ピケティ氏を利用したアベノミクス批判のウソ | rxtypeのブログ since 2012

rxtypeのブログ since 2012

日本経済の一番の問題はデフレ予想です。

 フランスの経済学者ピケティ氏が話題になっています。

 言っていることは、格差拡大は問題だから、所得再分配をしろと言っているだけです。

 私も賛成です。

 ピケティ氏を使ってグローバル化を批判をしているバカ、あるいは、アベノミクス批判をしているバカもいるようですが、それは全くの間違いです。ピケティ氏が批判しているのは「消費税増税」だけで、「グローバル化そのものはいいことだ」「安倍政権と日銀が物価上昇を起こそうという姿勢は正しい」と明言しています。

 ――グローバル化と格差の関係をどう見ていますか。

 「グローバル化そのものはいいことだ。経済が開放され、一段の成長をもたらした。格差拡大を放置する最大のリスクは、多くの人々がグローバル化が自身のためにならないと感じ、極端な国家主義(ナショナリズム)に向かってしまうことだ。欧州では極右勢力などが支持を伸ばしている。外国人労働者を排斥しようとし欧州連合(EU)執行部やドイツなどを非難する」

(中略)
――日本の現状をどう見ますか。

 「財政面で歴史の教訓を言えば、1945年の仏独はGDP比200%の公的債務を抱えていたが、50年には大幅に減った。もちろん債務を返済したわけではなく、物価上昇が要因だ。安倍政権と日銀が物価上昇を起こそうという姿勢は正しい。物価上昇なしに公的債務を減らすのは難しい。2~4%程度の物価上昇を恐れるべきではない。4月の消費増税はいい決断とはいえず、景気後退につながった」
引用:グローバル化に透明性を パリ経済学校教授・ピケティ氏 :日本経済新聞


 ピケティ氏を利用したデマに騙されないようにしましょう!


 こちらも参考になります。
【日本の解き方】ピケティ氏の理論を都合よく“編集”した言説にはご注意を (1/2ページ) - 政治・社会 - ZAKZAK


↓↓↓拡散のためクリック/ツイート/いいね お願いします
br_c_1735_1.gif

社会・経済ニュース ブログランキングへ
読者登録もお願いします。