何の価値もない過去の栄光である「学歴」などに縋り、現実とかけ離れたデタラメな言論を繰り返す、経済学者、経済評論家の過去の言論を晒し、彼ら彼女らのデタラメっぷりを白日の下に晒すことが、このブログの一つの使命だと思っています。
何回も何回も間違いを繰り返す似非エリートを斬ることにより、まともな社会ができればと考えていますが、中途半端な高学歴の愚者(笑)は自らの失敗からも一生、学ばないような気がします。
さて、デタラメな経済学者と言えばこの方、早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問、一橋大学名誉教授の野口悠紀雄サンです。彼は2013年はじめにこんな書籍を出しています。
金融緩和で日本は破綻する/ダイヤモンド社
¥1,620
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タイトルを見ただけで爆笑ものですが、中身も一応見てみましょう。
【オビコピー】
安倍政権の政策では、制御不能なインフレが起きる!
安易な緩和策は、問題を先送りする「麻薬」。
金融政策の限界を検証し、真の改革を断行せよ。
日本経済論の第一人者が通説の誤りを正す。
安倍政権の政策で制御不能なインフレが起きると予言していたようです。(笑)
↓結果 当然、制御不能なインフレは起きませんでした(笑)
【カバー折り返し】
従来方式の金融緩和が続くかぎり、いかに「追加緩和」がなされようと、経済の実体には何の変化も生じない。
しかし、日銀による国債の直接引き受けを認めれば、事態は一変する。
なぜなら、政府は、税制改正なしに、そして市場の制約なしに、
いくらでも財源を調達できるからである。
これは、政府にとっては究極の錬金術であり、
国民から見れば法律によらずに財産を没収される手段なのである。
制御不能なインフレが起きる!と書いたそばから、何の変化も生じないと
恥ずかしげもなく矛盾したことを書いています。
頭大丈夫なんでしょうか?(笑)
【はじめに】
インフレが生じたとき、多くの国民はそれから逃れることはできない。しかし、高額資産保有者はできる。(略)
円安になると日本の輸出が増えると思っている人が多いのだが、国内のインフレを反映した円安は円の実質価値を下げることにはならないので、輸出は増えない。したがって、円安とインフレの悪循環だけが生じて、日本経済が急速に破壊される恐れがある。(ⅲ)
(略)
いま日本の家電産業は、巨額の赤字に直面している。事態は何も解決に向かっていないのだが、金融緩和の「麻薬効果」によって、多くの人がそれを一時的に忘れてしまったようだ。(ⅳ)
(略)
2013年1月 野口悠紀雄
2012年に1ドル83円だった為替は、2014年12月には119円にまで円安になっています。(その後は横ばい)
↓結果 : 輸出は増えました(笑)
↓結果 : 家電メーカーも売上が増えました(笑)
ホント、野口悠紀雄氏の予言は全くあたりませんね(笑)
常に現実社会から外れる経済学者に何の価値があるんでしょうか?
第9章 財政赤字と金融緩和で国家は破綻する
政府は無限の財源を獲得し、インフレが起きる
(略)
いま、日銀引受け国債で得た資金で、公共事業を行うとしよう。これによって経済全体の総需要が拡大する。需要が増加したときに何が起こるかは、供給面での制約があるかないかで異なる。
しかし、さらに支出を拡大すれば、供給能力の限界に突き当たる。まず輸入が増え、円安を引き起こして国内物価を上昇させるだろう。また、クラウディングアウトが起きる。これは、物価や金利の上昇をもたらす。
(略)
財政規律は弛緩し、支出はとめどもなく増加するだろう。そして無駄な支出が増加し、インフレになる危険が十分にある。(p224)
家計が「インフレ税」の負担を負う
インフレが進行すれば、国債残高の実質価値は下落する。他方で、家計が保有する定期預金の実質価値は下落する。このようなメカニズムを通じて、家計から政府への所得移転が起こる。(p225)
見開きページの中でまた矛盾したこと書いてます。
(公共事業などで)政府支出がとめどもなく拡大した前提なのに、家計から政府への所得移転???算数ができないアホですか?政府が支出したお金はどこに消えたのでしょうか?
よくこんなんで大学の教授できましたね。野口悠紀雄は鳥越俊太郎ですか?(笑)
こんなアホな本を出せる人の言論が正しいわけがありませんね。
当然、買う価値ゼロです。目が腐ります。
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