たとえばこの記事 「続 グローバル資本主義を超えて」
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11716809758.html
--------引用ここから--------
ちなみに、わたくしはエマニュエル・トッド氏の後ろに座っていたわけですが、中野先生がご自身の講演で、
「2013年は酷い年でした。とはいえ、一つだけいいニュースがあります。今年は来年よりは間違いなくいい年です」
とやったとき、トッド氏が爆笑していたのが印象に残っています(それかい!と、言われそうですが)。
シンポジウム、懇親会後には、藤井先生のご好意で二次会に出席させて頂きました。ハジュン・チャン氏や中野先生と、
(略)
昨日のシンポジウムにお越しになられた方々は、「グローバル資本主義」の問題が「世界の問題」であることが、改めて理解できたはずです。グローバル資本主義を越え、まともな「国民経済」を取り戻すために、「グローバル」ではなく「インターナショナル(国際)」的な努力をしていく必要があるという話です。
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ええっと、「グローバルvsインターナショナル」の「インターナショナル」ってこれですか?
え?違う!?紛らわしいですね。
てゆうか、メンツがアカレンジャーすぎます。
エマニュエル・トッド
エマニュエル・トッドは大胆にもこんな本を出しています。
副題「マルクス主義以降の最も巨視的な世界像革命」
世界像革命 〔家族人類学の挑戦〕/藤原書店

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ハジュン・チャン
http://en.wikipedia.org/wiki/Ha-Joon_Chang
ソウル大学の経済学部を卒業後、ケンブリッジ大学で、英国を代表するマルクス経済学者のロバート・ローソンに師事し、1991年に博士号を獲得。
みなさんは、中野剛志の正体もご存知ですね。
こんなアカレンジャーばっかりの人たちのシンポジウムに参加して大喜びのご様子。違和感を感じないのでしょうか。
私は違和感を感じます。
何故、彼は平気なのでしょうか。
意外と知られていないようですので、彼の経歴を紹介します。
こちらの書籍から
アメリカ、中国、そして日本経済はこうなる (WAC BUNKO)/ワック

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--------引用ここから--------
第4章 これからの日本経済の本当の課題
日下 だから日本中の人が三橋さんは救いの神と思っている。経済学部を出なくても分かるのかと。
三橋 いちおう経済学部は出ています。
日下 どうもすみません。
三橋 出ているんですけど、私の出た都立大はマル経ですよ。
日下 (笑)そうだ、そうだ。
三橋 だから、大事なのはバランスシートとかビジネスに直結した会計などを知ることだけですよ。それは大学で習ったわけではなく、中小企業診断士になるために、自分で勉強したんです。(p166)
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そうです。彼自身もマルクス経済学の出身だったのです!
マル経出身でも正しいことを言っていれば全然かまいませんが、今日のブログでも、ちょっと表現をかえて同じようなことを書いてます。
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昨日のエントリー「欧州議会選挙」が象徴ではございますが、現代とは「グローバリズム」と「ナショナリズム」がせめぎ合いを続けている「世界」なのです。しかも、ナショナリズム的な国家(例えばロシア)ですら、別に無条件に日本の味方になってくれるわけではありません。
--------引用ここまで--------
冒頭の「インターナショナル」の記事と似てますね。
「グローバルvsインターナショナル」
「グローバリズムvsナショナリズム」
偶然でしょうか?単に似てるだけ?
インターナショナルとナショナリズムを同じような意味と考えて、合わせて読むと、ロシア的なインターナショナルな国家になる努力をするべき?ということになるんでしょうか!?
彼はマル経出身というのが頭にあったので気になりました。
おそらく、彼自身もそのつもりはないんだと思いますが、昔大学時代に刷り込まれたマルクス主義から抜け出せていない。だから、マルクス主義的なものに何ら違和感を感じないのでしょうね。
今や彼の間接的な師匠である、西部邁氏も共産主義者同盟(ブント)出身で全学連、60年安保闘争の首謀者で旗振り役でした。http://members.jcom.home.ne.jp/u33/i%20think%20030511w6a.htm
その後に保守派(?)として返り咲いたようですが、彼も同様にマルクス主義の影響から完全には抜け出せていないのは明らかです。
一度、マルクス主義におかされると一生抜けないのでしょうか?マルクス主義の毒を完全に抜くことはできないのでしょうか。
日本には未だにマル経出身の人が大量にいますからね。由々しき問題です。
繰り返しになりますが、彼はいいことも言っているので、「マル経出身だからダメ」というわけではありません。マル経的思考から抜けだして欲しいと願って書いています。
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