毎日暑い日が続きます
今日なんて!予想最高気温31度
6月中旬、梅雨入り前にして真夏日の気温上昇
ただいまモリスバ店内28度
エアコンつけようか?つけないか?悩んでいるところですが、まだそんなに湿気もなく風も涼しいので、窓を開けてしのいでいる感じです
なにせ今月から電気代が上がるそうですから
今月の支払いドキドキものです
さて先日、
考えることのできる大人
が現代社会に必要だ
としながらも、我々世代もしくは我々の上世代なんてものは、もう完全に思考が固まっていて、「考える」っていうこと自体、もはや無理なんじゃないか?と綴りました。
そりゃそうですよ、だって考えさせる教育を受けてこなかったんですから
そこで現代の子どもたちには、ぜひ考えてもらえるような教育を施してもらいたいと、教育系の方にもちょっかいを出してきました。
ところがですね、やはり現場の先生たちは志を高く持って職についているんでしょうけど、やっぱりなかなか思うようにできない。
その理由としては、頭の固い人たちがお上のポジションに、ドンとあぐらをかいていたり、椅子にふんぞりかえっているんですから
それでは若い先生たちが、メンタル的にやられちゃって長期休んだり、退職しちゃうのも無理ないと思います。
お察しいたします。
本当は教育を変えていきたいところだったんですけど、時間かかるし、僕1人の力じゃどうにもならない。
そこでいろいろと試行錯誤した結果、ここ森の巣箱 モリスバ・カフェの放課後にて子どもたちの居場所事業の一環として
プログラミング教室
を2018年より開講し始めたんです。
なぜプログラミング教室なのか?
これは皆さんもご承知の通り公教育において、2020年度からプログラミング教育を取り入れると学習指導要領に追加されました。
しかしながら実際どんなプログラミング教育をやるのか?って言うと、教育委員会は各学校に丸投げであり、各学校も各先生に丸投げであり、これではプログラミング教育っていうのが本当に良いものとして扱われているのか僕は「ハテナマーク」がつきます。
プログラミング教育ってそもそもどんなものなのか?
これはですね、論理的思考を育むための教育です
簡単に言えば、順を追って 1つのコトを成し遂げるためにはどうすれば良いのか?という思考を育む教育です。
例えば、モリスバカフェではランチを提供しております。
なので料理で例えて言わせてもらいますと、メインを先に作るよりもこの写真のように、まずはサラダを盛り付け。
そして小鉢を盛り付ける。
メインを作り始める。
その間に味噌汁やらお茶やらご飯をよそう。
メインが出来上がったらメインを盛り付け。
お客様にご提供する。
こういう順番ですね。
この順番を間違えると提供する時間が長くなったり、メインが冷たくなったり…
クオリティが低くなってしまう。
もう一つわかりやすい例であげれば、運動会のプログラムがあります。
まずは選手が入場してきて、そして校長先生の挨拶、PTA会長の挨拶、応援合戦で各軍団の場所に戻り、競技が始まり、閉会式…
あらかたこういったプログラムが組まれているはずです。
僕はプログラミング教室の時に順を追ってやれば何も難しい事はないよとそういうふうに指導しています。
この運動会のプログラムで言えば、選手が入場する前に誰もいないところで校長先生が挨拶なんてしないでしょ?と。
競技が始まる前に閉会式しないでしょ?と。
そうならないようにプログラムを作る。
これが大事なんだよと。
もしこのプログラムを作る論理的思考を養うことができたなら、これからの日本の将来明るい未来が待っているはずです
間違いないです
そして何よりこのプログラミング教育には、トライ&エラーたるスキルも育むことができるのです
例えば1つのミッションをクリアすることに自分なりにプログラムを組む。
そのプログラム通りにロボットは動くかどうか確認をする。
そしてロボットは自分の思い通りに動いているのであれば、そのプログラムは良しとしますが、自分が思い通りに動かないのであれば、そこでまたプログラムを組み直す。
そしてまたプログラム通りに動くかを確認する。
この連続です。
まさに
トライ&エラー
これが将来社会に出た時、大変役に立つスキルだと思っているんです。
そしてさらに諦めずに最後までやり抜く力グリッド力。
トライ&エラーで論理的思考を育み、時には失敗して悔しい思いをする時もあるでしょう。
ところがそこで「よしやってやるぞ」っていう負けん気も育まれることでしょう。
だから僕は子どもたちへの教育の一環として、新しい教育の1つとして、このプログラミングを(塾という形でお月謝をもらってやっていることになりますが)本当に心より素晴らしい教育方法の1つだなぁ…と僕は思っているわけです
なんと言っても当の本人の子どもたち、一度受講やし始めると、ほとんど(9割位)の子どもたちはやめません。
やめないどころか3年〜6年間、ずっと続けていくのです。
時には悔しくって泣いて帰ることも多々あります。
ところが翌週にはリカバリーしてものすごい勢いで乗り込んでくる。
そして先週が嘘のようにサクッとミッションをクリアしたりする。
このリカバリー力やグリッド力の成長、とてつもないんです
何が凄いかって、子どもたちの発想想像力
大人たちが持ちあわせていない、そういった柔らかい発想でプログラムを組んでいく。
ここに僕は度肝を抜かれるわけです
でもそれは答えの1つにしか過ぎない。
いわば最適解なんです
プログラミングにおいてもそうなんだけど、特にこの世の中の問題には正解は一つだけでは無いんです。
僕は常にこのプログラミング教室で耳にタコができるほど口酸っぱく繰り返し言っていますから
最適解をいかにどうやって見つけ出すか?
これがこれからの世の中社会に必要になってくることだと思うんです
ところが今の教育では◯か✖️かの教育。
これでは間違いを恐れて、責任を追われるのを恐れて、チャレンジをすること自体、諦めてしまうんです。
何度も言いますが、このプログラミング教育には
トライ&エラー。
そして失敗しても立ち直る
リカバリー力。
それから最後まであきらめないやり切る力
グリッド力。
今の世の中に足りないスキルが全て詰め込まれていると言っても過言ではないくらい、プログラミング教育はとても理にかなった教育方法の1つだと僕は思っているんです
こんな教育を公教育にも取り入れてくれたら…
ま、現場の先生たちはただでさえ大変だってのに、最適解を求める教育を施すのは至難の業でしょうから…
やり用はいろいろあるとは思うんですけどね
そんなスキルを兼ね備えた子どもたちを、これからどのようにしてさらに引き伸ばすか?
さらに、次の手を考えています
長くなりましたので、次回にでも