訓練展示の準備で敵役となる74式戦車が移動です…一応は模擬戦闘の形態でも内容的には装備紹介。旭川の展示エリアは広いけど通り抜けができないので種類が多いだけに登場してもスグに退場と…出番が少ないです。
ヘリ部隊も訓練展示には参加しますが一旦着陸です…でもエンジンカットはしません。
この時点でそれまで無かった立ち入り禁止の虎縞ロープが展示場前に張られてしまいテンション急降下…今張らなくても良いのにぃ!
最初はUH-1Jから偵察要員のリペリングから開始です。道北の地形からすると海岸部に上陸した敵を察知されずにヘリが近づけるのは山影になるところ…長い距離を徒歩で移動だし、孤立無援になるのでレンジャー資格がないと?
UH-1Jは援護用にもう1機飛んでいて、それにはMINIMI機関銃のドアガン付き。
第2偵察隊のオートバイによる偵察行動。公道では走れない戦闘帽を着用してます。
バイク隊が接敵したため87式偵察警戒車が威力偵察に出動。第2師団は総火演で見れる装備の殆どを持っていますが、それを活かすには敵の位置、戦力、進撃路を的確に把握することが重要…ということは担当する範囲の地形を覚えておかないと…ってことになる。
ここで通信大隊の車両が登場。敵の通信に妨害をかける装置のようです。あまり見ない展示なので貴重と言えば貴重…電子妨害はタイミングが重要な頭脳戦。
偵察隊によって敵位置が判明したので特科による遠距離攻撃を行います。99式自走155mmりゅう弾砲が2両出てきてくれましたが、空包射撃はその後方に待機していた別車両で実施。
更に近寄って普通科の120mm迫撃砲RTでエリア制圧の攻撃を行います…展示には出てこないけど着弾観測は誰がやるの? 対迫レーダや対砲レーダで着弾位置は判るかもしれないけど、攻撃効果は目で見ないと判らないよね?
そうなると敵のヘリや無人機が迫撃砲陣地に反撃してくるので対空用に93式近SAMと87AWが迎撃。
侵攻してくる敵戦車や装甲車両に対しては96式多目的誘導弾システムと中距離多目的誘導弾、そしてAH-1Sとの3段構えで攻撃。
もう1回続きます。