上富良野の模擬戦闘は敵艦船に対しての対艦ミサイル攻撃から始まります。
西部方面では既に12式地対艦誘導弾に更新されているけど、東北および北海道の地対艦ミサイルは88式を使っています。
海から遠く離れている上富良野に対艦ミサイル部隊というのは違和感ありますが、ミサイルの射程距離が長くて地形追随機能もあることや、北海道のほぼ中心地にあるため全方向に進出できる利点があるとのこと。
とは言え、北海道には北千歳と美唄にも地対艦ミサイル連隊があります。
今まで74式戦車の参加は1両だけで煙幕を出したりしてましたが、今回は2両が参加していました…でも、煙幕はなし。
軽装甲機動車と90式戦車で敵上陸部隊を迎え撃ちにかかります。
90式戦車で攻撃。開門時に雨が降ったので地面は湿気っているハズなんですが、やはり土煙は上がるんですね。
偵察バイクによる斥候と…
軽装甲機動車による強行偵察で状況確認。
敵の陣地に対して打撃を与えるために特科部隊の203mm自走りゅう弾砲が出動
MLRSも停泊している敵艦船の攻撃のため配置に着きます。現在ではクラスター弾頭を自衛隊は保有できませんが、GPSによる精密誘導で攻撃が出来ます。
戦車部隊を支援するため第2対舟艇対戦車中隊の96式多目的誘導弾システムが展開。システムが大掛かりなため中距離多目的誘導弾ほど小回りが利きませんが10km以上離れた敵も攻撃できます。
203mm榴弾砲の射撃。流石に大きな音…もちろん空砲ですが地元の協力なしでは出来ませんね。
MLRSの射撃体勢。203mmと交互に陣地転換を行って敵からの反撃を受けないようにします。
もう1回続きます。