慢性頭痛の方々は、病院でCTやMRIで検査しても異状無しの人がほとんどです。
心身医学では、患者さんの頭痛という訴えを、現在までの社会的経験から生じた心と身体の不調和がもとで、心と身体から生じている症状としてとらえることになります。
まず患者さんの頭痛という訴えの内容に共感し、患者さんの苦しさを自分のものとして取り込もうと努力することから始めます。
たとえば、アレキシミア的な人、感情表現できない人には、こちらから痛みに伴ういろいろな感情表現の言葉を用いて質問してあげる必要があります。
また、訴えの多い神経症的な人には、本人にもどうしようもない多くの訴えを合理的にまとめて、問題点を気づかせてあげる必要があります。うつ傾向のある人であれば、うつを考慮した質問内容(気分が落ち込みがちですか、夜はよく眠れますかなど)もひつようになってきます。
ほかに現在、患者さんがどのような職場でどのような仕事をしているか、職場での対人関係はうまくいっているか、生活していくうえでの経済状態に不安がないかなども、どのような原因で頭痛をきたしているのかを知るには、大事な情報になります。
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接骨院で保険治療をするには、原因のある外傷が対象になることはご存じだと思います。
慢性的な痛みで来院する方に対して、自由診療(実費をいただく)をしています。
その方たちは、色々な症状をお持ちです。
たとえば、腰が痛い、背中が痛い、脚が張る、胃が痛い、胸やけがする、目まいがする、頭痛がする・・・色々あります。
それらの症状を、一つ一つ取っていくのは大変だし、この症状を取ると、「先生ここも痛いのですが・・・」
とおっしゃる患者さんもいますよね(同業者の方は分かりますよね)
色々な症状を三角形の底辺にあるという風に考えて、それらの症状の三角形の頂点を探し出して治療すれば全部の症状が無くなるはずです。
これを意識して患者さんを診ると、症状があるところとは全然違うところが原因だというのが沢山あることに やっと気がつきました。
どうしても患者さんの訴える所に意識が集中しがちですが、体全体を診る練習をしたほうがよい結果に結び付くようです。
以前から千葉先生や先輩方からアドバイスをもらっていたのですが、自分で気がつくと実践しますね。
先輩方、色々アドバイスをくださってありがとうございます。
これを読んでくださっている同業者の方々の参考になればと思います。(自分に言い聞かせるためにも書き込んでいます)
今日出会いがあった方々ありがとうございます
青森市石井接骨院に来院された患者さん ありがとうございます
今日より幸せと思える明日でありますように
明日は17時30分までの受け付けになります。なるべく早く来院していただけると助かります。
明日も元気いっぱい 天地満開
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