昨日、観に行ってかなり衝撃を受けて
思わず今日も観に行ってきました。
(ご近所割の500円というのが相当大きいんですが・・・)
昨日は物語の内容にはあまり触れていなかったので
そちらを中心に書きます。

2度目なので今日改めて気づいたことがあって
まず初っ端の冬美とお姉さんのやり取りは
ラストのシーンにつながっていたんだなぁって。
また内海の名前が「ハルキ、ハルオミ?」
でお母さんも含めて名前が春夏秋冬になっていることも
昨日は全く気付きませんでした。
あと内海は行定勲監督をイメージしていました。

座る場所によっては身体をひねったり
視角に収まりきれない場所があるので
そこらへんに注意して今日はベストポジションの席で観ることができました。
これは満足度に結構重要なところです。

お姉さんが車に撥ねられるシーンからの
オープニング映像の流れは分かっていても
ドキドキするし、鳥肌も立ちました。
とりあえずここだけでも500円の元は取れます。
ミュージシャンのライブでもこの演出使ったら
相当カッコいいんですけどね。

昨日はお客さんが20人ほどでしたが、
今日は30人以上いました。
どうも日によってだいぶ差があるようです。
2階に移ってからは女性専用の席が3席あって
そこはレストランのミーティングルームにあたる席で
キャストの人と横並びになる形になるんですけど
そこに座った人のリアクションが良くて
セリフをしゃべっている方向に首を左右に振るしぐさが可愛くて
お芝居に溶け込んでいました。

ススムとモモコの不倫シーンは
今日は笑い声が大きくてウケていました。
周りが笑ってくれるとこちら笑いやすいんですけどね、
そこらへんは空気読んじゃうのでダメですね。
モモコは妊娠したことでススムに別れを告げるわけですが
昨日はこれは別れる為の嘘なんじゃないの、って思っていましたけど
屋上のシーンで幼稚園の娘を迎えに行く、というセリフがあったので
本当だったんですね。
でも本当の父親はススムなんでしょうね、
それを匂わせるシーンはないですけど
そっちの方が想像は膨らみます。

冬美と別れた後のシンゴの相談シーンも結構好きです。
曲をつくるときのインスピレーションって大事らしく
ドラマや映画の主題歌の方がいい曲出来上がることって
結構ありますよね。
一から自分だけの想像力でつくるのは
限界があります。
相談役の田中亜紀さんの肩の力が抜けた演技は好きです。

冬美が勤めるレストランですか、あんないい職場、
実際は滅多にないですよね、
特にオーナーシェフであんないい人は絶対にいません(笑)
仕事で何人か会ったことがありますけど
笑顔でも目の奥は笑っていない人ばかりでした。
あんな職場で働けたら悩みなんかなくなりますよ、
あの店を畳むことが、このお話の中で
一番理解に苦しむ部分です。

競泳水着で現れるシーンが何度かあるんですが
あれは脚本が「劇団競泳水着」だからああいう演出になったんですかね、
それともその劇団ではこれが定番の演出なのか
どちらにしてもご苦労なことです。

全体的にHPに載っている顔写真よりも実物の方が数段魅力的なのは
やはりお芝居をしている勢いというか内面から出ているものが大きいと思うんですが
とはいってももうちょっとよく撮れないものですかね、
初見だと特にこの「ジャケ写」で見る見ないの判断すること多いんですよね。
また1階部分の時計は上映中は布で隠すなりした方がいいと思いました。
つい目に入っちゃうんですよね、今回は途中で移動するからいいんですけど
残り何分か~とか頭に浮かぶと興ざめしてしまうし。
あと上演後に出演者の方との面談っていうのがあるんですが
あれってやっぱり面識がある人でないとダメですよね、
ちょっと話してみたい気もするんですが、どうも勇気が出ません。

今日改めて目についたのが、冬美のお姉さん役の中村佳奈さんと
友人役の伊藤実希さんです。
中村さんは陰気な表情と陽気な表情のコントラストが素晴らしいですね。
顔のつくりから案外どちらかに傾いてしまうものですけど
そこの使い分けが上手いです。
伊藤さんは今回の女優さんの中で
間違いなく一番男好きする人ですね。
顔のつくりもくっきりしているので舞台映えしますし
これから様々な場所で活躍が期待されます。

で冬美役の慶雲さんですが、
昨日に引き続き、今日も素晴らしかったです。
セリフを読んでいるように見せない、
自然に話しているかのように見せる、そこがすごいし
主役をこなすには、演技の上手い下手じゃない
プラスアルファが必要で、それを持っているから
こんな素敵な作品として成立している、そんな気がします。

