観閲行進の最初は部隊指揮官が乗車する90式戦車。この90式は大隊本部の車両で、後で本部に戦車が必要なのか?と尋ねてみたら「大隊長が乗る戦車も必要なので」とのことでした。
随伴する96式装輪装甲車は第5後方支援隊隷下の第2整備中隊(戦車直接支援小隊)。96式は他に第5戦車大隊所属の車両も観閲行進に参加しています。
同じく戦車直接支援小隊の重レッカ。戦車を牽引することは出来ませんが、砲塔を持ち上げることは出来ます。
他駐屯地からのゲスト参加の車両は無いですが、矢継ぎ早にいろんな車両が来ることは無いので落ち着いて写真を撮れます…
やたら存在感のあるアンテナを付けている軽装甲機動車。写真で見る限り90式戦車と同じアンテナです。
ここから戦車軍団…各中隊からは1個小隊単位(4両)での行進です。東千歳を除けば戦車の行進は単縦か2列縦隊が普通なので独特の絵が撮れるけど、4両を同時に収めるにはカメラの位置を変えるか?広角系のレンズが必要。
行進時には第5戦車大隊が警備/災害派遣担当している地域(鹿追町、新得町、清水町、士幌町、上士幌町)の行政旗を掲げています。2016年8月では台風で大きな被害のあった新得町と清水町に第5戦車大隊が災害派遣に出動して、9月の第5旅団創立記念行事で観閲行進に参加できなかったのは記憶に残っているところです。
この行政旗は説明なくても鹿追町だと判った(^_^; ちなみに、第5戦車大隊の部隊マークも鹿の角がモチーフです。
最後は指揮官車が観閲台の前に来て終了報告を行います。一昨年は90式戦車で派手なドリフトをしてくれましたが、その後に動けなくなったこともあってか?…今回はドリフト無し…。
大隊旗を靡かせながら退場。やっぱり戦車は疾走する姿がカッコ良い!
そして訓練展示が始まります…続く。