それに、中川八洋氏日本の経済の成長に無頓着すぎるところがいただけません。きっと経済を色眼鏡で見ているのでしょう。保守派はこの経済思想でなければならないと頑なに信じているのでしょう。ハイエクなどの思想(理想)は順調に経済が成長しているときはいいのですが、今の状況は「デフレ」です。ハイエク(1899-1992)が活躍していたころとは状況が違うのです。その点が全く分かっていないのが残念です。
その上、最近の中川八洋氏は、保守派を分裂させることばかりやっている気がします。小林よしのり氏を叩いてみたり、中野剛志氏のTPP亡国論に噛み付いてみたり。ただでさえ脆弱な保守陣営を撹乱してどうしたいのでしょう。そんなヒマがあるなら、デフレ不況で力を伸ばしつつある共産党をもっと叩くべきでしょう。それに、もっとまじめにデフレの経済を勉強しなさいと言いたい。
せめて、この程度の問題が解けるレベルにはなってください。
①日銀が購入した国債の利子はほぼすべて政府に返納されるのですが、御存知でしたか?
②日銀が国債を購入せずにどうやってインフレにするのですか?
③現在、国債の利率加重平均が1.24 %しかないのに、どうやって発行済国債の金利を高騰させるのですか?
そこまで何年かかるのですか?
④国債およびそのクーポンが強制的に日銀券に交換されることが「国家破産」だと仮定して、持っていた人は何に困るのですか?
⑤上記「国家破産」後、国債残高はいくらになりますか?
⑥日本のタンス預金の総額は約30兆円、「普通預金」の総額は約120兆円、企業の内部留保は461兆円と言われています。 (“休眠預金”は120兆円 日銀が試算(共同通信) 、大企業の内部留保461兆円 20位までに電力3社(日刊ゲンダイ)) 7%のインフレになったら、これらはどこに向かいますか?
⑦今の日本でインフレ率が7%になったら、GDP、GNIはそれぞれどれくらいになりますか?
⑧デフレのまま、どうやって財政再建するのですか?また、歴史上、それに成功した国はありましたか?
⑨デフレのまま経済成長は可能ですか?だとしたらどうするのですか?また、歴史上、それに成功した国はありましたか?
⑩現在、FRBが国債を大量に買い取っているアメリカのドルは、いつごろ紙くずになりますか?
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