慶雲って何て読み方をするかも分からないし
どこの事務所に所属しているかも分からなくて
謎だらけの女優さんですが
今後も活躍してもらいたいです。
次回の浮間ベース公演もぜひ出演してほしいです。
演劇関連の情報を知りたいときに
コリッチとかカンフェティとかいうサイトをたまに覗いてたりするんですけど
そこで「浮間ベース」という存在を知って
家から自転車で5分と超近所にあるということで
とりあえず行かなきゃダメだろう、と観に行くことにしました。

この浮間ベースというところは

映像や演劇などの表現芸術を『創る』・『演る』・『観る』人たちの人生を
より豊かにする為に、この浮間舟渡という場所にこだわりをもって創った
『秘密基地』です。
建物は3階建てプラス屋上と特徴の異なる4つのフロアで構成され、
映像やスチールの撮影スタジオとして、演劇の公演から、稽古、リーディング、
アートイベント、会議、カルチャーワークショップなど、様々な使用法に応える
ポテンシャルを持っています。
緑化された屋上は、演劇・アートなど様々な表現
の公演が上演可能。水道も完備し大人数でのBBQなども開催されています。
そして何と使用時間には制限が無く24時間利用ができるため、滞在しながらの
創作活動が可能です。

説明しづらいので、HPのものをそのまま抜粋しました。
出演者の方、一人も知らなかったので
実験的な意味合いもあるようです。
さすがにどんな舞台か分からないのに3000円払う勇気はなかったのですが
なんと地元在住だと「ご近所割」で500円という
何か申し訳ない値段で入れました。

19時に家を出て、19時10分に入場すると
中には5人位しかいなくて、これだけだったらどうしよう、と心配になりました。
それからぞろぞろ入ってきて
それでも20人位のお客さんでした。
普通のお芝居のような客席とステージの境がひどく曖昧で
初っ端からキャストの人たちが
こちら側に話しかけたり(話す内容はセリフですが)するので
照れくさくなりました。

3部構成で、第1部は1階で上演されるのですが
劇場というより作業場に近いイメージで
窓も普通に開くので、室外の場面はそこから外に出て行うなど
今まで観たことのない演出でした。
一番驚いたのは、交通事故に遭うシーンで
本当にワゴン車がこちらのつっこんできて
そのシーンを再現したことで
これはかなりリアルでした。
プロジェクションマッピングも用いて
革新的な試み満載でした。

第2部は2階に移動し、主人公の部屋と勤め先のカフェの店内を
併設したようなセットでしたが
1部にも増して客席とステージ(もはやステージでもない)の境が曖昧で、
お客さんもエキストラみたいな感覚になれます。
途中で軽いラブシーンがあるのですが
そこをお客さんが取り囲んでいる形になり
AVの撮影会みたいで笑いそうになりました。

第3部は屋上で、屋根もないのでもちろん空調もないので
かなり寒いです。
しかし雨が降っていなくて本当に良かったです。
ところどころで音楽も流して近所からクレームが入らないのか
心配になりましたが、住居ってあまりなかったかなぁ。
向かいのビルにプロジェクションマッピングしたのには
ちょっとびっくりしました。

話は競泳水着という劇団が過去に公演した戯曲らしいんですが
これまでお話したように普通の舞台とは変わっているので
色々考えるというよりは体感する感覚に近く
何か変な気持ちになります。
普通の舞台が他人の出来事だとすると
今回は身内の出来事のような感覚になるのです。

主演の冬美を演じたのが慶雲さんという女優さんなんですが
この方が蒼井優と大島優子を足して2で割ったような感じで
とても魅力的でした。
ググっても彼女に引っかからないので
どこかの劇団に入っているようではないんですが
間違いなく有名になる人だと感じました。
つかこうへい劇団にいた小西真奈美や黒木メイサもこんな感じで
世に出て行ったのだと想像します。
あと冬美の幼少時代を演じていた
北村桃子さんの出番がもっと多くしてほしかったかなぁ。

とにかく新感覚の体験で
毛皮族をはじめて見たとき以来の衝撃がありました。
他のお芝居を観に行ったときも宣伝用チラシが入っていないし
おそらく認知度は相当低いと思いますけど
舞台が好きな人ほど楽しめるんじゃないかなぁ、
でもあまり知られたくないようなそんな気持ちです。
当初の予定では今日はPUFFYのライブを観に行く予定でした。
しかしヤフオクで3000円辺りで中々落札できず、
昨日までに結局用意できませんでした。
さてどうしたものかと適当にうろついていると
この舞台のチケットが1円スタートで出品されていて
入札されていませんでした。

軽い気持ちで2000円で入札しておいた所、
800円で落札できました。
かんたん決済、発券手数料含めても1000円ちょっとしか掛からず
定価だと6500円なのでかなりのディスカウントオフです。
久しぶりにオークションで得したなぁ、と思える取引ができました。
場所は本多劇場で、しかも前から2列目、通路側と
すごいいい席で、何がなんやらという気分です。


