その頃、F-15は展示飛行のための機体点検が始まります。百里にはF-15用のラダーや作業台が無いのでT-4用のラダーを使っていましたが…高さが足りない(^_^;;; F-15には格納式ラダーが備わっているので外部ラダー無しでも機体に上がることは出来ますが…脚の長い米国人に合わせてあるので段差が広く、体格の小さい日本人ではボルタリング並み…
397号機がランプイン。胴体中央に偵察用のTACポッド、胴体左前部のAIM-7用ステーションにECMポッド(AN/ALQ-131/(V))を装備。
洋上迷彩の901号機も帰ってきました。ハンドサインで誘導されるシーンは個人的に好むところではあります。
エンジンカット!のハンドサインなんだけど…「バンザーイ なしヨ…」に見えちゃう(^_^;
オペレーションに戻るRF-4のパイロットとナビゲーターのコンビ。後ろでは機体整備が始まってます。以前は機体も整備員も偵察航空隊として独立していましたが、今は機体、整備員は第7航空団の所属となってます。
撮影したフィルムを偵察情報処理隊のところに大急ぎで持っていきます。
その最中に百里救難隊の展示が始まっていました。援助物資を投下するU-125A。
要救助者をピックアップするUH-60J(SP)。この579号機からチャフ/フレア・ディスペンサーやミサイル警報装置が追加されてコンバット・レスキューでの自機生存性を高めた機体になってます。
その横でF-15Jが出撃準備が行われていました。タイムスケジュールを見ると隙間が多いように見える飛行展示だけど、実際にはタイトなスケジュールになってます。見る方も忙しい(^_^;
普通はアーミングエリアでピン抜き作業を行いますが、時間節約でエプロンで安全ピンを外します…まぁ、武装している訳じゃないので誤射することは無いし。
827号機は比較的初期に配備された機体。キャノピー後方に空調排気口があるので未近代化改修(Pre-MSIP機)ですね。
茨城空港ターミナルをバックに離陸していくF-15J。外柵沿いにもギャラリーがいっぱいです。
未近代化改修機と言っても電子機器類のことなのでエンジンは近代化改修機と同仕様なので飛行性能は変わりません。
F-15の展示飛行はエプロン地区から見てる限りは…高度が高いなぁ…旋回が遠いなぁ…ゲストだから遠慮してんのかな?という印象でしたね(この時は)
展示を終えて戻ってきたF-15。エプロンから撮ってますがチョットだけタクシーウェイ上での姿が撮れました。
次はブルーインパルスですが…続く。