①概要
五〇式短十二糎砲は海防軍(当時は海軍)が開発した艦載の汎用砲である。
砲身が短く、軽量ながらも威力が高く量産がしやすい事が特徴。
ゆえに仮装巡洋艦や海防艦に搭載され、対潜、対艦、対空など多目的に用いられる。

(海防艦の艦尾に搭載された本砲)

 

また、連装砲塔化されたうえで砲艦「千咲」の主砲として採用された(上写真)。

 


②自走化
(1)自動貨車(トラック)搭載型

トラック(五〇式六輪自動貨車)に直接のせたタイプ。
防御力に難が有るが配備が容易で、陸戦隊などで少数が現地改修された。


(2)五〇式短十二糎自走砲

詳細は「五〇式短十二糎自走砲」を参照


本砲を陸軍の砲戦車の車体にのせた陸海軍の合作自走砲。
陸戦隊ののみならず陸軍の主力自走砲として運用される予定。

③諸元
口径 : 120mm
砲身長 : 4ブロック
重量 : **g
砲弾 : 榴弾,焼夷弾,対潜弾,対空霰弾など

最大射程 : 5,140m
発射速度 : 10発/分

(砲弾:右から対潜弾、対空霰弾、演習弾、榴弾、焼夷弾)


-あとがき-
日本海軍の短十二糎砲をモデルにしました。
砲身が短い大砲は個人的に好みです。

 

2016-04-19 投稿

2021-02-16追記(砲艦への搭載について)