鹿追駐屯地は戦後に鹿追町の誘致により新設されたもので、近くに然別演習場があるものの北海道の陸自駐屯地としてはそれほど広くはありません。
第5戦車大隊は第5旅団に属しますが3個の戦車中隊を持っていますし、大隊本部にも90式戦車が配備されています。旅団規模(約3500人)の組織で戦車中隊が3個というのは陸自では異例の多さです。
記念行事の式典は10時からなので、それまで少し付近をウロウロと…ジッとしてると寒いし…
観閲式会場の近くにはシートで覆われた90式戦車がアチコチに置かれています。なんか…突撃砲みたいなシルエットです。

並んでいる90式戦車を見ていたら何やら煙が出ている…何をしているのか聞いてみたら”ディーゼルなのでエンジンを温めている”とのこと…

それにしてもマニア的な観客の少ないこと…9時半でもこの状態…だから急いで来なくても良かったのに(^-^;;;; 式典が始まれば増えてきますが、その大半は隊員の家族ですからねぇ…

参加人数が少ないこともあって式典直前になってから隊員が並びます。

観閲官は駐屯地司令兼大隊長で巡閲の後は訓辞です。来賓祝辞は鹿追町長だけでした。他の行政関係の来賓は代理人が多かった…

観閲行進準備の号令がかかります。部隊指揮官は副大隊長です。

戦車に乗り込む搭乗員。戦車部隊の隊員には銃床が折畳式の89式小銃が支給されていますが、操縦席に持ち込むのは大変そう…

指揮官車を先頭に移動します…車両数は多いとは言えませんが、重量的に言えば十分な数(^_^;

雪が降ってはいますが傘の必要無い乾いた雪なのは良かった…。

土埃と雪で綺麗な画像にはならないけど、戦車はそれで良いのです。

続きます…