TPP農水省試算のデタラメ | rxtypeのブログ since 2012

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日本経済の一番の問題はデフレ予想です。

TPP反対派の声だけ大きいですが、
物事は、両面から見なければなりません。
TPP反対派のデマについても厳しく見て、総合的に判断しましょう。


TPP反対の根拠にしている農水省試算のデタラメを見逃してはなりません。

デタラメのごく一部を紹介します。

農林水産省試算( 補足資料 ) p8
http://www.maff.go.jp/j/kokusai/renkei/fta_kanren/pdf/siryou3.pdf

(注)中国産短粒種は、95~08年にかけて、現地価格(国内玄米価格換算)が23~48円/kg、SBS価格(国内玄米価格換算)が57~156円で推移。海上運賃3円/kgを考慮  したとしても、SBS価格は、現地価格よりはるかに高いため、 過去最低のSBS価格を使用 。   SBSとは、輸入業者と実需者が連名で入札する国家貿易の一形態であるが、輸入数量が極めて限られていること等から割高となる傾向。


・なぜかTPPに中国が同時参加することが前提になっている。

・中国米の価格がなぜか10年以上前の非常に安い時の最低価格を使用して、コメの価格が1/4という前提にしている。その理由も意味不明。

・日本人が食べる「ジャポニカ米」のアメリカでの生産は30万トンしかないのにどうやって760万トンも輸入できるのかという摩訶不思議



参考
http://d.hatena.ne.jp/Syouka/20101121/1290354903


デフレ下でのTPPへの賛否は別として、
私は、TPPが聖域なき関税撤廃が前提になっていないということを明らかにした日米共同文書を発表した安倍政権の手腕を高く評価しています。

ちなみに、私は条件次第で賛成・条件次第で反対です。


(追記)
アメリカのジャポニカ米を日本に輸入して販売した場合
http://sunny-sapporo.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/201111-0c8b.html
1ドル90円で1772円なので、
今のレート1ドル100円に換算すると5kg1969円
日本産と比べてもあまり安くないですね。どうして、こんな状態で日本の米が全敗するのか理解不能です。
価格COM コシヒカリ5kg



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