駅舎の修復作業を終えて3月10日にグランドオープンしたばかりの門司港駅を見てきました。街全体が大正レトロ調な建物が多いので、その代表的な建築物になってます…駅舎で重要文化財って珍しい。
単純に古い駅舎を現在も使っているのは肥薩線とかにも多いけど、装飾を施した優雅な建築物となると少ないんですね…
全ての施設が建築当時と変わらないという訳ではなく、元1・2等車用の待合室は「みどりの窓口」と観光案内所になってたりします。

以前から設置されていた構内にある0キロポスト。かつては九州の表玄関だった駅なので鹿児島本線の起点がここにあります。

改札口は古いものも残ってますが通常は使われていません…団体客用には使うかな?

今の待合室は元手荷物取扱所。出入口も見た目は古風ですが自動ドアです。

関門連絡船があった頃に使われた地下連絡道の入り口。右手の土台のようなコンクリート構造物は戦争中の監視所として作られたもので監視窓が残ってます。

駅舎2階は貴賓室が公開されていました…今後は団体客用の待合室として使われるみたいです。

屋根裏の一部は見られるようになってました。

往年の貫禄でホームもやたら長いです。門司駅港駅を発着する優等列車は特急「きらめき」くらいですがデラックスグリーン席や4人用個室(1人利用可)を備えた定期列車です。

この日、どうもカメラをぶら下げた若い鉄道マニアが多い…古い駅舎に興味があるようには見えないが…と思ったら豪華列車「ななつ星」が来ていました…狙いはこれだったか!

仕事の空いた時間で立ち寄っただけなのでゆっくりとは見れませんでした…次に行けるのは築城航空祭の時かな?