まず、おいらが先に座る。
息子は、となりに残されて
ちょっと不安そうであ~る!
そんな彼に、「ここにおいで」と声をかけた。
すると「うん!」と
素直にうなずきおいらのひざの上に乗ってきた。
視線が高くなった息子。
とても嬉しそうにキョロキョロと外の景色を見ている。
今まで外、見られなかったもんな。
笑顔の息子を見ながら
微笑むおいら。
こんなこと、すぐ出来なくなるだろうな、きっと。
おいらには、なんとなく分かっていたからこそ
このひと時が、とても愛おしいのであ~る!
電車よ、駅に着かないでくれぃ。