手術の事 | ひまわり

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H17年に先天性の気管無形成で生まれたうーたんの日記

遅くなりましたが、今日は手術の日の事を書こうと思います。


手術室への入室が9時という事で、私達は朝5時半に家をでました。

東北道は順調に進み、余裕で間に合う?かと思いきや、首都高の渋滞にはまり(これはいつもの事)

池袋ICの先で事故渋滞・・・

ヤバイと思った私(運転手)は池袋で降りました。それが間違いだったのか。。。遅刻ダウン

9時少し前に着きました・・・

なんとかうーたんに会う事ができたあせる


うーたんは周りの状況を察しているのか、熱が少しあったからか、元気がなく真顔。

これは・・・と思い、散歩行こうか!と言って用意が出来るまで抱っこをし、

手術室へ向かう手押し車?みたいなのに乗せて私の母も来ていたのでそこでウロウロ。

私達は手術室へ行く事が出来ないので、エレベーター前でお別れ・・・

「ここで待ってるからね~」と声をかけ、うーたんは「ママ~」って感じで手を伸ばし連れていかれました。


ここからが長かった!

19時とかには戻ってくるのかと考えていたのに、23時でしたからね・・・


何時かは覚えていないけど、18時半頃だったかなぁ・・・

誰かが「うーちゃんが破れた!」といいながら走って行きました。

私達はナースステーション前のソファにいたので、チラっと聞こえた。

え???

一瞬聞き間違いかと思っていたら、師長さんが来て、ビックリしたでしょ。ごめんなさい。と言い、言った人に怒っていました。

ドキドキして待っていたら、先生が来てさらにドキっ。


まだ終わってないけど、話をする為に出てきてくれたそうです。

そこに心臓外科の先生も同席・・・


首の横から出していた〈唾液ろう〉と〈胃〉をつなぐのに、鎖骨の所で通らなくて上から下から手を入れてたら手につながっている血管が破れてしまったという事でした。

そしてその血管をつなぐため、胸骨を割らないといけなくなった為、心臓外科の先生を呼び胸骨を割り

血管を縫合したそうです。血圧が一時低下したけど、今は戻っていると。

出血は少量ですんだから輸血もしなかったとの事。


初め聞いた時はビックリしたけど、対処できてよかった。

でも、予定より傷が増え、合併症も増えてしまった・・・


そして帰ってきたのが23時。顔を見た時は本当にホッとしました。

先生の話では、

・〈胃〉を伸ばしたけど、ギリギリの長さだった。

・鎖骨の下に胃管があるからそこで圧迫があるかも

・胸骨を割った事で炎症を起こす、出血があるかも

・術中は呼吸がみだれることなく、まぁ大丈夫だった


その時は本当にいっぱいいっぱいで先生の話をちゃんと聞いていたつもりだけど抜けているのが

あるかもしれません。