民主党がデフレ不況を悪化させた | rxtypeのブログ since 2012

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日本経済の一番の問題はデフレ予想です。

まさか、民主党の最悪の状態をもう忘れ
自民より民主の方がマシとかいう人はいないですよね?

民主党政権がどれだけ最悪なことをやっていたのか、
そのおさらいをしましょう。

こちらの本から引用します。
図解雑学「ケインズ経済学」 滝川好夫
ケインズ経済学 (図解雑学)/ナツメ社

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---引用ここから---
対策抜きの「デフレ宣言」がさらにデフレを悪化させる

 2009年11月20日、当時の鳩山民主党政権(月例経済報告)は、日本経済は「緩やかなデフレ状況にある」とデフレ宣言を行い、日本銀行に一層の金融緩和を求めました。鳩山前政権は、デフレの原因としてお金の量の不足を挙げ、お金の量はマネーストックだと認識していますが、これは誤りで、デフレに関係があるのは、「マネーストック×貨幣の所得流通速度」の大きさです。

お金の量=マネーストック×貨幣の所得流通速度

 お金は「経済のなかで血液のような役割を果たす」と言われますが、血液がその役割を果たすためには、血液の量(マネーストック)と、その円滑な循環(貨幣の所得流通速度:148ページ参照)の2つがともに必要です。いったんデフレ懸念が生じると、それが貨幣の所得流通速度を低下させ、それがお金の量を減少させ、ますますデフレにさせてしまう点に気を付けなければなりません。その意味で、お金の量は、日本銀行、市中銀行、個人・企業だけの話ではなく、政府の景気対策が「貨幣の所得流通速度」に大いにかかわることによって、政府の話でもあるのです。「月例経済報告」は、政府の景気に関する唯一の公式見解であり、そこでデフレ宣言が出されると、誰があわててお金を使うでしょうか。じっと待っていれば、商品価格は安くなるので、お金を使いません。つまりお金の回転速度である「貨幣の所得流通速度」が落ちます。経済の血液である「マネーストック」が循環しないようになると、経済は弱ります。何らの対策を打つことなく、単に「デフレ宣言」を出しているのですから、鳩山政権の経済運営は救いようのない愚作としか言いようがありませんでした。(p188)
---引用ここまで---



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