日本はアジアのおこぼれにあずからなければ生きていけないほどの貧しい国なのでしょうか?
私はそれは全く違うと思います。
日本は、日本の力だけで経済復活できます。
過去の恐慌の研究などを見れば、復活する方策も明らかです。
具体的には、
①政府が国債(建設国債)を発行し公共事業で需要を作る
②日銀が国債をもっと買う。(現在92兆円保有 これを長期国債を中心として増やす)
③高めのインフレ目標(コアコアで4%程度)を設定する。
これら全てを実施すれば120%日本経済は復活しますし、
どれか一つをやるだけでも相当良くなります。
日本には銀行に預けられているだけで使われないお金が物凄い額ありますから。
ちょっと言葉を替えてみましょう。
日本のバブル崩壊も言い換えれば恐慌です。
リーマン・ショック(アメリカのバブル崩壊)も言い換えれば恐慌です。
ですから、過去の恐慌の教訓を活かせばいいだけです。
なかには、恐慌は戦争のための軍需で立ち直ったと誤解されている人もいるかもしれませんが、日本が過去経験した1930年におきた昭和恐慌では、その後の1935年には1929年の水準を34%上回る実質GDPとなっていました。日中戦争のきっかけとなった盧溝橋事件の2年も前です。つまり、戦争などは無くても恐慌は克服できたのです。
また、いまだに「国の借金」を心配している人もいます。
かつてイギリスの債務のGNP比は250%を超えていました。
http://blog-imgs-43.fc2.com/a/n/o/anomalocaris89/122611krugman1-blog480.jpg
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20100917/216290/?top
(むしろ戦争のときに上がって、戦争が終わってから、この比率が下がり始めました)
決して「無駄削減」などで克服したのではありません。分母であるGNPを増やしただけです。国力を毀損するだけの「無駄削減」「事業仕分け」など、売国行為でしかありません。
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