(回想)寝台特急サンライズ…初めての美保基地航空祭 | type-hideのブログ

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自衛隊イベントをメインに、アチコチで見たこと、撮ってきた画像を綴ってみたいと思います…が、イベントが無いので今はFF14の世界を楽しんでます。

回想シリーズを続けます…ランダムに(覚えてる時の)自衛隊イベント絡みの列車旅…
 
2009年3月に乗った「北斗星」で寝台列車に興味を持ったので、他の寝台列車にも乗ってみようと調べてみました。この頃はまだ陸自イベントに行くことはしていなかったので、航空祭遠征の移動手段として乗れる列車はないかな?…と。

そこで浮かび上がったのが米子空港/美保基地で5月に行われる航空祭… 美保基地はファイターベースではないので航空祭には行った事なかったけど、東京から岡山・米子経由で出雲市まで走る「サンライズ出雲」という列車があるので乗ってみることにしました…一石二鳥。
 
もっとも、既に「サンライズ瀬戸」には乗車済で瀬戸大橋も渡ってますし、これ以降も数回乗ってますが…それはまた別の話。
 
東京駅での「サンライズ瀬戸/出雲」。2020年でも唯一の毎日運行している寝台特急で1人用個室が主体の列車、東京から高松に向かう「サンライズ瀬戸」と出雲市に向かう「サンライズ出雲」が各7両編成で岡山までは14両編成で運転。岡山駅で分割・併結します。金毘羅参りや出雲大社参りに便利ということで今でも人気の列車です。
 
飛行機で移動する方が時間も料金も節約できますけど、鶴マークの飛行機は羽田~米子路線ないしなぁ… この頃は時間も予算も余裕があったので、寄り道をする!という贅沢が出来た頃……
 
「サンライズ出雲」は東京駅を22:00に出発して出雲市駅には翌朝の09:58に到着。都内や近県でも仕事を終えて夕食をゆっくり食べても出発時間に間に合います… ANA便なら羽田09:00~米子10:15で行けちゃいますけどね…
 
この時に使ったのは1人用B個室シングル。個室には数種類あって1人用B個室はソロとシングルの2種、1~2人兼用B個室、2人用B個室、1人用A個室シングルデラックス、座席扱いのノビノビ座席(カーペット敷)があります。
 
1人用B個室シングル車両の通路。内装についてはミサワホームとの共同開発なので列車というよりビジネスホテルみたいな雰囲気です。シングルを備える車両は2階建構造なので個室内で立ち上がっても問題ありません。
 
2階シングルの個室内。ベッドとテーブルの他にごみ入れ用ビニール袋、クリアカップとサービスコンセントが1つ、そして浴衣があります。荷物スペースが少ないのが難点かな…
 
ソロのある車両は平屋構造で個室の天井は低いのですが、共用スペースのミニロビー(左右に4席づつ)とシャワー室1室、飲料水の自販機が備わっています。
 
シャワーを利用したい時は車内の券売機でシャワーカードの購入が必要です…この頃は車掌から購入でした.。A個室のある車両にはA個室専用シャワー室があり、A個室の乗客なら無料で利用できますし、洗面具一式が入ったアメニティーもA個室のみ付いてます。
 
サンライズには食堂車は無く、ワゴンサービスも無いので食料は乗り込む前に調達しておかなければなりません。岡山駅での列車分割・併結時にホーム売店で買うことも出来るけど…停車時間が短いので写真なんか撮ってたらアウト!
 
「サンライズ出雲」は岡山からは倉敷を通ってから伯備線経由で米子に向かいますが、伯備線内で個人的に行ってみたいのが備中松山城のある備中高梁駅と、
 
JRでは数少ない人名が駅名の由来になっている方谷駅…由来元の山田方谷は一般的な知名度は低いかもしれないけど小惑星に命名されるほどの幕末期の学者です。
 
長閑な中国山地の山間を抜けて列車は走ります。
 
米子に近づくと中国地方の名峰「大山」も遠くに見えます。
 
米子駅には09:05着。終点まで乗りたいので一旦通過です。
 
米子を過ぎると島根県に入ります。しばらくして見えてくるのは宍道湖。
 
終点の出雲市駅には09:58に到着です。山陰方面に行ったのはこの時が初めてでした。
 
出雲市駅の外観。JRでの出雲大社の玄関口だけにかなり立派ですが、駅前に飲食店とか無いんだよねぇ…
 
続きます。