
74式戦車 G型
HJM ミリタリーシリーズNo.5
1/35 陸上自衛隊 74式戦車 G型
2024年2月以降発売予定!!
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https://www.hjmodelkit.com/hjmm005
ああ・・出ちゃうんだ。
74式戦車G型
正式品名は「74式戦車(改修)」
形式は「74式(改)だ。
74式戦車(G)量産1号車の銘板
補給カタログに記載されている制式名は
「74式戦車(G)、照準暗視装置付き」である。
名称がたくさんあって面倒である。本ブログでは「74式戦車(改)」と記述する。
74式戦車(改)は平成6年(1994年)3月31日に平成5年度予算として契約金額約4億円で4式(4両)の改修が承認され、1式が平成6年9月30日、残る3式が平成7年3月31日が納期期限とした。
改修車両は機甲教育隊の「74式戦車(E)、照準暗視装置付き」4両であった。4両とも平成2年度(1990年4月~1991年3月)に新車納入された最終ロットの「74式戦車(D)、照準暗視装置付き」を(E)に改造したものだ。
平成5年3月に発簡された改修実施要領の案
平成2年度に購入、平成3年~4年で試験、平成5年から改実施となっている。
平成2年度の「購入」という表記の通り、戦車教導隊の74式戦車1両がメーカーによる改造を受け、それを参考品として購入したわけである。
これが「試作車」と呼ばれる車両番号「95-6447」の戦車である。
車両番号の最初2桁が試作車の「99」ではなく「95」であるのは「試作車」ではなく「参考品」というややこしい理由による。
2011年の富士学校記念行事で並んだ74式戦車(改)の試作車(参考品)95-6447と量産型の95-6114
95-6447は試験後に元の状態に戻された。
砲塔上のレーザ検知器の台とフロントフェンダーに(G)の痕跡がうかがえる。
また工具箱の所にあるサイドスカート取り付け基部の形状が異なってるのが分かる。
また、イラストには発射発煙装置が60mm発煙弾発射筒ではなく76mm発煙弾発射機になっているのは換装予定もあったようである。予算難から換装は偵察警戒車のみ実施された。また、反応装甲(ERA)も予定していた。
なお、車両番号は以下の通り
参考品車両(試作車)
95-6447
量産車(4両)
95-6409
95-6114
95-6495
95-6852
【2023.11.22追記】
過去記事もあったのでよろしければ