観閲行進が始まる前に空自第2航空団の祝賀飛行が実施されて、今年は第203飛行隊が担当でした。
最初は2機編隊からオーバーヘッドアプローチでブレイク。
空自千歳基地と陸自東千歳駐屯地は直線距離で約5km程度しか離れていないので、F-15がR/W36側で離陸するとアフターバーナーを使った離陸音が駐屯地でも聞こえます…この時期はだいたい北風なので殆どR/W36です。
さて、部隊指揮官の乗車する10式戦車を先頭にして観閲行進開始です…多種多様な車両が参加してますが写真では極1部のみ…。
指揮官車より僅かに早く第7飛行隊のUH-1JとAH-1Sが編隊航過。北海道胆振東部地震の時に情報収集のために真っ先に現地に向かったのはこの部隊のUH-1Jです(最も早く現地に向かって飛んだ自衛隊機は三沢でアラート待機中だった3SQのF-2) それにしても観測ヘリが参加していないとは…う~ん!
最初は第1高射特科群のうち東千歳に駐屯している第301高射中隊。
北部方面隊直轄の第1電子隊。現場レベルでの通信傍受と通信妨害を任務とする部隊です。
北部方面隊隷下で東千歳に駐屯している第1陸曹教育隊が装備している中距離多目的誘導弾と120mm迫撃砲RT。
第7化学防護隊の化学防護車。装甲車両で緊急自動車扱いに出来るのって化学防護車とNBC偵察車くらいですかね?
通信隊もいろんな装備を持っていますが…外見からは何する装備なのか全く判りません(^_^;;;;
主力部隊に付き添う第7後方支援連隊もいろんな装備を持ってます。
第7師団でもまだ78式戦車回収車を持ってたんだ…ちょっとビックリです。90式や10式戦車を牽引すること以外ならいろいろと使えそうです。
偵察隊の中で唯一90式戦車を装備している第7偵察隊。味方機甲部隊の先陣として威力偵察を行うんですね…ちなみに、九州では16式機動戦闘車を持つ第4偵察戦闘大隊が編成されました。
みんな大好きガンタンク…第7高射特科連隊の87式自走高射機関砲。もはや地球連邦軍にしか見えない…
第7高射特科連隊のうち第5と第6高射中隊が装備している81式短SAM(改)
第7特科連隊の99式自走155mmりゅう弾砲。第7特科の警備・災害派遣担当地域には昨年の北海道胆振東部地震で被害の大きかった安平町、むかわ町、厚真町が含まれていますので第7特科連隊の初動対処部隊が素早く動いています。
第7施設大隊の82式指揮通信車と73式装甲車。この部隊も第72戦車連隊、第7特科連隊と共に早くから人命救助、給水支援のため厚真町に向かっています。むろん重機を使って土砂に埋もれた家屋や道路等の復旧作業も行ってます。
第11普通科連隊の89式装甲戦闘車。総火演が近くなるとこの部隊から車両が引き抜かれるんだそうです…滝ケ原から持って行くんじゃないんだ…
96式自走120mm迫撃砲ってなんとなく王蟲に似てる…怒らせると怖いかも??
そして、やってきました怒涛の大戦車軍団! 最初は第71戦車連隊からです。
戦車を走らせると土埃で見通しが悪くなるので少し間をあけて次の第72戦車連隊がやってきます。やっぱり土煙で後ろの車両が見えない…モクモク作戦です!(いや、それは…)
最後は第73戦車連隊…地響きが凄くて大迫力の行進…これぞ東千歳!これが機甲師団!
続く…