中川八洋氏を批判してみる | rxtypeのブログ since 2012

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日本経済の一番の問題はデフレ予想です。

 私は、中川八洋氏は大いに評価していました。彼の大東亜戦争についての説明は他の誰よりも説得力があります。近衛文麿・尾崎秀実らが、「南進」を主導したのはほぼ間違いないでしょう。しかしながら、私は中川八洋氏のカーボンコピーではありません。中共よりもアメリカを重視するのは当然ですが中川八洋氏は対アメリカになると甘すぎるのが残念なところです。青山繁晴氏が言っていたのですが公安の情報によると、中共や北朝鮮、ロシア、韓国だけでなく、当然アメリカ、さらにイギリスや中東諸国のスパイもたくさん日本にはいるそうです。それらに対しても対策を取る必要があるのではないでしょうか。今の日本はどちらに対しても無防備すぎます。
 それに、中川八洋氏日本の経済の成長に無頓着すぎるところがいただけません。きっと経済を色眼鏡で見ているのでしょう。保守派はこの経済思想でなければならないと頑なに信じているのでしょう。ハイエクなどの思想(理想)は順調に経済が成長しているときはいいのですが、今の状況は「デフレ」です。ハイエク(1899-1992)が活躍していたころとは状況が違うのです。その点が全く分かっていないのが残念です。
 その上、最近の中川八洋氏は、保守派を分裂させることばかりやっている気がします。小林よしのり氏を叩いてみたり、中野剛志氏のTPP亡国論に噛み付いてみたり。ただでさえ脆弱な保守陣営を撹乱してどうしたいのでしょう。そんなヒマがあるなら、デフレ不況で力を伸ばしつつある共産党をもっと叩くべきでしょう。それに、もっとまじめにデフレの経済を勉強しなさいと言いたい。


せめて、この程度の問題が解けるレベルにはなってください。

日銀が購入した国債の利子はほぼすべて政府に返納されるのですが、御存知でしたか?

日銀が国債を購入せずにどうやってインフレにするのですか?

現在、国債の利率加重平均が1.24 %しかないのに、どうやって発行済国債の金利を高騰させるのですか?
そこまで何年かかるのですか?

国債およびそのクーポンが強制的に日銀券に交換されることが「国家破産」だと仮定して、持っていた人は何に困るのですか?

上記「国家破産」後、国債残高はいくらになりますか?

日本のタンス預金の総額は約30兆円、「普通預金」の総額は約120兆円、企業の内部留保は461兆円と言われています。 (“休眠預金”は120兆円 日銀が試算(共同通信) 、大企業の内部留保461兆円 20位までに電力3社(日刊ゲンダイ)) 7%のインフレになったら、これらはどこに向かいますか?

今の日本でインフレ率が7%になったら、GDP、GNIはそれぞれどれくらいになりますか?

デフレのまま、どうやって財政再建するのですか?また、歴史上、それに成功した国はありましたか?

デフレのまま経済成長は可能ですか?だとしたらどうするのですか?また、歴史上、それに成功した国はありましたか?

現在、FRBが国債を大量に買い取っているアメリカのドルは、いつごろ紙くずになりますか?

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