あらすじ

家業を継ぎ、仕立屋をしている男(春樹)。
長らく、死んだ弟の細君(明子)にひそかに思いをよせている。
実弟の妻だったことはむろんだが、
生来のまじめな性格のため、告白できない。
男の気持ちに薄々気づいている女も、
思いを同じくしているようだが、亡夫のことがあるのか、
はっきりとは気持ちを表してはいない。
そんな折り、海外に 仕事の場をもっている、
無頼な兄(大造)が若い中国人の恋人(林鈴)を連れて帰ってくる。
2人の親密なけんかを見るにつけ、男は40を過ぎ、
いよいよと決心を固めつつあるが、
懸念が先だって行動に移すことができない。
ハッキリしない2人の態度と、周囲の勘違いと思いこみも合いまって、
事態は次第に緊迫感を増し、ゆっくりと狂い始めていく。


結論からすると、とても面白かったです。。
岩松さん脚本の舞台はこれまで何作か観てますけど
内容的には今までで一番分かりやすいものでした。
しかし一人一人が何を考えているかとか
何でそんな態度、行動をとったりするかは
いつも通り、あまり理解できませんでした。
チケット代が浮いたので、償い半分でパンフレットを購入し
そこにも書いてありましたが
「わからない女」にあえてしているようです。

春樹の義理の妹にあたる明子は
はじめは見た目からして常識人のように見えるのですが
物語が進むにつれて
一番おかしい人に見えてくるのが興味深いところです。
幸せになるのを自ら拒否してしまう性向があるようで
計算で男を誑かすのではなく
本能的にそういう態度を取ってしまう、
劇中だけでも、4人の男性から好意を抱かれます。(自殺した元旦那を含む)

この明子を演じた菊池亜希子さんっていうのが
その設定に説得力をもたらします。
一発目で登場してきた刹那、
思わず釘づけになりました。
チラシとかHPの写真では何とも感じなかったんですけど
まだこんな魅力的な女優さんがいたとは
世の中は広いものです。

例えば杉本彩みたいな人が魔性の女だったら
記号的すぎて意外性もないし怖くないんですけど
菊池さんみたいな人がそうだとすると
見た目とのギャップでより狂気が際立つというか
男たちが翻弄されるのも頷かされます。
翻弄されるのは男性だけでなく
菜摘という明子を執拗に付けまわす若い女性も登場しますが
彼女も惹きつけられた人物です。

第1幕であんなに春樹は彼女を好きで好きでしょうがなかったのに
春樹と明子は結婚して第2幕が始まるやいなや
もう二人は険悪なムードを漂わせています。
春樹の嫉妬がそうさせるのですが
彼の度量の狭さが目に付きました。
見ている分にはどうしようもない男だなぁと感じるのですが
たぶん自分にもそういう部分があって
それが余計にそう感じさせるのだと思います。

春樹の兄の中国人の恋人・林鈴を演じたのが瑛蓮さんという方なんですが
本当に中国の方かと勘違いする位、違和感がありませんでした。
途中からは彼女がしゃべるだけで笑ってしまう展開でした。
今回の登場人物でダントツで好感度が高く
明子に翻弄されなかった唯一の人物です。
彼女みたいにはっきりとものを言う人が
一番幸せになれるのかもしれません。
昨年、本格的に復活してから
単独ライブにはできる限り、参加しています。
結婚休止前は一度も行ったことがなかったので
その埋め合わせと申しましょうか
またいつ見られなくなる、という切迫感みたいなものもあります。
先日は「LIVE MONSTER」の番組収録にも行きました。
(OAは見逃しました)

今回はライブハウス公演ということでしたが年齢も考慮して指定席でした。
本人確認に加えて、当日にならないと座席位置が分からないシステムで
転売防止策が講じられていました。
去年のホールツアーで毎回最前列に近い席を
同じ人が座っていたことがあったようで
おそらくオークションなんかで手に入れたらしいですけど
それの対策を兼ねているような気がします。
入場した後で1列目の人と交渉するしかないですが
まぁ不可能ですもんね。

あと4日間全て参加する人も結構いるみたいですね。
1公演で大体1万円掛かるから
グッツとか交通費とか含めると5万円ほどは飛んでいくわけで
ある程度の経済力、また自由になるお金がないと大変ですね。
まぁ年齢的にそこらへんはクリアしている人が多いようですが。

自分は12列目のセンターブロックの席でした。
ホールのように傾斜がないので見づらいかなぁって思ってましたが
予想外に見やすくて良かったです。
入場曲はtofubeatsプロデュースっぽいサウンドが流れていました。
20分押しで開演です。

ライブハウスということで完全にバラードっぽい曲は
「渡良瀬橋」と数曲だけでした。
スクリーンに映像が流れるんですが
何か微妙といいますか
古臭い感じがすごくしました。
ツアーグッツ、特にTシャツの柄もかなりイマイチですし
この辺の制作会社、何とかならないんですかね。

