百里航空祭2018 その1 | type-hideのブログ

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自衛隊イベントをメインに、アチコチで見たこと、撮ってきた画像を綴ってみたいと思います…が、イベントが無いので今はFF14の世界を楽しんでます。

2009年3月に那覇基地から百里基地に移動してきた第302飛行隊ですが、今年度末をもってF-4EJ改からF-35Aに機種改編となるため今回の航空祭が長年親しんできた尾白鷲ファントム達を間近に見る最後のチャンス。
 
今回の百里航空祭は実質2日間。12/1の土曜日に招待者のみを基地内に入れての各種展示。12/2の日曜日は同じ内容での一般公開。土曜日は基地内に入れないとは言え、飛行展示が外からでも見ることが出来るのが空自イベントの良いところ(^_^;
 
ブルーインパルスは新田原に行っていますが、F-4ファントムを装備する飛行隊が3個あるのは今回が最後ということで注目度は高かった。
 
2010年に茨城空港が併設されるまで百里基地に行くのはホントに不便なところだったなぁ。最寄りのJR石岡駅から約13キロ離れてるし、行っても周囲に商店がなかったし…まぁ、戦闘機の基地としては好条件なんでしょう。基地のフェンス際で写真を撮れるのも自衛隊が黙認してくれているからですが、外国だったらマジに拘束されちゃいます…三沢基地(米軍管理なので)も同様
 
土曜日は仕事の都合で早朝から行くことが出来なかった…ので、上野駅から特急に乗って約1時間、そこからタクシーを使いましたがお昼前に空港には着きました。なんとかF-4による模擬対地攻撃の展示には間に合いました。空港行の路線バスも1時間に1本程度は出ていますが…間に合わないとの判断です。
 
天気が良くて暖かい日だったのは良いけど、空港から離れた場所に行く余裕は無いので南側にある公園で見てると…ド逆光(-_-) 特別塗装機なのに…
 
特別塗装機は翼下タンクも併せてペイントされています。F-4の場合は翼下タンク付が通常仕様(納品形態)でIRAN(機体定期修理)時もセットで行われます。
 
対地攻撃の飛行パターンは空港上空を通過して管制塔に向かっていくので、空港で撮っているとほぼ真上を通過していきます…
 
午前中の締めは小松の303SQからF-15Jがソロによる機動飛行。ということは今は306SQが小松でアラートに就いているのかな?
 
このF-15Jには後方警戒装置が付いてますがJ-MSIP機のリストにありません…飛行開発実験団に所属していたときに試験的に改修されたようです。
 
増加タンクを2本付けて攻めた機動飛行を行えるのは強力なエンジンパワーがある証…
 
午後の飛行展示は2回。最初は301SQがF-4×2機で機動飛行。増加タンクを付けていないので高機動してくれる!と言ってもF-15やF-2のような鋭い機動は出来ませんけど…。
 
アレスティングフックまで下してのローパス。F-4で低速飛行はかなり難しいハズで…おそらく失速ギリギリだと思います。見た目はシンプルですがパイロットの操縦技量の高さが判ります。
 
最後は偵察航空隊の501SQがRF-4E×2機での機動飛行。RF-4Eはセンタータンクを付けていますが、このタンクはF-15のセンタータンクと同様でG制限は6Gまでなので割と高機動できます。
 
RF-4Eの標準塗装は3色迷彩で通称は「松葉色」。陸地を飛んでいる時は効果はあるでしょうが、海の上だと目立つだろうねぇ…やっぱり。
 
洋上迷彩のRF-4Eの905号機。元々は8SQがF-4を装備していた時代にF-2の迷彩パターンを参考にF-4に合わせて部隊で塗装したものです。IRANでもメーカー側はこの色には塗り直してくれません。(もっとも機体塗装の全面塗り直しはIRANでも毎回では無いそうです…2回に1度くらいかな?)
 
一応の飛行パターンは判ったので、石岡駅行きのバスが来るまで空港で休憩しようかな?と思ったら駅行きの臨時バスが出ている(さすがに定期便だけでは対応できないくらい見学客が多かった)ので混んでましたが乗りました。路線バスのコースなのでマンネリ渋滞の県道219号を通るのですが割と普通に駅まで走ってくれて助かった。
 
翌朝は東京からでは間に合わないので数駅離れたホテル泊まりです。
 
続く