北見峠越え | type-hideのブログ

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自衛隊イベントをメインに、アチコチで見たこと、撮ってきた画像を綴ってみたいと思います…が、イベントが無いので今はFF14の世界を楽しんでます。

この日は上川駅から北見峠を越えて遠軽駅まで追掛ける…つまり試し撮りの主目的である夜間撮り…試し撮りの本番(なんだそれ?(^_^;)。
 
今回で3回目ですが毎回カメラが違ってる…最初はEOS 7D2(これで夜間撮影は辛すぎる)、次はD500(万能的に使えるけどAPS-C機)、そして今回はEOS 6D2(連写速度は遅いけどフルサイズ機)。
 
上川駅を出発するのは夕方。ここから本格的に北見峠に挑むことになります。少しの区間だけ線路と国道273/333号が並走する区間があるのでいくつかのポイントで列車を迎え撃ちます。
 
国道とは言っても更にバイパスとして高規格道路の旭川紋別自動車道があるし、超が付くほどの人口希薄地帯なのでこの道路を走る車は殆どありません。JR駅も現在は上川駅の次が白滝駅になっており、JR在来線では最も駅間の長い約37kmの距離があります。
 
峠を貫通する石北トンネルからは鉄道と国道が並走する区間は無いので、浮島~白滝間は旭川紋別自動車道を使ってショートカットして白滝駅で排雪列車を待ち受けます…今は便利になりましたが、こういったインフラが無かった頃ってどんだけ苦労したことか…
 
白滝駅に着いた時はもう日が暮れて辺りは真っ暗。構内は大きいのに無人なので映画のセットのようです。
 
通常でも排雪作業は白滝駅までで除雪板を操作する保線係員はここで下車します。ラッセル車は留置される遠軽駅までは回送扱いで走ります(今回は全区間で回送でしたが…)
 
白滝付近は大昔から黒曜石の産出地。黒曜石製の石器が発見されていて駅の待合室でも展示されています…初めて見たときは赤味がかっていたので辰砂(賢者の石)かと思った…個人的には黒曜石で作られた星座図が欲しいですね!
 
辺りが真っ暗になってもラッセル車を追撃…白滝駅から次の丸瀬布駅までは約20kmありますが国道とほぼ並走…しかし、沿線には街明かりどころか民家もありません。
 
ここで上手く撮れるか?が問題なのです…とりあえず連写しまくりがタイミングを外しまくり…
 
丸瀬布駅、瀬戸瀬駅ともラッセル車は運転停車しますが、こちらは遠軽駅まで先回り…19時までに遠軽駅に着ければ窓口が開いているので御当地入場券が買える!…ギリギリで買えました(^_^;
 
遠軽駅ではラッセル車が到着した後に1番線と2番線の間にある中線に貨物列車が入ってくるのでノンビリとは撮れないね?なんて言ってたら貨物列車が先に…え~っ!?
 
貨物列車は編成が長いのでラッセル車は見えないかな?とホーム端まで歩いていたらラッセル車が到着…しかも、最も離れた3番線に入線(昨年までは2番線だった)
 
貨物列車は早めに旭川方面に出発にしてくれましたが、ラッセル車の停車位置がかなりホーム寄りになってました…画角が限られてる。三脚使ってバルブ撮影すればもっと綺麗な絵になったかも?…それじゃ意味が無いのよ…那覇エアーフェスタで夜に動く機体を綺麗に撮りたいことが最終目標なんだから。
 
これでミッション終了。宿の旭川に戻ります…まだ続く