モーグル脳外科医日記 -28ページ目

今日は私がすんでいるところでも雪が降りました。


朝,病院の医局から撮った風景です。


今朝の国道

明日はモーグル日和なんだろうなぁ・・・

でも

平常運転・・・

あうう・・・(T_T;)

今日から

みなさんおばんです。ついに風邪ひいちゃったかもしれないtysonです。


今日から循環器内科をまわりはじめました。


1日目で感じたことは・・・


同じ内科でも,ずいぶん他とは違うなぁ・・・


ってことです。


どの辺が違うかというと,


①(救急を除いて)飛び込み(新患)が少なく,紹介の患者さんが多い

循環器系の症状で多く見られるのは「息切れ」「胸痛」ですが,そういう人はたいがい一般内科の新患外来にまずやってきます。

また,入院中の他の科からも紹介されてきます。例えば外科なんかだと手術前の心機能評価の依頼とか。

紹介される患者さんの多くは膜症を基礎疾患とした心不全みたいです。


【弁膜症】

心臓には大動脈弁,僧帽弁,肺動脈弁,三尖弁,という4つの弁があります。加齢や動脈硬化,菌血症などによってこれらの弁の動きが悪くなると,そこを通る血液の流れが悪くなったり逆流したりするようになります。その状態が何年も続くと,心不全になってしまいます。


②高齢の患者さんが多い

弁膜症の多くが加齢,動脈硬化によるものなので,高齢の患者さんが多いです。


③エコー検査が結構大変

例えばおなかのエコーはそこに病変がないかどうかを調べる「存在診断」的な要素が大きいので,対象物が映ればオッケーみたいな感じなんですが,心臓のエコーは「機能評価」に重点が置かれるので,単に映ればいいというのではなく,壁の厚さを測ったり,弁の動きを計測したり・・・と,やらなければならないことがたくさんあります。


④略語の嵐が吹き荒れている

エコー検査で計測が必要な項目,心臓の部位など多くが略語で記されていて,当然会話も略語で話されるので,初日の今日は「???」と外国に来たみたいでした。


⑤検査室のスタッフはみんなあったかい

いやね,こういう事書くとまたあちこちからクレームがつきそうなんですが・・・

うちの病院(だけなのか・・・?)の看護師さん達ってなーんかあったかみがないというかなんというか・・・


そこまでツンケンしなくたっていいじゃん!みたいな・・・


そりゃまあ研修医が使い物にならんのは自分で重々解っておりますが。




お願いだから蔑むような目で見るのはやめてーーー!



誰だって最初があるじゃーーーん!


(んだから○○病棟の看護師さんは近寄りがたい!なんであんなにキツイのか?あんなんでは聞きたいことも聞くに聞けない!!なんて投書されたりするんだヨ・・・てか俺も聞くに聞けないヨ・・・(T_T;))


ところが検査室のスタッフは,わかんないところは丁寧に教えてくれるし,なんつーか,「おーし,やったるで!!」みたいな元気がわいてくるんですよこれが。


で。


今日は心エコーの用語集を借りてきたので,とりあえず今晩は略語を覚えることから始めようと思います。


いっちょやってみっか。

不妊治療

tyson-D-spin@当直中です。


私が研修している病院では,2次救急当番の日に研修医の当直があります。


2次救急当番とは,概ね


全身グシャグシャの高エネルギー外傷(例:大きな交通事故)



体表面積の30%を超えるような重症熱傷


など,治療に高度な設備と多くのマンパワーを必要とするような


重症中の重症の患者さんを除くほとんど全ての患者さんがやってくる日なのです。


当然のように本日も夕方からくるわくるわ。


ドクター2.5人のところに

(内訳:内科系一人,外科系一人,そして私研修医が0.5人分の働き)


救急車がまとめて3台来て

(3台とも重症脳梗塞)


