装備車両の観閲行進がはじまります。
陸自の対空能力は部隊の移動先で局所的ではあっても空自の防空システムように多くの部隊間の情報網と指揮/統制システムが必要なため、装備も多種多様になってます。
03中SAMをランチャーごと装填する運搬車。
直接支援中隊の野整備器材。陸自部隊は布陣すると駐屯地に戻らないので、ある程度は現地で装備類整備をしなければなりません。
3.11震災以降は一般的にも関心が高くなった野外炊具1号。陸自の後方支援装備や物資運搬能力は災害時でも頼りになる装備。
73式中型トラックに牽引される1t水タンクのトレーラー。
1トン半救急車。
高射学校の82式指揮通信車。
上部組織および各情報に基づいて高射部隊の指揮統制を行う対空戦闘指揮装置。
低空用レーダ装置 JTPS-P18。
中高度から高高度用の対空レーダ装置 JTPS-P14。
11短SAM用の射撃統制装置を搭載した3トン半トラック。空自も基地防空用地対空誘導弾用に同じ射撃統制装置を使っています。
11式短距離地対空誘導弾(通称は11短SAM)の4連装発射装置。
93式近距離地対空誘導弾(通称は近SAM)は91式携帯地対空誘導弾の弾体を8連装ランチャー化したもの。
03中SAM用の射撃統制装置。車体は重装輪回収車から派生化したもの。
03式中距離地対空誘導弾(通称は03中SAM)の6連装ランチャー。
ホーク地対空ミサイルを運用するための構成ユニットの一つであるイルミネーターレーダー。
ホーク地対空ミサイルの3連装発射機。
高射学校高射教導隊の96式装輪装甲車。
最後は今回唯一の装軌車両である87式自走高射機関砲(87AW)。
87AW装備している部隊は北海道の第2、第7師団のみだけど、北海道には03中SAMと11短SAMはまだ未配備なので、今のところ対空車両を1度に見れるのは下志津だけ。
次は対空訓練展示です。