五〇式短十二糎自走砲

 

①概要
五〇式短十二糎自走砲"ホネ"は皇軍に配備されている自走砲である。
車種は他国の自走榴弾砲や自走歩兵砲に相当する。

②開発

(内部。狭い車体に十二糎砲をむりやり載せたため車内は狭い。)
2016年のはじめ、陸軍は旧式化した四七式十糎半自走榴弾砲(2013年制作)と、試作で終わった四九式重装輪戦闘車の後継・代替として新たな自走砲を求めた。
また、海軍も陸戦隊むけに自走砲を欲したため、陸軍の五〇式砲戦車”ホツI”に海軍の短十二糎砲をのせるという共同開発の形で新型自走砲が開発された。
それが五〇式短十二糎自走砲"ホネ"である。

③性能
イ)攻撃力

(主砲となった五〇式短十二糎砲)
主砲は低射程ながらも120mm榴弾(HE)による高い攻撃力を誇っており、中近距離火力支援にはうってつけである。
また、対戦車砲弾である徹甲榴弾(APHE)も装備し、一定の対戦車戦闘力をもつ。
砲弾は上記の榴弾と徹甲榴弾のほかにも、粘着榴弾や対人用の榴霰弾や焼夷弾も発射可能性である。
副武装として車体前面に7.7mm機銃を装備する。取り外して砲塔上部へ取り付けられるほか、2脚につければ普通の機関銃としても使用できる。

ロ)防御力

(戦地にて)
防御はそこそこである。
57mmくらいの砲弾には耐えられる。

ハ)機動力

(サスペンションも付いている。この機構はカニ車ゆずりのものである)
前述のとおり車体は陸軍の砲戦車と共通のため、速力が落ちるものの一定の機動力を持つ。

④運用・実戦

(皇国陸軍が保有する支援型の自走砲は多いが、その中でも本車両は強い火力を誇る。)
陸軍の部隊に配備されている。開発に携わった海軍だが、予算不足のため一両も導入していない。
2016年の隣国への干渉戦争へ初めて投入された。
射程が短いものの榴弾の高い破壊力や砲塔が密閉されている点で市街戦向きの本車両は市街地での戦闘で活躍した。
前述の通り対戦車戦闘力ももつことから遠距離火力支援のみを行う他国の自走砲(自走榴弾砲)などと違い、(本来の中近距離支援に限らず)最前線で自走歩兵砲として活躍することも多い。

⑤派生型・関連型
本車両の基になった五〇式砲戦車の派生型一覧を参照

⑥諸元

(砲塔上部に設置された車載機銃。砲塔と前面の両方同時に取り付けることも可能。)
全長:18ポッチ
車体長:18ポッチ
全幅:8ポッチ
全高:
8ブロック
重量:**g
速度:37km/h
主砲:五〇式短十二糎砲(榴弾、徹甲榴弾、焼夷弾、演習弾、榴霰弾、粘着榴弾)
副武装:7.7mm機銃*1または2
乗員:4(操縦士+車長兼装填手+砲手+通信士)


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日本海軍の短十二糎自走砲や陸軍の二式砲戦車”ホイ”をモデルに製作しました。
弱そうな見た目がお気に入りです。