Uとの「届け、ことばの処方箋!」 -3ページ目

ビール

法事のため
田舎に帰省した

雪国青森では
冬の間霊園は
深い雪で閉ざされる

この冬に他界した祖父の埋骨
ということで
今回青森に帰省した

葬儀の時は
真っ白な雪に包まれていた
青森も5月になり
雪も消え
新芽が息吹く季節を迎えていた

親戚で集まって
埋骨をすませ
祖父が好きだった蕎麦屋で
お昼を食べた

祖父は最期の2年くらい
食が細くなり
かなり痩せていた

普段家でも
ほとんど食事という
食事をしていなかったようだ

出されても
もういい、と、
きっと物理的に
体が受け付けなかったのだろう

それでも
家族が集まり
好きだった蕎麦屋、
鰻を食べに行くと、
必ず(昼だろうと)
「一杯飲むか?」
と僕を誘い
ビールを飲んだ。

喉にビールを通すと
30秒ほど目を瞑り
深く体を収縮させ
全身で
その炭酸と苦味とアルコールを
味わっていたのを思い出す。

当然のことだが
今日の蕎麦屋に
祖父はいなかったが
そのビールを飲む姿を
思い出した。

その場にいないのが
不思議なくらいだったが
いま思うと
そこには祖父がいたのかもしれない。

にこやかに
部分入れ歯を忘れた
前歯の空白を見せながら
右肩を上げて
冗談を話す祖父の姿が
記憶の中に焼き付いている。




好青年

仕事の帰り、
食事をして、
終電近くの電車に乗った。

お酒を飲んだ人たちがたくさんいる中に、
泥酔しているおじさんが一名。

両手でつり革を持って、
手と足を支柱にして
揺れに合わせておなかを前にやったり
お尻を後ろにやったり
かなりの弾力で動いている。

本人に意識はない。

その後ろに
ちんぴら風の長身の若者。

なにやら危険な空気。

そして
その若者が口を開いた。

「おい、おじさん」

まずい!
電車の中に緊張が走る。

すると
「大丈夫かい?一回、次の駅で降りよう。駅員呼んで休憩しようか」

(お、すげーやさしい!)

すると、酔っぱらいのおじさん片言で応える。

「おー、ここどこ?あなた日本語うまいね。わたしは、中国人、ありがと」

「ああ、おれ?おれ、日本人だからね、ははは」

たしかに、
おじさんが質問しなかったら、
僕も彼のこと外国人かと思っていた。

沈黙の社内、
誰もが関わりを捨てようとしてる社内であった、
心優しい青年と酔っぱらったおじさんとのやりとり。

なんだか、すごくあたたかくて、
ほほえましい気持ちになった。


フルマラソン

先日かすみがうらマラソンを走った

2月には沖縄マラソンを走った

なぜ走るのか

それは

そこに道があるからではなく

体力増進と

旅のためである

というのが本音である



マラソンを口実に日本を旅する



マラソンがあるから

いやが応にも週に一度はランニングしている



それが体力増進に繋がっている



3年前にランホリックになっていた時期があった

当時のベストからはほど遠いが

今回のかすみがうらマラソンでは

目標としていたタイムを更新できて

とても満足度の高い大会となった。



クリアしなくてもいい目標があり、

それにむかいなんとなく努力をして

けつの穴締めて走りきって

運良く結果もでて。

その後の温泉が気持ちよかった。。。



休日の運動と温泉。



ぜいたくな一日。

仲間に感謝。