「Don't Stop The Music」は初めて聴いたときには
同じメロディが繰り返しでつまらないなぁと思っていたんですが
「LIVE MONSTER」の収録のときもそうでしたが
ライブで聴くとカッコいいんですよね。
その流れからの「ララサンシャイン」も
唯一映像がカッコよく仕上がっていて
ここが一番上がりました。
有名曲で聴いていないのは「私の夏」位ですかね。

とにかく45歳には全く見えない。
席はそんなに近くなかったんで細かいところまで見えていたわけではありませんけど
カリスマ主婦とか言って同年代でしゃしゃり出てくる人たちとは
レベルが違うなぁ、って実感できます。
今って彼女のような位置にいる人っていそうでいないですよね。
そうなる素質があるような人は
アイドルで売り出しちゃいますけど
長い目で見ればあくまで立ち位置はアーティスト寄りの方が寿命が長いんですけどね。
まだ来年のツアーなんかは決まっていないようでしたが
どうか続けていってもらいたいです。
ちょっと前に観た舞台に出ていた天乃舞衣子さんという女優さんが
出演するというので、気にはなっていましたが
いかんせん観たことがない劇団だったので、躊躇していました。
そんな気持ちで昨日劇団のHPを覗いた所、
トラブルがあったみたいで2日の公演が中止となったとのこと。
そうなると逆に行きたくなるあまのじゃくな性格で
いきおいで本日昼間の公演のチケットを予約しました。

場所は「SPACE 雑遊」という新宿にある多目的ホールで
雑居ビルの地下にあります。
前に原宿にあったリトルモア地下を一回り大きくしたようなイメージでした。
そういえば14:00頃、歌舞伎町でビル火災があったみたいですけど
全然気づきませんでした。

あまり早く行って隣に太った人とか体臭がひどい人が隣に座られたりしたら嫌なので
開場してから15分後に中に入ったら
すでにほぼ満席で、一番前と一番後ろしか空いていない状態でした。
最前列は背もたれがなかったので最後列の席にしました。
ラッキーなことに右隣が空席だったので
暗転してから空席の座布団を背中に回して快適でした。

あらすじをネットから拾おうかと思ったらどこにも書いていないので
適当に書きます。(違っている所もあるかと思います。ネタばれもします)



尾上鉄也は実家が小料理屋で、父親が死んだのを契機に
脱サラして跡を引き継ぐ。
鉄也には浩二という弟がいて、一緒に働かないかと誘うが浩二は拒否する。
鉄也がサラリーマン時代に取引先のOLだった石田陽子と付き合っており
彼女は仕事が終わった後に店を手伝う。
サラリーマン時代の同僚だった坂本、その部下の阿久津が常連客となる。
尾上兄弟の幼馴染の奥村絢子は、子供の頃、鉄也のことが好きだった。
絢子の友人、平塚まりえ、藤木リナも常連客となり、
陽子が妊娠していることが発覚する。

上映時間は2時間弱でしたが、それを長いと感じさせないほど
面白いお話でした。
終盤以外はそこまで大きな事件は起きたりしませんが
登場人物の関係性が巧みに構築させており
間延びしないようにしてあります。
リナが絢子のことを好きで、でも絢子は同性愛者というわけではなくて
10歳の頃、鉄也に半ば乱暴されたことにより
男性恐怖症になり、消去法でリナの気持ちに応えていた、
という図式は上手かったです。

潤滑油的な配役として、まりえとバイト店員のマサの二人がいて
この二人が絡むと、基本お笑いのテイストに振っていました。
ただ弟の浩二が出てくるときは湿っぽいシーンが多く
正直いなくてもあまり支障がないのかなぁと感じました。
あと彼はセリフが聞き取れないほどではないんですが
声があまり通らず舞台では致命傷でした。

坂本は大口の契約を結びますが、その見積書の金額が一桁違いというミスが発覚し
その見積書を制作した阿久津を責めます。
さすがにこんなミスをしたことがありませんが
どちらの立場にも感情移入できます。
阿久津というのが所謂ゆとり世代で、仕事の責任感もあまりありません。
できない部下を面倒みる坂本は偉いです、
自分だったら最初から見放していると思います。
逆に阿久津からしたら、坂本というのは面倒くさい相手で
しかもミスを全部部下に押し付けます。
見積書には上長の認印も必要ですし、
大きな意味では坂本のミスでもあります。
阿久津が会社に戻りたくなくなる気持ちも分かります。

