有名な彫り師という設定ですが、それはあまり活かされていなかったかな?主人公の家に居候する理由のために使われた、というだけのような気がしてしまいます。でも、美術教師という設定は存分に活かされていましたね。
君が何色になるか見てみたい
子どもみたいな好奇心で、ものすごい色気を発揮してます。他のひとからすればあまりにも自分勝手な理由なのに、この人のある種純粋な好奇心に流されてしまいそうです。いや、主人公は簡単に流されていましたけどね(笑)
子どもなところ、大人なところ、純粋なところ、不純なところ、怠惰なところ、情熱的なところ…
もろもろの恐ろしいほどのアンバランスさに、振り回されつつ惹かれてしまう。こんな人物はなかなかいない。
「向日葵の花」ENDでは、そんな世間と折り合いをつけることが苦手な先生が、主人公との結婚のために
「なんでもする」
とまで、言います。そもそも、主人公の気持ちも聞かず「(主人公と)つきあうことにした」と言い切ってしまう人ですが(笑)、主人公との将来をまじめに考えて「稼がなくちゃ」「周りともうまくやれるように頑張る」とまで宣言します。
あーほんとに、こんなところも
可愛いやつめ(≧▽≦)
思わぬ萌えキャラでした~。

主人公の担任で美術教師。「だるい」が口癖で、担任としての責任感0。それどころか、しょっちゅう道に倒れていたり、湖で溺れていたり、とおよそ生命力とは無縁のような有様。主人公は委員長として、担任の無責任の穴を埋めたり、仕事に奔走したり、と振り回されます。
えーと、実をいえば最初はこの武藤先生に全く興味がありませんでした。
の~んびりな口調で、「だるい」「つかれた」「かえる」とおよそ大人とは言えない態度。その独特の話し方も「うーん」と思っていました。
が
なんでだろう・・・
どうしても放っておけない\(゜□゜)/
これが母性本能をくすぐる、というものなのでしょうか?
苦手だと思っていたのですが、攻略後は好感度UPしてました。
ちなみに、この先生を相手にしている主人公、他キャラと一緒にいるときよりもしっかり者の魅力的な女性にみえます。
手のかかる先生だからね・・・( ̄▽ ̄)=3
↓以下、ネタばれ含みます。
この先生、しょっちゅう道に転がっていたり、湖でおぼれかけていたり。おなかをすかして倒れているなんて、
どんだけ生き方が下手なんだ!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
思わず主人公がお弁当作ってしまう気持ちがわかります。もうね、こういう人にはとにかく食べさせたい。
食え!生きろ!ヽ(`Д´)ノ
と、ついつい構ってしまいたくなるのです。とんちんかんなことを言ったり、傍若無人な超マイペース人間で、相手をするのも大変だけれど、ここまで珍獣化している人に懐かれると、
野生動物を飼いならしたような達成感(・∀・)を感じます
母親のような気持ちで世話をやいて、だんだん子どもみたいに思えてしまうくせに、意外なところで
「大人だからねー」
と、大人のしたたかさを見せられたりして、
ずるい人です(〃∇〃)
いつのまにか、すっかりやられていました。
実は極道の世界で、有名な彫り師という設定ですが、それはあまり活かされていなかったかな?主人公の家に居候する理由のために使われた、というだけのような気がしてしまいます。でも、美術教師という設定は存分に活かされていましたね。
君が何色になるか見てみたい
子どもみたいな好奇心で、ものすごい色気を発揮してます。他のひとからすればあまりにも自分勝手な理由なのに、この人のある種純粋な好奇心に流されてしまいそうです。いや、主人公は簡単に流されていましたけどね(笑)
子どもなところ、大人なところ、純粋なところ、不純なところ、怠惰なところ、情熱的なところ…
もろもろの恐ろしいほどのアンバランスさに、振り回されつつ惹かれてしまう。こんな人物はなかなかいない。
「向日葵の花」ENDでは、そんな世間と折り合いをつけることが苦手な先生が、主人公との結婚のために
「なんでもする」
とまで、言います。そもそも、主人公の気持ちも聞かず「(主人公と)つきあうことにした」と言い切ってしまう人ですが(笑)、主人公との将来をまじめに考えて「稼がなくちゃ」「周りともうまくやれるように頑張る」とまで宣言します。
あーほんとに、こんなところも
可愛いやつめ(≧▽≦)
思わぬ萌えキャラでした~。