F-4EJ改 最後のIRAN | type-hideのブログ

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自衛隊イベントをメインに、アチコチで見たこと、撮ってきた画像を綴ってみたいと思います…が、イベントが無いので今はFF14の世界を楽しんでます。

4月11日の名古屋空港でF-4EJ改では最後となったIRAN(定期整備)が終わったそうです。最後のIRANから出てきたのは岐阜の357号機。量産型EJ改の初号機でもある357号機がIRAN最終機というのも運命ですかね? IRAN後に岐阜に帰っていく姿を見ようと多くのファンが来ていたとか…その時、F-4の整備に関わった三菱の社員さん達はどんな思いだったでしょうねぇ?
 

2004年10月17日 岐阜航空祭で撮影したF-4EJ改の357号機。

 

IRANは飛行時間または経過日数により定期的にメーカー工場で行う機体のオーバーホール。空自のF-4は三菱重工が行っていました…もう三菱で分解整備されるF-4はありません。
 

以前に1度だけ分解整備を終えてテストフライトに飛ぶF-4を撮りに行った事がありました。

 

IRANが終わって空自に引き渡されたF-4EJ改の試作改修機だった431号機(2004年2月15日)

 

三菱のパイロットによりテストフライトに向かう362号機。

定期整備の2回に1回は塗装も全面塗り直してくれますが、この時のF-4はツギハギだらけの状態に…当時の8SQの一部に塗装された洋上迷彩は研究目的の部隊独自のものでした…飛行教導群のF-15もそうだけど、空自とメーカーで交わされた契約で標準塗装しかしてくれません…まぁ、通常はIRANに出す前は部隊マークを消してから名古屋に持って行きますし、独自塗装は部隊側で落とすそうなんですが全面塗装だったのでそのまんま持って行ったら、パネルを外して塗装が剥がれたところだけ通常塗装で戻された(^_^;
 

現時点でF-4を使っているのは百里基地の301SQと501SQの2個飛行隊…と岐阜基地の飛行開発実験団だけ。百里のF-4は2020年で運用終了予定ですが、岐阜のF-4はその2~3年先までは飛ぶかもしれませんが、最後の時がいよいよ近づいたって事です。