この日は上川駅から北見峠を越えて遠軽駅まで追掛ける…つまり試し撮りの主目的である夜間撮り…試し撮りの本番(なんだそれ?(^_^;)。
今回で3回目ですが毎回カメラが違ってる…最初はEOS 7D2(これで夜間撮影は辛すぎる)、次はD500(万能的に使えるけどAPS-C機)、そして今回はEOS 6D2(連写速度は遅いけどフルサイズ機)。
国道とは言っても更にバイパスとして高規格道路の旭川紋別自動車道があるし、超が付くほどの人口希薄地帯なのでこの道路を走る車は殆どありません。JR駅も現在は上川駅の次が白滝駅になっており、JR在来線では最も駅間の長い約37kmの距離があります。


峠を貫通する石北トンネルからは鉄道と国道が並走する区間は無いので、浮島~白滝間は旭川紋別自動車道を使ってショートカットして白滝駅で排雪列車を待ち受けます…今は便利になりましたが、こういったインフラが無かった頃ってどんだけ苦労したことか…


白滝駅に着いた時はもう日が暮れて辺りは真っ暗。構内は大きいのに無人なので映画のセットのようです。
白滝付近は大昔から黒曜石の産出地。黒曜石製の石器が発見されていて駅の待合室でも展示されています…初めて見たときは赤味がかっていたので辰砂(賢者の石)かと思った…個人的には黒曜石で作られた星座図が欲しいですね!


辺りが真っ暗になってもラッセル車を追撃…白滝駅から次の丸瀬布駅までは約20kmありますが国道とほぼ並走…しかし、沿線には街明かりどころか民家もありません。
ここで上手く撮れるか?が問題なのです…とりあえず連写しまくりがタイミングを外しまくり…
貨物列車は早めに旭川方面に出発にしてくれましたが、ラッセル車の停車位置がかなりホーム寄りになってました…画角が限られてる。三脚使ってバルブ撮影すればもっと綺麗な絵になったかも?…それじゃ意味が無いのよ…那覇エアーフェスタで夜に動く機体を綺麗に撮りたいことが最終目標なんだから。


これでミッション終了。宿の旭川に戻ります…まだ続く