救急の神様はそれだけでは飽き足らないらしく


パニック発作と鼻血と嘔吐・下痢の患者さんをまとめてよこしてくれて


・・・


と,書いてる途中で腹痛の患者さんが来院されたので診察してました。


んで


ちょっと前まで救急外来はバタバタしてました。


特に,脳梗塞の患者さんは発症して数時間の超急性期では


まず点滴ラインを確保し


CTではっきりしないことがほとんどなので


CTで出血を否定した後


MRIもとって


脳外の先生呼んで


入院時のルーチン検査をやって


指示書いて・・・と


結構大変です。

(くも膜下出血なんかだと,3DーCTとって3次元画像起こして,たいがい手術となるのでもっと大変ですが)


しかし


もともと災害医療や救命救急方面で活躍できるようになりたいと思っているので

(その中で循環器を専門としていきたいなー・・・と。)


変な話ですが


忙しい時ほどかえって頭も体も冴えてくる・・・


気が・・・


する・・・かな・・・


研修2年目は1年目と違い,当直の時は最初に呼ばれるので,今からプレッシャーですヨ。


さて。


なんかタイトルと中身が全然違うジャンと思った方。


これからがタイトルと関係してきます。


実は。tyson家は結婚して丸5年を迎えておりまして。

(ニョーボとのなれそめはまた別の機会に書こうと思います。ちなみにニョーボは医療と全く・・・いや,ちょっとはかするかな・・・まーでもあまり関係ない仕事をしています。)


しかし今ひとつコウノトリさんのご機嫌が悪いらしく


子供ができないんでござんす。


で,不妊治療にtryしておりまして,


今日は・・・てかもう昨日か・・・卵巣から採卵して,体外受精をする日だった訳です。


・・・


不妊の50%は男性因子なので


つまりタネが悪いので


私も昨年,某婦人科にて


やってきましたよ。




え?何って・・・そりゃあなた・・・



自家発電でござんす。




その婦人科の一室にとおされ


どでかいフラット薄型TVに


スカパーのエロチャンネルが3チャンネルぐらい見られるようになっていて

(勿論無料)


私が行ったときは


①女子高生と教師の禁断の恋

②SM

③オーソドックスな恋人同士のからみ


の3つでした。


①,②で”出す”のは


「医療者としてそれってどうなのよ?」


ということで


③をチョイス。


滅菌されたバイアル(容器)にマジックで名前書いて


例のものを出して


検尿コップみたいに提出し


んで受付に。


「終わりました」

(あー,なんかなさけねー)


「あ,どうもご苦労様~」

(コイツ出してきたな)


というビミョーなやりとりをして終了。


結果は


量:大量

運動:高速


だそうで,結果説明の検査技師さんは大笑いしていたらしい。


説明はDVDに保存された動画をみながらされ


そこには弾丸のように顕微鏡の視野を吹っ飛んでいくオタマジャクシ


沢山いましたとさ・・・


・・・


で,男性因子による不妊は否定されたわけですが


逆に言えば不妊の原因がニョーボにあることが解ったわけで。


気の毒にニョーボは凹みモード。


「まっ,ダイジョブダイジョブ。なんとかなるって。」



体外受精のチャレンジを始めた訳です。



先ほども書いたように


本日(昨日)が採卵予定だったのですが


ニョーボがまんまとオタマジャクシを採取するバイアルを貰い忘れてきてしまい


持ってきましたよ,アタシゃ。


普段は



喀痰やら


膿汁やらの



細菌培養用の滅菌遠心管を。




そいつに今朝(昨朝)


オタマジャクシをかき集め


ニョーボに託してきました。


結果はすぐには解りませんが




細菌みたいな子供ができたらどうしよう・・・





あうう・・・


【今日通勤で聴いた音楽】

広瀬香美 「ゲレンデがとけるほど恋したい」

浜田省吾 「陽はまた昇る」

シンディーローパー 「トゥルーカラーズ」