■スパイが好んで使う言葉・・・新自由主義 | rxtypeのブログ since 2012

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日本経済の一番の問題はデフレ予想です。

新自由主義・・・スパイが好んで使う言葉です。

一部に、「貨幣数量説ガー」とか言って、同時にリフレ政策を批判する人がいます。これが大きな間違い。
新自由主義の教祖とも言えるミルトン・フリードマンがマネタリズムを唱えていることから、その「連想」で批判してしまっているのでしょう。
たぶん、新自由主義、あるいはマネタリズムが何かわからないから、すぐに騙されちゃうんです。

フリードマンが提唱したマネタリズムは金融からも財政からも裁量を一切排除するという思想です。目標はあくまで貨幣供給量であって、実体経済がどうなろうが一切無視。
K%ルール」でググってみて下さい。中銀はそのルールにだけしたがって行動し、あとは何もしない。すべて市場に任せて放置する。大震災があってもリーマンショックがあってもおかまいなし。
だから、フリードマンの直系の弟子の白川はリーマン・ショックのような恐慌や大震災があっても何もしなかったのです。金融政策の副作用だけを述べて実質何もやらなかった。
日本で十数年もデフレが続いていたのも、おそらくこれが遠因です。
(前日銀総裁の白川方明は、かつてあのシカゴ大学でミルトン・フリードマンの受業を受けている強者です。)

他方、リフレは恐慌・デフレ期には中銀による国債買い取りを増やすという裁量を認める政策で、目標は予想インフレ率であり失業率です。
だから、デフレから脱却するために、大胆な金融緩和や機動的な財政政策を認めるのです。同じようであっても180度違います。
貨幣供給量という手段を目標にするのか、結果を目標とするのかの違いです。


白川日銀は常にちょっとずつ貨幣供給をするという愚を犯し日本経済を破壊した。
一方、黒田日銀は大胆にレジーム・チェンジし、日本経済復活のきっかけを作った。

なお、ケインズ主義は政府支出財政において裁量を認めるという考えです。こちらの考えも実体経済を目標としたものです。

要するに、大胆な金融緩和と機動的な財政政策を掲げるアベノミクスは、政治の裁量を一切排除する新自由主義とは真逆なのです。


フリードマンの直系の弟子の白川日銀総裁という新自由主義界の「超大物」を完全スルーして、黒田総裁やアベノミクス、リフレ派を叩くというのは完全にスパイかバカです。

新自由主義・・・誰がいつごろから使っているのか再チェックしてみましょう。
WJFとか、青×××とか、東××とか、、、


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