毎日書けるかなチャレンジ14 「どうしていますか?」と聞かれて。 | ちぐとハグのブログ

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ブログのタイトルを考えているとき、うちのウサギのはぐと目が合いました‥



「どうしていますか?」

 

かつては毎月1回、勉強会で会っていた知人。

2年ほど前、引っ越しして、勉強会もおやめになったので、以来ご無沙汰していました。年賀状は出していて、そのお返事だったのかな、メッセージをいただきました。

 

「どうしていますか?」

ご自身の近況も書かれていて、引っ越ししてからのばたばたも落ち着き、生活にも慣れてきて、いろんなことを考える余裕が出てきました、とのこと。

 

返信しようとして、急に文字が打てなくなりました。

 

おかげさまで元気です。家族も元気です。

 

とそのまま返したらよかったのかもしれないけれども、

そんな体裁だけの、心のこもってない文字は、ちょっと嫌だなと思いました。

ものすごく距離の近い友人だったかといえば、そうでもないけれど、それでも勉強会では色んな話もしてきたし、仲良くしてもらっていたと思います。

もう少し何か、近況をつけ加えたいと思いました。

 

仕事は相変わらず頑張っています。

寝たきりのおばあちゃんも一緒に暮らしていて、日々ヘルパーさんや訪問看護、ショートステイやデイサービスなど、介護のお世話になりつつ、頑張っています。

勉強会も、中身も名称も変わり、いろんなことが一新されて、新しく出発しています。

「京都ライター塾」というところで、書く勉強もしています。

 

面白くないばかりか、「たいへんだけど頑張ってる私アピール」みたいで、こりゃだめだ。

しかも実際は、割と楽しくやっていて、深刻なところはあまりない。

 

形式だけの心のない文章じゃなくて

かといって現状を伝えるドキュメンタリーでもなくて、

かといっていいことばかりを並べ立てる虚飾じゃなくて

相手に不愉快な気持ちとか、心配とかをおこしてもらうことなく、それでもありのままの今の状況がちょっと伝わるやさしい文章を書きたいと思うと、文字が打てなくなったのです。

 

一晩ほうっておく。

そして再び書いてみる。

 

おかげさまで、私も元気にしております。

パンを焼く日々は変わらず、

去年夏から、義母の在宅介護が始まり、どうなるかなあと不安になっていましたが、地域医療、福祉のチカラにお世話になりつつ、介護と自分たちの生活の両立に取り組んでいます。

前よりも時間を大切にするようになり、義母と過ごす時間、友人とランチや会話を楽しむ時間、パンを焼く時間、いろんな時間のありがたさを痛感する日々を過ごしております。

 

ああ、何とか自分が伝えたいことが文字になったかな。

 

「どうしていますか?」

と聞かれて、いい感じに現状を正直に答えられる言葉選び、もう少し鍛えたいなと思いました。

やっぱりもっともっと、書いていこうと思います。