今日は、中学受験で出題される「天気の言い習わし」とその理由についてまとめてました。
「天気の言い習わし」の理由を記述させる、おさえておきたい問題は、下記4つになります。
①夕焼けの次の日は晴れ
②朝の虹は雨
③ツバメが低く飛んだら雨
④飛行機雲がすぐに消えると晴れ
いかがでしょうか?
皆さん、その理由わかりますか?
解答例は次のようになります。
①太陽の方向に雲がなく夕焼けがきれいに見えるということから,西の空が晴れていることがわかる。
日本の天気は西から東に移り変わることが多いので,西の空が晴れているということは,その翌日は晴れになる可能性が高くなるから。
②虹は太陽がある方角と反対の方角に見える現象である。
朝,太陽は東にあるので,虹の見える方角は西であり,西に水てきを多くふくんだ空気があることになる。
日本の天気は西から東に移り変わることが多いので,これから水てきを多くふくんだ空気が移動してくることになるから,雨がふると考えられる。
③雨が降りやすいときは空気中にふくまれている水じょう気の量が多くなる。虫は,羽に水分がつき,体が重くなるので低い位置を飛ぶ。そのため,虫をエサとするツバメも低い位置を飛ぶようになるので,これから雨がふると考えられる。
④飛行機雲は,おもに飛行機のエンジンから出る排気ガス中の水分が,上空の冷たい空気に冷やされて水のつぶとなったものである。
飛行機雲がすぐに消えるということは,上空の空気がかわいているため,雲ができにくいから晴れとなる。
「天気の言い習わし」はほかにもいくつかありますが、この4つは必ず頭に入れておきましょう!
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