(橋を渡る)

 2018年秋に製作した蒸気機関車です。自作の蒸気機関車としては初であり、ロッドが稼働しない・無動力、砂箱が無いなど未熟な部分は多々ありますが、習作としてみればまぁまぁいいかなという感じです。車輪配置は2-4-0で、明治時代に使用された複数の小型蒸気機関車を参考にしました。

 現在は車輪を引っぺがされ半壊状態であって撮りためていた写真しかブログには上げられませんが、以下の記事も含めて見てもらえると嬉しいです。

 なお、当初は先輪が固定されていましたが2019年1月の改良で首を振れるようにしました。

 

☆関山さんのブログ「Legoゲージ推進機構日報~レゴトレイン・ブログ」にて紹介して頂きました。

【作品紹介】ぬぬつき様のBタンクロコ。明治の香り?

 

〇各地で

 この機関車は夏に日本一周した際、持ち歩いていた作品の一つです。

 

熊本レゴオフ(主催:ながに君)

”蒸気祭り”に参加。拙作が埋もれています。机上は蒸気機関車だらけで、うしろの準備卓も蒸気機関車がたくさん。

 

 

高松レゴオフ(主催:MIZUKIさん)

小規模ながら濃い内容だった高松レゴオフでの1枚。メンバーの充実っぷりを象徴する編成と言えそう? 編成の先頭が拙作の機関車で、ついでkubowさんのディーゼル機関車、3両目が拙作の貨車とけーにっひさんの火炎放射戦車、4と5両目は関山さんの無蓋貨車。うしろはマーフィーさんの4幅車。

 

 

宇治レゴオフ(主催:たるごさん)

お子さんも多かった賑やかなオフ会らしい1枚。乗ってる戦車はpunikov氏のもの。踏切はオ缶ガルーさん・カンさん作。うしろはマーフィーさんの4幅車。

 

強度はあるほうですが、宇治オフのあと函館に到着したころにはバラバラになっており、旭川から郵便で家に送り返しました。

 

 

【 架空設定 

皇国国有鉄道 軽30形

○概要

 軽30形は、皇国国有鉄道(皇鉄)の蒸気機関車である。

 

(要人の移動に使用される)

 

○開発

 従来の旧式機関車を更新し、貨客どちらにも使用できる新たな汎用の蒸気機関車として計画された。背景として、皇国暦1352(平成30)年に西方大戦が終決した後、不要不急として廃されていた路線が復活したことや、戦後復旧として鉄道の重要性が高まったことが挙げられる。なお、国産の「蒸気」機関車としは初代である。

 鉄道庁の本音としては動輪4軸で全長は30ポッチくらいある物にしたかったが、未熟な技術では大型の機関車の製造は無理であり、そもそも各地のボロボロな線路状況では走ることもままならないとして却下された。

(陸軍に使用される)

 

○炭水車

 この機関車と同時に炭水車も開発された。前部は炭を入れる区画で、後部は水タンクである。水タンクから運転室に向かって送水管が通されている。自動給炭機は無い。

 

○運用

 配属当初、国鉄が運用する数少ない機関車の内の主力であり、主要路線(イ号線、ロ号線)を含め、各地で使用された。しかしながら、小型な本機は様々な点で力不足であり、現場からの不満の声も大きかった。特に、イ号線(南岸本線)などで長距離運行をする急行には向いておらず、駅で頻繁に補給をする必要があった。一方で、短距離路線ではそこそこ活躍した。

 のちに輅50形輅70形、転90形などの大型の機関車が開発されて置き換えが進んでいる。近距離用の小型機としては輳60形が後継にあたる。これらの蒸気機関車は、設計の観点からみるとすべて本形式の系譜にあたり、その点で本形式は皇鉄蒸気機関車の始祖といえる(レゴ作品としても実際そうです)。

 

(港湾を行く)

 

 

 設定としては、ポンコツ兵器でおなじみ「皇国」の国鉄の機関車ということになっています。兵器も鉄道も同じ設定上で融合できるのはレゴの良いところかもしれません。

 

2020-05-28 追記しました