陽子は容姿に自信がなく、鉄也にいつ捨てられるか怯えている節があります。
妊娠していたこともまりえが当てずっぽうで言ったことから明かしたほどで、
それでも出産して結婚できるか確信が持てません。
しかし二人は新しい家族を築いていこうとしますが
絢子はそれが気に入らず、二人の前で鉄也との過去の告白します。
そして包丁を取り出し、陽子のお腹の子を刺そうとしますが躊躇い、
逆に陽子に刺されてしまいます。
陽子が動転して店を出て行った後に
絢子は「私が死んだら私を食べて」と言い残し、鉄也に絞殺されます。
最後に鉄也は「いただきます」と言いながら
絢子に近寄るシーンで幕を閉じます。

この最後のシーンを見て、鉄也が本当に愛していたのは
絢子だったんだなぁと思いました。
愛していなければ食べませんよ(愛していても食べないか)
陽子が「(これ位の容姿だったら)気兼ねなく付き合いやすいと思ったんでしょう」って
責める場面があったんですけど、
おそらくこれは図星だったんでしょう。

このエンディングがA案として、B案として自分が考えたのは
絢子を殺めた後に、鉄也は自首しようとするが
陽子にそれを止められて、お腹の子の為にも隠蔽(死体を処理)しようと提案する。
ここで暗転させて、リナとまりえ、坂本、阿久津の常連客が飲んでいるシーンに場面転換し、
サービスと称して彼らに小皿料理を提供する。
みんな「美味い、美味い」と絶賛し、
内臓みたいだけど食材は何か尋ねるが「企業秘密」だと言って教えてもらえず。
定番メニューにした方がいいと提案すると
「在庫があまりないからそんなに出せないな」と鉄也が話すと
まりえが「もしかして(行方不明の)絢子だったりして」と何の気なしに言うと
一瞬場が固まり、「そんなわけないよね」とみんなで笑って終わり、
というのが面白いと思ったんですけど、どうでしょうか。
ファーストデーということで
たまには行ったことがない映画館に行こうということで
色々調べていました。
かといって交通費を掛ける気はなく
しかも雨も降っているので長距離を歩く気にもなれず
そうなると新宿か池袋位しか選択肢は限られます。

そんなんでどうしようかと迷っていると
新宿TOKYU MILANO内の映画館が年内一杯で閉館するということで
その中の「シネマスクエアとうきゅう」という映画館で
この作品が上映されていることを知り
巷の評判もいいみたいなので決めました。

座席は指定ではなく今どき珍しい自由席で
ネット予約などももちろんなく
当日窓口でチケットを買う方式です。
12:40上映でしたが12:10に着いてしまいましたが
入場できました。

一応200人以上収容できますが、
その人数に比例した大きさのスクリーンではありません。
客席は傾斜もなく、縦に長い形で
後ろの方に座っていたら映画館に来た意味がない位、
観にくそうです。
自分は前から5列目に座りましたが
それでもスクリーン小さいなぁって感じるほどでしたが
これ以上前の列だと、首を上に持ち上げないとならないので疲れそうです。

特筆すべきは椅子で、
シネコンのようなプラスチック製の簡素なものではなく
会社で重役さんが座るようなしっかりとしたフカフカな椅子で
座り心地よく上映するまでしばらく居眠りしてしまいました。


あらすじ

自らが生み出したウイルスによって、
人類の90パーセントが死滅した2020年代の地球。
サンフランシスコでは、かろうじて生存している人類と
驚異的な遺伝子進化を遂げた猿たちのコミュニティーが
ゴールデンゲートブリッジを挟んで存在していた。
人類のコミュニティーでは、衰退を食い止めるためにも、
猿たちと対話すべきだとする者、
再び人類が地球を支配するべきだとする者たちが、
それぞれの考えに従って動き出す。
一方、猿たちを率いるシーザー(アンディ・サーキス)は、
人類と接触しようとせずに文明を構築していた。


猿と人間の戦いだということは行く前から分かっていて
実際そうなんですけど
色々考えさせられることがありました。
戦争って、ある一部の好戦的な人(猿)が起こしていて
その人がある種の力、能力を持っていたら
それを避けるのはほぼ不可能なんだろう、ということです。
戦争を「起こした」人を罰することはできても
「起こそうとしている」人を罰するのは容易ではありません。

しかもその人も絶対的な悪というわけじゃなく
初めの概念では、自分の仲間たちを守る為であったりとか
闘いという形を望んでいなかったとか
そちらにはそちらの理念もあったりして
理屈通りの一筋縄ではいかないものです。

人間側も猿側も、仲間割れしまくります。
本質的に、それぞれ相手との戦いというより、
身内との戦いの方が比重が高くなる皮肉な結果となっています。
「分かり合う」っていうのは非常に困難な行動で
例えば一生を誓い合った夫婦でも4分の1は離婚する位です。
そう考えたら家族、同僚、同級生、友達位の関係で
完全に信頼しきるというのは不可能に思えます。

