PANZER 2009年11月号
PANZER 2009年11月号
来週には2010年1月号が書店に並ぶだろうが、とりあえず紹介
本号の注目記事は、表紙にも書いてある「90式戦車の戦力レベルと評価」ですね
特集 90式戦車
CHAPTER 1 90式戦車の開発と構造 著:柘植 雄介
豊富な写真とイラストで紹介
特に内部配置図などのイラストは必見ですね
90式戦車ファンは「買い」の内容です。
CHAPTER 2 90式戦車の国際的シチュエイション 著:竹内 修
―90式戦車を世界のレベルと比較する―
まあ、妥当な記事。
ただ、C4Iがらみの記述がちょっとなあ。
90式戦車の「指揮統制用の無線機がアナログのまま」と記述してるが
85式野外無線機はデジタル(アナログも可)なんだけど・・
74式戦車から既にデジタル化してます。
CHAPTER 3 90式戦車の運用と問題点 著:三鷹 聡
ほぼ的確に問題点をついているが、唯一気になったのは
『90式戦車は「北海道専用」として開発されたのであり
長距離輸送は考慮されていない』
これに尽きますね
90式戦車北海道専用戦車説は定説になってるからやむをえないけど
開発上は全国での運用を可能なように設計しているんだけどね。
当初配備予定だったのが第71戦車連隊、次に第9戦車大隊若しくは
第2戦車連隊と言われていた
つまり、本州にも配備予定があったということ。
また、90式戦車は平時におけるトランスポータ使用の為
乗員レベルでも砲塔と車体を分離結合可能なように設計されているんだな。
その他の気になった記事
イラク派遣車両の実態 著:須山 県道
ああ、記事書いた方の名前が懐かしい・・・
この方を知っていると言う意味ではなくて,、
道路名が懐かしい。
「須山県道」現在は国道になっちゃったけど
東富士演習場を横断する道路の呼び名ですねえ
戦車道との交点のアンダーパスは難所で
海兵隊のM60戦車がひっくり返ったり、
74式戦車が激突したり、
90式戦車が霧の中に消えていったり・・・いろいろあったなあ。
あ、記事ですけど
情報が少ないので、推量が難しいのは確かですね。
中型トラックは防弾ガラスの装着が確認できていない
と記述してるけど、キャビンが防弾化されているのに
防弾ガラスが付加されないなんて常識で考えればありえないですねえ。
気になったのは96式装輪装甲車は
「装甲車であるために車体に装甲を増設することはなかった」
と記述しているのに
「側面の防弾窓は装甲板で塞がれている」
と矛盾してる。
実際は
「車内に増加装甲(付加装甲)が施され防弾窓(耐弾ガラス)はそのまま」ですね。
また、「ワイヤーカッターが銃搭左右に付いてる」となってるけど、
銃搭と操縦手ハッチ前に付いてるんだな
自衛隊の列車輸送 著:荒木 雅也
今年6月、北海道への転地訓練のため貨車輸送された
78式戦車回収車の輸送に絡めての輸送科の話
自分もあまり知らない話なので興味深く読ませてもらいました。
記事の感想ではなくて戦車等の鉄道輸送に対しての自分の考え方ですけど、
莫大な時間をかけて貨車輸送するメリットがみえないなあ。
数千キロ走るわけじゃないし自走で十分なような気がする。
現用戦車はそんなに壊れないからねえ。
付録DVD 第3師団の北方転地訓練
今回のDVDは結構見ごたえがあった。
各職種の紹介みたいな内容だったんだけど
時間があればちょっと内容を書きたいと思う
ちび太くん
今朝、飼い犬が死んだ
朝4時半
いつものように携帯のアラームで目が覚める
2週間ほど前から寝たきりになってしまったちび太くん
ひゃう ひゃう鳴いている。
身体の向きを変えてやると、鳴きやんだ。
頭をなでてやる。
出勤の準備をしていると、また、ひゃう ひゃう鳴きだした。
キャン!一度大きく鳴くと静かになった。
寝かせてある玄関に見に行く。
ちび太は大きく目を開いたまま…様子がおかしい
掛けてあった毛布をめくる
お腹が上下していない…
胸に手を当てる…
心臓の鼓動が感じられない…
死んじゃった…
あっけないな。
苦しかったのかな…?
きっと苦しかったんだろうな…
でも…最後の大きな泣き声は
きっと
「さようなら」
って言ったんだろう。
そう思わないと辛いな…
ただの雑種の犬が死んだだけ…
なのに
なんで
こんなに涙が出るのだろう…
ちび太くん
16年間 ありがとう
君は 幸せだったのかな