中野剛志氏のTPP反対は、詭弁、詭弁、詭弁のみ | rxtypeのブログ since 2012

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日本経済の一番の問題はデフレ予想です。

中野剛志氏を信用しすぎていませんか?
まだ中野剛志氏を信じている人もいると思います。
私もかつては中野剛志氏を信じていました。
しかし、彼にはかなり問題があることが続々と明らかになってきています。
その一つ、をご紹介します。

中川八洋著 TPP反対が国を滅ぼす より
TPP反対が国を滅ぼす 農水省・JA農協を解体せよ!/PHP研究所

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TPP反対は、詭弁、詭弁、詭弁のみ
 TPP反対論の論陣を激しく張った論客として、中野剛志ほど活躍したものは他におらず、彼の突出ぶりは耳目をひいた。(略)読者の心理を読み込む詐欺師と同じく、中野のトリックのやり方は、次のようなもの。
 を読者の頭に刷り込ませ洗脳するに、その前に、のかたちで次元の違うことを論じていることなどお構いなしに権威ある学者を登壇させる。
 金融のグローバリゼーションに対する批判が高まりました。ノーベル経済学賞を受賞したジョセフ・スティグリッツは、その代表格です。(自由貿易の強力な擁護者である)ジャグディシュ・バグワティですら、物品(財)の自由化と金融の自由化は同列には論じられないとして、金融のグローバリゼーションを厳しく批判しました。
 アメリカの輸入農産物は、関税の防波堤を失った日本の農業市場に殺到し、日本の農業に壊滅的な打撃を与えるのは、ほぼ間違いありません。こうしてアメリカは、日本に輸出の恩恵を与えず、国内の雇用も失わずして、日本の農産品市場を一方的に収奪することができます。
(中野剛志『TPP某国論p60~61,p86~87)
 しかも、バグワティは、財についてのグローバリゼーションの積極的な擁護者であり、日本の農産物問題でいえば、その解放=貿易自由化の推進を最も推奨する経済学者であることは明白ではないか。つまり中野は、バグワティの学説を180度逆に歪曲したのと同じ、狡猾も度がすぎる、悪意の引用をしている。バグワティは、こう主張する。

 徹底的に考察した結果、グローバリゼーションは社会に有益だと結論づけられれば、グローバリゼーションは人間の顔を持たないと訴える人々は誤った警告を発していることになる。・・・グローバリゼーションの有益な効果を補完し、拡大するような新しい政策と制度が必要だ。(p179)(ジャグディシュ・バグワティ『グローバリゼーションを擁護する』p58)

グローバリゼーションを擁護する/日本経済新聞社

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