劇中ではコバという人間にひどい目に遭った猿が戦争を仕掛け
リーダーのシーザーと反目しあう関係になってしまうのですが
もしシーザーとコバの過去の境遇が逆だったら
シーザーが反逆の立場に立っていてもおかしくないわけで
周りの環境から受ける影響というのは計り知れないものがあります。

先日、すごく性格のいい人に出会いまして
こういう人に会うのは久しぶりで
ここ数年、荒んでいた心が多少和らいだ気がしました。
「朱に交われば赤くなる」とはよく言ったもので
良くない人たちに囲まれれば悪くなるし
いい人に接すれば良くなる、
そんなことも感じました。
今日は仕事が休みなのでライブの余韻が残っている内に
書きあげます。
会場受付限定の「あたしの向こう」 LLP17.5 お近づき記念盤『着れないけどね!CD』
の為に昼前から出掛けよう、
とはさすがに思わずに17:00に家を出ました。

毎度のこと、渋谷から東横線に乗り換えたんですが
改札が地下に移行してからはJR線からすごく歩くし、
始発じゃなくなったから座れないし
本当、いいとこ無しです。

入場口付近の混雑緩和の為か
ものすごく遠回りさせて入場させていました。
今まで幾度もここに来てますけど
こんなのは初めてです。
カバンチェックは無意味だと気づいたのかありませんでした。

横浜アリーナ公演の定番とも言えるザイロバンドは入場時に配られなかったので
今回はないのかと思っていましたが
それぞれの座席に貼り付けてありました。
前回は確か1色しか点灯させられなかった(違っていたらすみません)
のに比べて、今回は様々な色を点灯させられるようになっていて
おそらく色の制御をしやすいように
あらかじめ席につけておいたと思われます。

もう一つ定番のセンター席後方まで続く花道は今回もあって
センターステージもありました。
前回のNHKホールで前から4列目だったから今回は期待していませんでしたが
案の定、64列目という後ろから2つ前の席でした。
しかし花道からは近い席だったのは幸いでした。
何だかんだでセンター席というのはいいもんです。

ハロウィンということで仮装している人がいました。
中でもエレキテル連合の明美ちゃんは結構いじられていました。
仮装するのはいいんですが、身長を超えるつけものがあるのは
避けてもらいたいです。
自分の4つ前位の席の人がバッファローマンみたいな角がついていて
それがステージ上のaikoと重なることがあり
またその人が170cm位もあって
150cm位の小さい子なら可愛いんでしょうが
後ろからは鬼にしか見えませんでした。

ホール公演とはセットリストも丸っきり変わっていて
自分が行ったNHKホールとは「明日の歌」以外
全部違う曲でした。
「花風」なんてフルで歌われるのはかなり久しぶりで
ここは手拍子か縦フリかすっかり迷ってしまいました。
個人的には「気づかれないように」が今日一でした。
曲中にステージ上方からストリングスチームが浮き上がってくるのも良かったし
アウトロでの星空を模したような演出も秀逸でした。

中盤まではセンターステージより後方には中々来なくて
焦らされて焦らされて、も~お~って感じでしたけど
後半計4,5回は後ろの端の方まで来てくれました。
それまで豆粒みたいだったのが等身大にまで大きくなるので
待たされた分、感激もひとしおでした。
ハロウィン仕様でお菓子の投げ入れがあって
目の前に飛んできたんですが
焦ってきちんと掴めず弾いてしまい逃しました。
自分の前の女子高校生が2個GETしていました。

これはaikoのライブに行くと毎度毎度思うことですけど
彼女の人間性の高さを実感しますよね。
活動を続ける限り、こちらも絶対についていくぞ、と
改めて思わされるのでした。

帰りの電車で今回のツアーシャツを着た男が
彼が座っている座席の横に荷物を置いていて
車内は結構立っている人もいる位で
常識のないaikoファンの風上にも置けない奴だとムカムカしてたんですけど
その彼が降りるときにその荷物が座席に置きっぱなしで
どうも他の人の忘れ物だったみたいで
怪しんでごめん、とこの場で陳謝いたします。
会場のアトリエヘリコプターの最寄駅は大崎駅で
埼京線で乗り換えなしで行けるのでいいんですけど
普段は品川駅に停まってくれた方が
いいのになぁとよく思っています。
この会場に行くのは2回目で
100人も入ればまんぱんになるような小さい施設です。

プロジェクション・マッピングを利用した画期的な(とりあえず自分ではそう思う)
お芝居で、舞台セットがほとんどいらないから
大道具さんとかの仕事は軽減されます。
その代わり、投影する映像を作るのがものすごく大変だと思いました。
それと映像に合わせて役者さんも動きを合わせないといけなくて
しかし投影された映像が直接見れないから
それをどうやって合わせているのか不思議でした。

