消費税は消費者にとっての罰金 | rxtypeのブログ since 2012

rxtypeのブログ since 2012

日本経済の一番の問題はデフレ予想です。

 消費税再引き上げ是非の判断時期が近づいてきました。
再び、この書籍から別の部分を引用します。

消費増税の黒いシナリオ デフレ脱却はなぜ挫折するのか (幻冬舎ルネッサンス新書 た-8-1)/幻冬舎ルネッサンス

¥905
Amazon.co.jp

--------引用ここから--------
第一章 消費増税で現役世代が殺される
 消費者の財布が8兆円縮む
  よく私は「消費増税は買い物する度に消費者が払う罰金のようなもの」という言い方をしますが、増税になれば米を買っても野菜を買っても、その度に3%の増税分がのしかかってくるのです。当然消費者は買い控えをするわけで、それによって消費税増税後の1年で8兆円のマイナス効果があるという試算があります。(p41)
--------引用ここまで--------


 私もそう思います。特に今は、外税もOKになっているので、会計のときになって、「あ、さらに消費税かかるんだ」と少し嫌な気分になります。気持ちよく買い物をしようとする気が削がれます。同著では、たった1年で8兆円のマイナス効果の試算があるとサラッと書いてますが、3%の増税で国民一人あたりにすると8万円の罰金を強制的に支払わされることになっているわけです。10%に換算するとおよそ26万7千円の罰金です。
 1世帯の平均人数が2.46人なので、1世帯あたりにすると65万6千円。10年で656万円の負担です。
 それだけ消費が減れば、同じ分だけ、国民の所得が減ります。(三面等価の原則)

三面等価の原則
 三面等価の原則(さんめんとうかのげんそく)とは、生産面からみても分配面(所得面)から見ても支出面から見ても国内総生産(GDP)は同じ値になることを示す、マクロ経済学上の原則
三面等価の原則(Wikipedia)

 現役世代は給料も確実に減るということです。日本の国益という観点で見て、消費税導入のメリットは皆無です。もしあると言うのなら、コメントに書いてみてくださいね。

ということで、私は消費税に大反対です!

 明日は、社会保障に充当するという欺瞞について書きます。


↓↓↓拡散のためクリックorツイートお願いします

社会・経済ニュース ブログランキングへ
読者登録もお願いします