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[ワシントン 9日 ロイター] ドルが対円で100円の大台を突破し、4年強ぶり高値を付けたことを受け、米自動車大手3社(ビッグスリー)で構成する米自動車政策会議(AAPC)が議会に対応策を講じるよう求めた。
円安は輸出に打撃となり、環太平洋経済連携協定(TPP)から日本を除外することの根拠になり得るとしている。
マット・ブラント会長は9日に声明で「米議員がもう限界だと声を上げる時が来た」とコメント。
AAPCは日本の拡張的な金融政策を通じた経済再生の取り組みを、輸出拡大のための通貨の意図的な引き下げだとみている。
会長は「円安を目指した日本の金融政策は、特に米国など貿易相手国を犠牲にして、引き続き日本の景気を押し上げ、輸出を拡大している」と指摘。円安が進むごとに「米国で輸出の減少と雇用の喪失につながり、TPPに日本を含めるべきでないという議論のさらなる理由になる」と付け加えた。
ソース ロイター
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE94806L20130509
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ただでさえ日本車に負けているアメ車は円安になればもっと負けるのは明らかです。
(アメリカ自動車会社にとって)さらに恐ろしいことは、日米事前協議で自動車だけは関税撤廃が確定してしまっているんですよね。(アメ車はすでに0%なのでアメリカ自動車会社にとってはデメリットしかない)
円安自体を止めようにも日本はまだデフレなので金融緩和は正当だし、そもそもアメリカの金融緩和と同程度の緩和をやっているだけですから、アメリカが円安を止めることはほぼ不可能。日本人が日銀の金融政策の重要性に気づいてしまったので、日銀に対して工作するのももう難しいでしょう。
さらにさらにTPPで非関税障壁の撤廃まで加わったら、アメリカのメーカーにとっては悪夢(?)に見えるでしょうね。
アメリカの自動車メーカーにとっては、もう自動車の輸入関税を維持するため、TPPへの日本の参加を断固拒否するしかないですよね~。w
一方、日本のメーカーにとっては、円安だけで十分で、別にTPPなんてなくても勝負できますから、どうぞ、TPPに反対してくださいね。>ビッグスリー様
なお、日米が金融緩和をすることは、両国の景気回復に繋がるので両方の国の企業にとっては大きなメリットがあるのです。実際、アメリカの株価も史上最高値を更新しましたね。アベノミクスは日本の方のメリットが比較的大きいというだけですから、誤解なきようお願いしますね。
間違っても、安倍政権打倒なんて画策しないようにお願いします。>グローバル資本様
アベノミクスが潰れたら、日米両国の景気回復の波が逆戻りしてしまいますから、日米双方にとってそれこそ最悪です。
→ 侵略され続ける先進国経済参照

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