あと今日はプロジェクション・マッピングが3Dになっていて
その為に満員御礼だったのですけれど
やっぱりセッティングとか大変みたいでした。
2D版を見ていないので比較できませんが
ところどころで3Dの映像が流れていました。


あらすじ

福生のあたりに住むひとりの女の子(ヒドミ)と、彼女を見守る2人の幽霊(三郎、虹郎)。
幽霊は「生きている人間に愛される」と人間に戻ることができ、
ひとりの幽霊は彼女のことが好きなのだが、
そんな彼女が家に男(ヨシヒロ)を連れ込んでくる。
こっちを振り向いて欲しいがためにその男を様々な手で妨害しようとして


ヨシヒロっていうのが、人間的に最低な彼氏で
三郎と虹郎がヒドミと別れさせようと奮闘するのがお芝居部分のメインになります。
ヨシヒロがヒドミのいない隙に下着を盗んで
それを出させる為に
矢沢永吉の「止まらないHa ~Ha」の映像を流して
タオルの代わりに下着を投げさせる場面は
一番面白かったシーンです。
他にも結構笑えるシーンがあったんですけど
映像に集中しているせいか
笑い声はあまりしませんでした。

お芝居のシーンと映像のみのシーンが交互に交わされますが
映像シーンがメインでお芝居部分がおまけのように
主従関係が逆転しているように感じました。
映像の方が良すぎて、心を掴まれる部分はほとんどこちらに集中していました。
岩井さんのナレーションが、声質もイントネーションも絶妙で
ラストの「エイリアンズ」という曲もものすごく合っていました。
ヒドミの最期とかかなり切ないストーリーになっています。

そうなると舞台じゃなくて全部映像でもいいんじゃないか、って
考えがちになってしまいそうになるのが
この形式の難しいところだと思います。
あと1時間というのはさすがにちょっと短く感じましたが
映像の制作なんかの都合上、これが限界なのかなぁとも思います。
東京ドームから只今帰ってきました。
結果はご存じの通りですので、試合に関しては後程、記すとして
今までクライマックスシリーズへ行ったことがなくて
というのもプレオーダーなどで応募しても落選してばかりで
今回もどうせダメだろう、と大して期待していませんでした。
それが当選して、レフト側といっても外野指定席が取れて
良かったなぁと楽しみにしていました。

今年巨人戦を観に行くのは初めてで
ここ数年、勝っても負けてもそんなに嬉しくもなければ
悲しくもない状態が続いており
今日は久々に「絶対に勝ちたい」、と心に期するものがありました。
阪神戦を観に行くのも、後楽園球場時代の
中学生の時以来です。

阪神ファンは怖いイメージしかなくて
今まで行きたいと思いませんでした。
阪神ファンと巨人ファンの境目に警備員がたくさんいて
いざこざが起きないように見張っていたし
3連勝している余裕なのか
そんなに挑発するような感じもなく
あまり怖さは感じませんでした。

確率的に4連勝するのは、2の4乗分の1で
すなわち16分の1、6.25%しかありません。
しかもアウェーチームということを考慮すれば
5%もない計算になります。
しかし今日の先発は巨人が小山で、阪神が能見、
これだけ見れば圧倒的に阪神有利で
試合開始までは30:70で巨人が不利だと客観的に見ていました。

で初回、上本、鳥谷の連続ヒットで、4番のゴメスを何とか三振に仕留め
ここを抑えればと思ったのもつかの間、
マートンの3ランホームラン。
ちーん、早くも15:85に暴落しました。
そのショックも冷めやらない内に
福留の連続ホームラン、1回で勝つ確率、10まで減りました。

その裏、チャンスを作るも得点できず、
逆に大和を2塁に置いて、西岡の2ランホームラン、
この時点で0対6、10→5に。
亀井のホームランと村田の犠牲フライで2点返して4点差に。
能見は絶不調で、ヒットはバカバカでますが
チャンスに打てず、特に坂本と慎之介が大ブレーキでした。

小山の後の継投で何とか凌いでいましたが
7回にダメ押しのゴメスのタイムリーで2対8、
1アウト満塁の大ピンチにも関わらず久保を続投させ
食らったこの2点は致命傷もいい所でした。
再び6点差つき、8回裏に登板した福原に3者凡退でもう風前の灯。

最終回は当たり前のようにオスンファンが出てきて
代打セペダ。
ここでまさかのホームラン。
第1戦目にこれが出ていれば
今頃は逆に巨人の胴上げ目前だったに違いありません。
そして今日大ブレーキの坂本も
レフトスタンドへ連続ホームラン。
これも今日他の打席で打っていれば
また違う展開になっていたかもしれないのに、と
しかしこれで4点差になり、満塁で一発出れば同点というところまで来ました。

