訓練展示(模擬戦)の後半
味方戦車が被弾して行動不能に…見どころはここから。自分はカッコ良い写真を撮りたいだけなんだけど、模擬戦闘とは言えなぜこうなるのか?は出来るだけ知っておきたい。意味が判って撮る方が面白いじゃないですか! …空自の航空祭での飛行は性能展示だけだからあんまり考えないけどねぇ(^_^;
傷ついた仲間をフォロー。実際であれば指揮官は1番判断の迷う現場状況で、敵の勢力が強い場合、その場に留まれば全滅です…端からは何とでも言える場面で、現場ではどう判断するか?非常に難しい場面だと思います。
被弾した戦車を救出すべく90式戦車回収車が出動。戦闘が終わった後に回収作業をするなら問題ないけど、戦闘中に作業を行うとなると作戦が要りますね。とりあえず特科による支援射撃を行うのでここでは花火による演出がありました。
その作戦の1部として回収作業を援護するべく味方増援部隊が投入されます。鹿追では残存戦力は正面から、増援戦力は側面から援護を行います。
で、敵戦車も被弾…敵とは言え正面にばかりに気を取られて周囲の状況を見ておかないとこうなります。こういう時にC4Iシステムが整備されていると凄ーく便利なのですが…。
被弾した戦車が牽引回収されていきます。90式戦車と90式戦車回収車の足回りは転輪の位置が微妙に違うので全く同一ではないのは知ってますが…なんで90式戦車の転輪が等間隔じゃないのか?教えてくれません…気になるぅ~っ!
正面の援護戦車も回収に同調して後退しますが、側面の援護車両は敵が前進してこないように現状維持。この間に主力戦車部隊が攻撃準備をしています…まぁ、支援部隊の90式戦車回収車が来てるってことは主力も来てるってことだけど…


主力部隊が前進してきます。ホントはこんなに堂々と行進することは無いハズですが…今回狙っていたのはこのショット。ホントはもう少し右側にカメラポジションを取りたかったけど、これ以上は行けない位置(^_^;


4両とも配置についたところで進撃開始。同軸機銃での制圧射撃をしながら敵陣に進攻です。1つのフレームの中に戦車が何両も収って、しかも背景に建物が写らない訓練展示はなかなか無いので、鹿追の記念行事は貴重です。


もう1回続きます。