C58-239復元完了
復興の願いこめ「SL銀河」に命吹き込む 大宮総合車両センターで火入れ式
2013.12.12 20:34 産経新聞MSN
JR東日本が進めていた蒸気機関車(SL)「C58形239号機」の復元作業が終了し、大宮総合車両センター(さいたま市大宮区)で12日、関係者ら約60人が出席し、火入れ式が行われた。約40年ぶりに命を吹き込まれたSLは、ボイラーの火室で赤々と石炭が燃やされ、煙突から淡い煙を吐き出した。
昭和47年に廃車となり、翌年から岩手県営運動公園で展示されていたC58形239号機は、東日本大震災で傷ついた東北の復興と活性化の夢を託されて、現役復帰が決定。昨年12月から同センターで復元作業が行われていた。来年4月以降、岩手県の釜石線を中心に、東北エリアで土休日などに年間80日程度、「SL銀河」として営業運転を目指す。
復元作業を終えたSLは黒光りする往年の勇姿を取り戻し、迫力満点。同センターの松田明所長は「東北地域の皆さんがこのSLで元気になってほしい。安全に運行し、活躍してくれることを祈願する」と祈りを込めた。続いて関係者がボイラーの焚き口に点火し、スコップで石炭を投じた。
今後は同センター内で最終調整する。試運転を重ねて、年明けにも高崎車両センター(群馬県)に移送。本線運転などを行ってから、盛岡支社盛岡車両センターで営業運転に向けた試験運行や調整などが行われる予定だ。
ついに復元完了、今後は上越線、東北本線、釜石線での入念なる試運転を重ねてデビューの時が来るのを待つことになります。