井端が倒れましたが、アンダーソンがライト前ヒットを放ち4番慎之介。
ここで繋がれば、もしかしたらもしかするかもと
内心期待していました。
カウント2-3で内角のボール球を空振り三振。
実質上、ここで勝負は決しました。
案の定、村田も倒れ、
前代未聞のホームで4タテを食らうという
最悪の結末を迎えました。

土曜日の4戦目というのに空席もそこそこあり、
5戦目、6戦目もソールドアウトしていなかったようです。
数年前の阪神戦だったらレギュラーシーズンでも完売していたのに
何か悲しいものです。
正直、今年の巨人はどこが強いのかイマイチ分からない位、
実力はあまりなかったのも事実で
それがこのクライマックスシリーズで露呈してしまったのでしょうか。

広島との最終戦で、負けてあげれば
広島が2位になり、甲子園で試合しないで済んだわけで
そうすれば阪神がファイナルステージに上がってこなかったのになぁ、と
広島なら例え、敗れても、
ここまで失望することはなかったのにと。
お金を払って観に行って、嫌な気持ちになる、
スポーツ観戦っていうのはこれがあるから
嫌なんだよな。
木南晴夏と高畑充希の二人が出るというので
まず「行きたい」、って思ったけど
8800円という値段に躊躇していました。
そんなときに読売新聞でチケットプレゼントの広告が出ていて
とりあえず応募してみたら
数日後、返信の手紙が届いたので当選したかと思ったら
さすがにそうは上手くいかず、落選のお知らせでした。

しかし外れたおわびか、4000円で購入できるパスワードが明記されていました。
日にち限定で空席も限られていましたが
それでも7列目が残っていたので
まぁこの値段ならと購入しました。

会場の銀河劇場は天王洲アイルにあって
はじめはりんかい線で行くつもりでした。
でも地図で調べると品川駅から歩いても行けそうなので
そうしてみたら歩いて20分も掛からなくて
こんなに近いんだ、って発見でした。
本当りんかい線ってぼったくりだなぁって思いました。

銀河劇場は今回初めてで
何か名前からしてちょっと特別な劇場なのかなぁって
期待していた部分があったんですが
いたって普通の劇場でした。
特にゴージャスさもなく、「銀河」を連想させる装飾もなく
ロビーもあまり広くないし、正直がっかりしました。
椅子は座り心地が特に良かったわけではないんですが
長時間座ってもお尻が痛くならなかったのは良かった点です。

お話は言わずと知れた有名作品なのであらすじも書きませんが
逆を言えばどんなお話か知っているので
この先どうなるか、という楽しみはありません。
記憶が定かではありませんが、映画は観たことがあって
それのせいなのか、
サリバン先生はもっと年配で
感情があまりない厳しい人(例えば「女王の教室」の天海祐希)、というイメージでした。
そのSっ気の強そうな所が木南晴夏に合っているかなぁって
観る前は想像していましたが
思ったよりも厳格さは感じられませんでした。

実際、ヘレンと逢った時、サリバンは20歳だから
二人の関係性は今回の方が現実に近いのかもしれません。
ヘレンを躾けるシーンは格闘が結構激しくて
毎ステージであれを続けるのは大変でしょうね。
ラジオ番組で生傷が絶えない、って話してたのもうなずけます。
サリバンの躾けである程度、ヘレンが大人しくなったときに
両親はもうこれ位でいいからと、もう厳しくしないでくれ、って言われても
サリバンはまだまだ教育しようとする、
現代だとあまり無理させることはないと
サリバンのやり方は否定されると思うんですけど
何か殻を破るには、効率とか論理性とかを超越した
情熱みたいなものが必要なんじゃないかって思わされました。

ラストに母親よりもサリバンの方を選ぶ場面があって
あそこでは、優しいだけの男より
ツンデレな男の方が選ばれるのと同じだなぁと
全然関係ないことを想像してしまいました。
あとたまに出てくる犬の頭部がリアルすぎて
何か気味が悪かったです。

木南晴夏はパーソナルイメージの影響か
内省的なシーンよりもヘレンを躾けているシーンの方が
より魅力的に見えました。
ドラマで見ているよりも声のトーンが高いような気がして
舞台用に声が通りやすくしていたのかもしれませんが
個人的には普段の声質の方がいいように感じました。
今度はもっとコメディ色の強い舞台で見てみたいです。

高畑充希は率直に上手いなぁという感想です。
ヘレンが癇癪を起すときのワイルドさは
以前から持っていたイメージと一致していて
あのちょっと狂気じみた演技ができる人は
あまりいないと思います。
しかも童顔だから大人でない役もそんなに違和感はありません。
(事実は7~8歳の頃の話だからさすがにそれは無理がありますが)

彼女宛てのお祝いの花もすごく多くて
業界で評価されているのも分かりました。
近い内に朝の連ドラのヒロイン役で
更に上のステージに上ることと思います。
3時間という長さを感じさせない面白い舞台でした。