ブログって告知の記事も日記も、
自分の言葉で書ければいいなあってよく思ってて、
記事のタイトルとか、どんなのにしようかなって、
他の人が書いたブログの記事タイトルは
参考にしないようにしてる。
そこには、わたしの世界はないから。
素敵だなーとか買いたいなー面白いな
って、なんだか心惹かれちゃったブログを発見するじゃん！？
そのときは、どこに惹かれたんだろーってのは
考えてみたりはするね！
パワーブロガーになって稼ぎまくってた女性ブロガーが
すっかりブログに疲れて書くのをやめて、
ホステスになったのよ。
そうしたら、元々酒豪だったのが加速しちゃって、
体重が３０キロくらい増えて
働いてたお店にいられなくなったんだって。
「どこに面接に行ってもダメで、
ついには、デブ専門キャバクラに行ったけど、
今度は年齢制限があってー！ダメでした」
そんな残念な報告をくれた。
その彼女から、働き口が見つかったと連絡があった。
「デブでもアラフォーでも働けるしごとを見つけたよー。
お客さんとおしゃべりするのがとっても楽しい」
パソコンを通じて、男性と話をする仕事で、
時給はだいたい1000円らしい。
受付や事務は女性で明るい職場だし、
内装も設備もピッカピカのサロン風。
撮影用のようなライトが完備されていて、
プリクラ並みに美肌状態で話すんだって。
10年くらい前に、主婦やモデルがお茶の間で
片手間のバイトにしてたのをよく聞いた時期があったけど、
最近はそんなことになってるのね。
「元の顔がわからないくらいですよ。。。w」
だそう。
そこのバイトをはじめてみてら、
ホステス時代に、おしゃべりするのが苦じゃなかったことを
思い出したとかで、ずっと話していても楽しいらしい。
「昨日は、車マニアの男性に、
写真付き解説を2時間聞かされたんですよー」
って、喜んでた。
海外赴任の男性の利用者が多いなんて聞いたことがあったけど、
誰かとそんなに長い時間話したい男性がいるなんてびっくり。
「そこなら、60歳くらいまで働けるんじゃない？」
「そうなんです。５０代の見るからにおばさんって方も
結構稼ぐみたいで、受付の人はわたしは２０年は大丈夫って
言ってました。」
らしい。
「デブになったおかげで胸の谷間ができたから、
缶コーヒーとかボールペンとか日替わりで挟んで、
何を挟んでるか当ててーって言うのから話を盛り上げてます」
あのさ、パワーブロガーであれほど稼いでいたのに、
あなたそれでいいの？って、イラ～っとしたけど、
彼女は新しい場所で楽しそうだった。
「楽しいの？」
「これまで家でパソコンの前で、
ブログ書け書けって言われて閉じこもってたから
外に出て誰かと話してるのがすごく楽しいです」
世の中にはいろんな仕事があるんだね。
自分でいるだけで、
ちゃんと活躍できる場所ってあるんだなって
再確認したわ。
「また、ブログを書こうと思ってるんです。このお客さんの集客に」
彼女はそう言ってました。
まだ３日目らしいけど、意欲満々。
その余力を違う方向に使えないものなのって、
言いたい言葉は閉まっておいた。
新しい居場所が楽しいことは、わたしも知ってるから。