おはようございます。
東京・埼玉の姿勢・スタイル改善専門トレーナー北村智哉です。
皆さんは、ジムなどでトレーニングする際にどんな靴を履いていますか?
・ランニングシューズ
・バレエなどのダンスシューズ
・スニーカー
ほとんどの方がこれに当てはまることが多いと思いますが、まれに上記以外のフィットネスシューズを履いている方を見かけます。
例えば、イー○ートー○のようなシューズです。
この種のシューズは女性のほうが履いている割合が多いかなと思いますし、実際に私のクライアントの方も数人は履かれていました。
しかし、私はセッションのときにこのシューズを履いている方に、このようにお伝えします。
「このシューズでなく、靴底がフラットなランニングシューズやスニーカーに次回から替えてもらってもいいですか?」
いきなりこのように言われるので、クライアントの方も驚きますが、それには理由がしっかりあるのです。
フィットネスシューズの効果はあるのか?
先程、例に挙げたようなフィットネスシューズですが、このような謳い文句があります。
「バランスボールの上を歩くような」
「履くだけで○○が鍛えられる」
このうたい文句に刺激されて、購入をしている方も多いかと思いますが、果たしてホントにその効果が得られるのでしょうか?
確かに、靴底などが不安定な状態であれば、バランスボールの上を歩くような状態に近い状況を作れるかと思います。
それによって筋肉に刺激が入り、鍛えられるのも正解かと思います。
しかし、不安定な状況を作った際に、自分自身の身体の動きをコントロールできている人は、ごく僅かだと私は考えます。
まず、想像して頂きたいのですが、平面状の床に立っているときに、皆さんの立ち姿勢などはどうでしょうか?
腰が反り過ぎていたり、背中の上部が丸まり過ぎていたりしませんか?
このように安定した平面状でも姿勢がずれている場合、不安定な場に立とうとしてもしっかり立てるでしょうか?
きっとほとんどの方が無理でしょう。
つまり、わざわざ不安定な状況に身体をおくことで、より身体が不安定になってしまい、より背中の丸みを助長したり、反り腰を悪化させてしまう危険性があるわけです。
そのように考えると、先程挙げた「履くだけで○○が鍛えられる。」というのは、少し違うのかなと思います。
中には、上手く身体をコントロールできる方もいるかと思いますが、先程お伝えしたとおり、ごく僅かの方々だけだと思います。
そうなるためには、安定した平面上でも不安定な平面上でも、身体を上手く使い、重心移動が出来るかということが大切です。
いわゆる「身体の使い方」です。
・しゃがむときに股関節からとしゃがめているか?
・立つ時に床からの戻ってくる力を使えているか?
など、見た目では分からない点が大事になってきます。
だから、そういったフィットネスシューズを履くよりも、ランニングシューズなどクッション性がいいくシューズや、足首の安定性があるようなシューズのほうが私はおすすめします。
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東京・埼玉の姿勢・スタイル改善専門トレーナー北村智哉