(回想)2009年 サンダーバーズ見物弾丸ツアー その2 | type-hideのブログ

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自衛隊イベントをメインに、アチコチで見たこと、撮ってきた画像を綴ってみたいと思います…が、イベントが無いので今はFF14の世界を楽しんでます。

計画した弾丸ツアーの行程は?と言うと…
 
最初は火曜日に仕事を終えてから上野駅から寝台特急「カシオペア」で札幌まで行き、水曜は千歳基地近くのホテルで1泊して木曜の午前中にサンダーバーズを見る。
 
その後、札幌まで戻って大阪行きの寝台特急「トワイライトエクスプレス」に乗って新大阪駅(金曜日に到着)まで、そこから新幹線で東京に戻って上野駅から再び寝台特急「カシオペア」に乗る。
 
「カシオペア」で札幌(土曜日着)まで行ったら、特急「スーパー北斗」で函館まで戻り、函館からは「スーパー白鳥」で三沢で下車して土曜日の夕方までに三沢のホテルに入れて、1泊した翌朝から三沢航空祭を見る。
 
三沢でサンダーバーズ(午後に飛行展示)を見たらすぐに三沢駅から「スーパー白鳥」と「スーパー北斗」と乗り継いで函館本線の森駅まで行く。そこで上野行きの寝台特急「北斗星」に乗って月曜に上野駅に帰る…という行程…

………今考えると… とんでもないアホだな(^_^;;;;
 
まぁね、趣味なんてものは他人から見れば時間とお金の無駄使いにしか見えないもんですよ…
 
料金もそれなりにかかりましたが、現在の豪華寝台列車を使った観光ツアー料金に比べると遥かに安価に旅することが出来たんです。
 
例えばJR東で運行している「TRAIN SUITE 四季島」で言うと3泊4日コースを1人で乗ると120万円
JR西で運行している「トワイライトエクスプレス瑞風」の2泊3日コースを1人で乗ると最低でも60万円
 
この時の7日間で寝台列車4回全てA個室でホテル2泊分を足しても25万円(ただし食事代は別)くらいの予算で済んでます。
ちなみに羽田空港から新千歳空港まで正規料金のファーストクラスで2往復と6日分のホテル代でほぼ同じくらい…
 
子供のころに憧れていた列車旅を豪華にして叶えた感じ…
 
中学生の時に憧れていたのは九州行きのブルートレインで往復してくることだったけど、結局は寝台列車で九州に行くことは1度も無かった…その代わりに築城航空祭に行く時は新幹線で東京~小倉を往復なんてこともしてますが…
 
大分空港~大分市のホバークラフトが復活したら大分空港経由もやってみたい!

閑話休題
 
この行程で最初に乗ったのはJR東日本の「カシオペア」です。個人的に寝台列車で1番好んで乗った列車。1編成しかないので週3往復しか走らないのですが、毎日運行している「北斗星」よりも多く乗りました…自分の都合で列車を選ぶんじゃなくて、列車に合わせて計画したから(^_^;
 
この時は運良く最上位クラスになる「メゾネット・スイート」の部屋を予約できました。これを自分一人で乗ったのですが、1人でも2人でも個室料金は変わりませんが、乗車券は1人分で乗れました。
 
上野駅出発は16:20で札幌到着は翌朝09:32です。「カシオペア」は12両編成で、3号車のダイニングカー、12号車のラウンジカーを除いた全ての車両が2人用A個室(一部、3人まで利用可能)という贅沢な列車でした。
 
当時から豪華寝台特急の人気は高く、なかなか寝台券を買うことが出来ない!と言われていましたが…実は案外簡単に取れたのです。
 
こういった列車は旅行会社のツアーも企画されているので、みどりの窓口でも一般売りされているけど殆どの指定席/寝台券は旅行会社が確保しています。とはいえ、旅行会社のツアー客が少ない時は確保した指定券/寝台券をキャンセルしてくるんです。選り好みは出来ませんがそのタイミングを狙って寝台券を取っていたんです…万が一キャンセルが出なかったら飛行機を使えば良いと…。
 
結局、飛行機を使う事は1度もありませんでしたが…
 
メゾネット スイートは「カシオペア」のみに設定された寝台個室で言葉通りに室内は2階構造になっています。1号車と2号車に3室づつ計6室ある個室で、なかなかキャンセルがでないレアな個室ですが…この時は平日なのと観光シーズンから外れた時期だったからかも知れません…?
 
座席は2階部分にあり3人まで利用可能…通路側に液晶モニター、照明スイッチ類、ごみ箱、ワゴンサービス案内灯などがある他、扉を開けるとトイレ/洗面台とシャワー室が備わっています。サービスコンセントは洗面台付近に1つしかないので延長コードを持参して座席でノートPCを使ってました。
 
液晶モニターはビデオ放送やBSが一応見れましたが、GPS表示もあるので夜中でも何処を走っているのか判るのが良かった。
 
トイレと洗面台は全ての個室に付いてます。
 
室内にシャワーがあるのはスイートとデラックスの個室だけ。他に列車内には共用シャワー室が2カ所にあります。
 
1階部分はベッドルーム。奥行きが浅いながらクロークもあります。3人で使う場合は2階座席を補助ベッドとして使う事になります。
 
乗車するとアテンダントさんがウェルカムドリンクのアルコール類を個室まで持ってきてくれます。「私はお酒を飲まないので…」と断っても「お土産にお持ち帰りください」と言われるので、いつも持って帰りました…スイート以外の個室ではお茶かジュースが貰えました。
 
さて、12号車のラウンジカーは半室が共用展望席になっていて空いていれば誰でも座れます。本来は電源車なので床下にディーゼルエンジンと発電機がある関係でハイデッカー(高床)になってます。12号車には売店(19時~22時と6時過ぎ~8時くらいに営業)もあるし、11号車側に共用トイレもあるので便利でした。
 
売店は飲み物(ワイン、ビール、日本酒、コーヒー、ジュース等)、お菓子、アイスクリーム、お土産類、グッズ等を売ってました。ワゴンサービスもあってお弁当、飲み物、お菓子等を買うことも出来ました。
 
3号車のダイニングカーは4人用、2人用テーブルがあって予約制のディナータイムと予約なしで使えるパブタイム、そして翌朝のモーニングタイムがありました。他に入口カウンターで飲み物(ワイン、コーヒー、ジュース等)やグッズ販売も行ってました。
 
それでは出発!
 
続く…